日曜日、
予報では、昼から雲行きが怪しいようだ。
こんな日は、山登りは諦め・・・
ないんだなぁ。
「鷹取山にでも行くか、、、車で。」
耳納連山は、誠に重宝な山だ。
耳納スカイラインと言う道路が、各頂きの直下を走っていて、
麓から登山道を登らなくても、どの山頂にも、道路からならものの1~2分で登れるのだ。
そんなもん、山登りとは言えない?
うんにゃ。これいいのだ。
耳納スカイラインを行く。
・・・車で。
この日、初めて気づいたのが、この道がずっと、桜の樹に彩られているという事だ。
今まで何度もこの道を歩いたが、気にも留めなかったよ。
残念ながら、山桜は盛りは過ぎていた。
この道を、未明に自宅を出て、鷹取山まで縦走したのは、もう一昨年になる。
きっと来年は、山桜の時期に縦走しよっと。
代わりにと言っちゃなんだが、名も知らぬこの桜が、丁度開花時期を迎えようとしていた。
道路わきに車を止めて、ちょいと登る。
1分で、発心山頂上だ。
なにか。
「ショウジョウバカマ見っけ!」(家内)
白い可憐な花が、山肌に張り付くように咲いている。
この花は、ピンク色に変わりつつある。
ショウジョウバカマも、もうすぐその時期を終えるようだ。
更に進む。
ハングライダー発信基地。
飛んではいないとは思うが、滑走路まで登ってみよう。
スミレ
ワラビがニョキニョキと。
カキドオシ
ここが滑走路だ。
やっぱり飛んでいないや。 こんな天候だもんね。
一度飛んでいる所を見てみたいな。
脇を見やると、
うわ!
びっくりした。
藪の中に、白い仮面が。
何のために、ここに?
このマスクを付けて飛ぶとか?
更に車を走らせると、
鷹取山山頂だ。
耳納連山最高峰。
一昨年のあの時は、ここから駅までの10km程の道程を、ダッシュで駆けて行ったが、
ほんの数分差で列車に間に合わず、骨折り損のくたびれ儲けを地で行った事を思い出す。
この頃になると雨が本降りに。
とっとと降りて、あそこで昼飯にしようぜ。