見出し画像

Tシャツとサンダルの候

謎の列石と地球の割れ目と武家屋敷と

10月24日


車中泊の場所大湯温泉が、縄文の町である事を知る。

道の駅のすぐ近くに縄文遺跡があるらしい。

散歩を兼ねて、朝一番で行ってみた。



広大な敷地には、いくつもの列石がある。

↑これなどは恐らく、日時計ではなかろうかとの事。






↑墓なのか祭祀用に使われたのか、良く分っていないらしい。




↑掘っ立て式建物が数棟復元されている。

その内側には環状列石が巡っている。



大きな物、小さな物、方形の物、はたまた列状に伸びる物。

4000年前、ここに生きた縄文人は、何を思いこれらを作ったのか。

まさに日本のストーンヘンジと言うべきである。



縄文時代を模して、栗の木が植えられている

落ちた大量のイガグリは、いずれも中身が残ったままだ。

熊出没の立て札がある割には、この辺の熊は栗を食べないらしい。



ツグミ




幻想的な風景の中、次の目的地へ出発だ。





史跡尾去沢高山

古代から金や銅を産出した鉱山である。



網の目のように張り巡らされた坑道。







坑道内には事務所や休憩所があったとの事。







採掘抗

説明では、

地球の生成時に生じた断層に、900万年前の火成活動により鉱液が噴出。断層を充足して形成され・・・云々

要するに鉱脈というやつは、断層と断層の隙間にあるらしい。



我々はまさに、地球の割れ目を見ているのだ。



角館へ移動。

着いた時間は丁度昼時。

城下町の食堂に飛び込んだ。



秋田と言えばこれだ。

きりたんぽ鍋である。

比内地鶏の出汁がしみこんだキリタンポの美味い事ったら。



腹が満たされたら、武家屋敷通りを散策。

黒塀が連なる通りを行く。












茅葺きの建物は殆ど見られず、板葺きの屋根が多いのが特徴のようだ。




天然記念物岩橋家の柏










もうひとつの特徴は、しだれ桜が多いこと。

殆どの武家屋敷と街路に植えられている。

その季節の光景を一度見てみたいものだ。



紅葉は色付き始めと言ったところ。







透かし彫りの欄間。

座敷の壁に、影絵のように映っている。






この日のお風呂は交流センターゆっぷる。

料金は3時間460円である。


「俺、10分でいいんだけど。」

「申し訳ございません。10分券は用意してなくて。」


うん、分ってるよ。

言ってみただけだから。


車中泊場所は道の駅十文字


走行距離180km 累積走行距離1441km

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

最新の画像もっと見る

最近の「車旅とかキャンプとか」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事