2013年3月9日、新島譲の妻新島八重の生涯を描いたNHK大河ドラマ「八重の桜」の放映に伴う特別公開で人気の京都観光スポットとなっている新島旧邸を、インターネットによる見学予約をして写真撮影してきました。旧邸南側には白梅が見事に花を咲かせており、「梅だより」として案内することにしました。新島旧邸は、高松保実所有の高松邸の半分を賃借して8名で同志社英学校を開校した同志社発祥の地であり、翌年の学校移転後に新島譲が高松邸を購入し、自宅を建築したものです。新島旧邸は、和に洋を取り入れた建築様式でなかなか興味深いものです。外観は、1・2階の東・南・西の三面にめぐらせたバルコニーが特色です。書斎には新島譲が使っていた机が当時のまま残っています。茶室「寂中庵」は、新島譲の死後に新島八重が洋間を改造して茶室にしたものです。