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Tシャツとサンダルの候

金山遺産群と宿根木集落と居酒屋と

10月26日


朱鷺を堪能したら、佐渡観光である。



先ずは佐渡金山だ。






コンクリートで固められた壁に、小さな穴がポッカリと空いている。

無宿人の休憩場所と書かれている。

近代になっても、江戸期に掘られた坑道を利用していたのが分る。



坑道出口

私が見たかった景色は、この坑道の外にある。



高任竪坑櫓の背後に見える山がそれだ。

一見、何の変哲もない様に見えるが、少し離れた場所に立つと、



こうだ。

道遊の割戸、露天掘りの跡である。

人間の金への執着は、遂に山をも真っ二つにした。



割れ目直下の大穴。




搗鉱(とうこう)場跡



車で少し移動したところに、別の金山遺産がある。



北山浮遊選鉱場跡




右端の煉瓦造りの建物は発電所。







鉱山設備と言うより、どこか古代遺跡を思わせる佇まいである。




浮遊選鉱所に繋がる様に建っているのは、北沢青化・浮選鉱所。

隣の浮遊選鉱所とは、用途が違っていたようだ。


↓最早、ギリシャの古代遺跡としか思えないのがこれだ。



50mシックナー

大雑把に言えば、工業用水の不純物を分離する装置との事。



移動



昼ご飯は、適当に飛び込んだ店で海鮮丼。

ネタは豊富で結構だが、土台の酢飯が甘すぎて、かなり残念な・・・

いや、言うまい。



移動



宿根木の家並み

北前船交易で栄えた集落で、軒を接するように瓦屋根が連なっている。


実際に、どのくらい狭いかというと、



こうである。







こうである。




こうである。

狭い石畳の通路の脇を流れるこの水路は、共同洗い場だったようだ。



こちらは共同井戸。

試しに手押しのポンプを押してみたら、きれいな水が揚がってきた。






軒先の銀杏型の飾りがお洒落である。




家々に使われた材木は、全て船材として使われた物との事。




極めつきはこの家。

名付けて三角屋。


「少し前まで、おばあちゃんが住んでてね。お塩を売られてました。」(集落のご婦人)

「あー、そんで【塩】の看板ですか。」(私)





お風呂は昨日と同じくホテルニュー桂。

宿泊地も同じ道の駅アイポート佐渡。


お風呂の後、道の駅に車を置いて出かけたのは、



こんな所である。




先ずはイカ刺しから。




イカ刺しの相手は、地元でしか飲めないという地酒だ。

グビリ



地元料理のいごねり

グビリ



これも地元料理で沖汁

グビリ


ご馳走様でした。



走行距離130km 累積走行距離1837km

コメント一覧

minou_yamatai
@nisimako79 本当は2〜3月の長旅をしたいんですけどね。
しがらみもあり、中々そうもいきません。
nisimako79
お~
優雅なキャンピングカー旅、
いいですね~。
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