見出し画像

Tシャツとサンダルの候

よみがえる黄金の宝展


暇である。

うっかり欠伸でもしようものなら、喉の奥から、もう一つの口が出てきてしまいそうである。

このままでは、私がエイリアンだとバレてしまう。


「暇やの~。」(私)

「大野城で【よみがえる黄金の宝展】やってるよ。」(家内)


新聞を読んでいた家内から提案あり。

渡りに船とはこのことである。


「行く!」



会場は大野城心のふるさと館。

大野城市民は無料。

それ以外は入場料300円となっている。



宮地嶽古墳からの出土品を中心に展示されている。



展示されているのは、7世紀前半の品。

その多数が国宝である。












祭祀に使われた金銅装頭椎大刀(復元品)。

3mは優に超えている。


「出土品が7世紀前半というのが味噌たい。な、これから見ても、例の説ば裏付け取ろうが。」

「確かにそう言われれば・・・」

「ゴホン。あー、白村江の敗戦と、その後の筑紫大地震で甚大なダメージを被った王権は・・・」

「あー、もうよか!お茶にしよう。」



1階には喫茶ルームがある。


「お待たせしました。古墳ドーナツセットでございます。」

「ははあ。」


円墳の宮地嶽古墳をイメージしたらしいが・・・

穴が空いたドーナツでは、どうにもこうにも、円墳には見えぬ。


再考の余地あり!


と、進言しておきたい。


名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最新の画像もっと見る

最近の「ちょいとおでかけ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事