Tシャツとサンダルの候

薬師紅茶をご賞味あれ



草野方面から自宅へと帰る際に、何時も立ち寄るのが、道の駅くるめである。


この道の駅に、私の後輩がお茶と椎茸を出荷している。

今回は勝手に、この後輩の宣伝をしたい。


物産館には、新鮮な農産物や加工品が並ぶ。

物産館に入ったならば、是非とも向かって左のスペースへも足を運んでほしい。


そのまま歩を進めると、壁側に乾物コーナーが見えてくる。

そこの一角に、後輩が作る紅茶や日本茶、干し椎茸が並べられている。



新聞の切り抜きと、賞状が掲げられているから、すぐにわかる筈だ。



この後輩については、何度かこのブログで触れた事はあるが、重複を恐れず、またここで紹介する。



かれこれ48年前の4月のとある放課後、

私らが柔道場で稽古中、野球部のグランドからボールが飛んできて、



ガシャーーーン



我らの道場のガラスを割ってしまった。

びっくり仰天である。

すぐに、球拾い専門の一年坊主が二人、ちり取りと箒を持って道場にやってきた。


「すんまっせーーん。片付けまーす。」

「お前ら、ただで済むち思うとか。入部するなら許しちゃるバッテンな。」


なんて事、誰も言ってない筈だが・・・

何故だか分らぬが、

何の落ち度もない筈のこの一年坊主らは、それから直ぐに、野球部から柔道部に入部する事になる。

この気の毒な一年坊主のうちの一人こそが、この投稿の主題である後輩Mである。

Mは長らく教職を務めていたが、定年を契機に、上陽の山奥で、

主にお茶の栽培と、椎茸の原木栽培を生業とするようになった。

週に一回ほど久留米の自宅に戻り、後の殆どは、山で一人暮らしをしている。

誠に風変わりなヤツである。



何しろ、素人から始めた茶の栽培。

色々と苦労はあったようだが、

この度、



事もあろうに、


イギリスの食品コンテスト Great taste award で二つ星の栄冠に輝いてしまった。

言っておくが、二つ星とはかなりの難関である。

後輩が作る紅茶は、謂わば本場イギリスで認められた紅茶なのだ。


すごくね?


その辺の賞を取るまでの経緯は、地元新聞の紙面に詳しい。

お暇な方は、上の画像を拡大でもして・・・



これ以上は、大人の事情もあるので、口を閉じる。



これが Great taste award 二つ星を獲得した八女ほたる農園製 薬師紅茶だ。



下段には干し椎茸も販売している。

その他に、農産物コーナーでは、生の原木椎茸も置いている。



物は試しだ。

もし、道の駅くるめに立ち寄る機会があったら、この後輩のお茶と椎茸を買ってみられてはいかがだろうか。

案外といけるかもよ。

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