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Tシャツとサンダルの候

日光けっこう

10月7日


この日の主題は、何てったって、世界遺産日光東照宮だ。

訪れるのは、初めてである。

こんな場所は混雑を避け、早朝8時前後には到着する事にしている。

お陰で道路も駐車場もガラガラ。

すんなりと日光山内に入る事が出来た。

当然、東照宮など拝観チケットが必要な所は入れないが、二荒山神社など、自由に見学できる場所も多い。



長い参道を行く。




二荒山神社拝殿。

参拝客はまばら。

裏手の方までゆっくりと拝観出来た。


境内から出て、近くをウロウロとしていると、三代将軍霊廟の文字が見える。



国宝大猶院。

幸い、チケット販売所が開いていた。


入ってみるか。


仁王門をくぐり、



二天門。

何でも、日光山内で一番大きな門だとか。



夜叉門。







四体の夜叉が門を守る。

中でも重要なのはこのウマロキャと言う夜叉。

右手に持つ矢は、縁起物として知られる破魔矢の発祥になった。

と、

後で坊さんが話してくれた。



本殿が見えてきた。




天井にも金箔が。

ここから先、本殿内は撮影禁止である。

中を見学していると坊さんが現れ、色々と説明をしてくれる。

加納探幽の画いた唐獅子、家光着用の鎧、先程の破魔矢の由来等の紹介の後、

仏殿の奥を指し示し、


「今、あそこに置かれておりますのは家光公座像であります。これは10年に一度しか見る事が出来ない貴重なものです。皆様とてもいい時期に来られました。」


ほほう。


である。



お邪魔しました。


そろそろ、東照宮も開館したことだろう。



五重塔を脇に見て、




東照宮本殿へと進む。




有名な三猿。




陽明門が見えてきた。




写真屋さんが、私のカメラで私を撮ってくれると言う。


「タダですから。」

「そうかい。そりゃご親切に。」


パシャリ


勿論、本来の有料撮影がお目当てで、


「こちらの方は〇〇〇円でして、よかったら・・・」

「悪いな。今度にしてくれ。」


冷酷非情な私、すがるカメラ屋さんを置き捨てて、先へと進むのであった。






陽明門




何たる絢爛豪華さ。




ちょいと、ちょいと。


ひゃー、


けっこうなものである。






本社へと上がる。

歴代の徳川将軍が、ここで頭を垂れたのだ。

無論、中は撮影禁止である。画像は無い。



眠り猫。

拝殿から出て、奥宮へと行く通路の梁の上にいた


眠り猫の下を通り、拝殿脇から続く200数段の石段を登ると、奥宮に行きつく。



あの宝塔が家康の墓所である。




日光山輪王寺山門




本堂。

創建は平安時代。

現在の建物は、東日本で最も大きな木造建築との事。



護摩堂




日光山内から日光市街へ。




少し街中を歩きたい。




真光教会。

県の有形文化財。



こちらは金谷ホテル歴史館。

元々武家屋敷であり、日本初のリゾートホテル「金谷ホテル」の発祥となった家屋である。

ブラタモリの撮影で紹介されたとの事で、二階のあの小窓から、


「タモリさんが、とても嬉しそうに覗かれてました。」



「この部屋は、旅行家イザベラ・バードさんのお気に入りの部屋です。」

「イ、イザベラさんですか。ははあ、初めて聞きました。」


彼女が書いた「日本奥地紀行」は、外国人の目を通して見た明治期の日本を知る、貴重な資料なんだとか。



外観。


すぐそばには、



田母沢御用邸がある。

大正天皇の療養のため造営され、戦後に廃止された旧皇室御用邸である。

現上皇陛下が戦前疎開されていた場所でもある。



御玉突所

ここでは、玉突きだって『御』の文字が付く。



玉座。


うひゃー!



御学問所




広大な庭。

まだまだ、うひゃーな画像はあるが、きりが無いのでこれ以上は割愛したい。





さて、

雲行きが怪しくなってきた。

大急ぎで移動しなくちゃ。


日光と言えばこれでしょう。

と言う事で、



華厳の滝と、




中禅寺湖だ。

どちらも紅葉には早すぎたようだ。



駐車場に戻った頃には、雨が本降りになってきた。

明日以降の計画の見直しが必要のようである。



お風呂は昨日に続きやしおの湯。

宿泊は道の駅湧水の郷しおや



wifi 駐車場まで届かず。

 t d


走行距離64km 累積走行距離1248km
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