
こんにちは、ロングです。
今回は番外編で恐縮です。
突然ですが、この度当ブログはカテゴリー欄に「旅行記」を追加しました。
僕の趣味である旅行を綴っていこうと思うのですが、こちらを単なる自己満足の記事とせず、私 ロングがおススメする旅先をご紹介できればと思っております。
読んで下さる皆様のご参考に、「今度の旅行どこへ行こうかな?」とお探しの方の一助になれば幸いです。
ただしあくまで僕の主観によるご紹介ですので、大したことないわボケ!つまらん記事書く暇あるならミニ四駆記事書けや!と中にはそう思われる方もいらっしゃることと思いますが...そこはまあ許して下さい...たまには気分転換で違うことも書いていきたいのです...。
え?タイトルの「ミニ四駆、もう一度始めてみたよ」はどうするんだって?そこはまあ...ね...。一応メインはミニ四駆ですので、旅行記事ばかりにならないように気を付けますからそこはご愛嬌ということで...旅行記はあくまで番外編、タイトルは変えませんよ。
ということで今回は旅行記書きます。え?お前にそんな記事かけるのかって?
フフフ...実はこう見えても、旅行はまあまあの頻度であちこちを訪れているんですよ。僕が旅行好きなのと、妻が 元 大手旅行会社社員ということもあり、本当にあちこち回っておりまして...まあロクでもない遊び人夫婦とも言えますが、遊び人なりにそれなりにネタ持ってますので、乞うご期待下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
では、今回は記念すべき第1回...
今回は 福井県「福井県立恐竜博物館」のご紹介です!!
え?そこはメジャーだって?そうなんですよねぇ...
確かに、ここはもう定番の観光スポット。
実は僕も家族や友人たちと何度か訪れております。
ご存じ、福井と言えば恐竜....恐竜と言えば福井....
最近はこれくらい定番と言っても過言ではありませんよね。






有名旅行誌「るるぶ」の過去6年間を見ても、表紙は全て恐竜押しの有様。

福井駅に至っては、恐竜キングダムと銘打って建物の外観にまで恐竜が浸透しているほど...つまり、福井の観光戦略は、もはや恐竜無しでは語れないというわけです。
ご存じない方にはへぇ~と思われるかもしれませんが、太古の昔、日本列島は大陸と繋がっていました。その後、地殻変動で日本列島が形成されていき、福井周辺に取り残された恐竜たちが長い年月を経て奇跡的に化石へと変貌し、現在ではゴロゴロと発見されるようになったんですね。
- フクイラプトル・キタダニエンシス
- フクイサウルス・テトリエンシス
- フクイティタン・ニッポネンシス
- コシサウルス・カツヤマ
- フクイベナートル・パラドクサス
なんと5種類の新種の化石が福井で発見されています。
これまで国内で発見された恐竜7種類のうち、5種類が福井に集中しているのです。そりゃあ福井県全体が恐竜で舞い上がるわけですよ。

博物館の規模も国内最大であることはもちろん、カナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館、中国の自貢恐竜博物館とともに並んで、世界三大恐竜博物館の1つと言われています。福井ハンパねぇってわけです。
さらに運営母体が民間企業ではなく県営というだけあって入場料が安い!
大人720円、小中学生の子供は260円、未就学児と70歳以上の年寄は無料ときたもんです(2019年現在)。さすが県営ですね。
まあここまではオーソドックスな話...
今回ご紹介したいのはタイトルにも書きましたが...
「化石堀り体験」
これです!
福井県立恐竜博物館を訪れる方は、たいてい博物館内を巡って終わってしまいますが、実は裏メニュー(ちょっと大げさですが)とも言える体験教室があります。博物館自体は2000年に開業していますが、発掘体験は2014年からと比較的最近のイベントで、まだ知名度も少ないそうですよ。
こちらは本格的な場所で本格的な作業を行い、本格的な知識と体験を得られ...さらに本格的なガイドさん付きの、本格的な化石掘りができちゃうのです!
その名も
「野外恐竜博物館 体験ツアー」
先日、妻・息子と3人で参加してきました。
博物館の駐車場から専用の送迎バスに乗り、発掘現場まで連れて行ってもらいます。

移動場所は博物館から北東へ4~5kmほど離れた山奥になります。
バス移動で約15~20分ほど。

移動中、専門のガイドさんが福井で発掘された恐竜について解説してくれます。
画像では分かりにくいですが、この日のガイドさんはレベルの高い美熟女でしたのでこの日は大当たりでした。
もしもアンビ君がいたらきっと彼は大興奮してこのツアーは収拾がつかなくなっていたでしょう...(嘘です)

道中、道路標識に「恐竜出没注意!」とニクい演出までしてくれます。
道路交通法的にどうなのこれ?とか思いますが、現場近くの道路まで全て博物館の私有地なんだそうです。さすが世界三大恐竜博物館!スケールが違います。
しばらくすると守衛さんが配置されたゲートを通り、いよいよ現場入り!
(一般車両が通行禁止されています!結構厳重!)

到着後、係員から発掘道具「たがね」の使い方の説明を受けます。
実はこのツアー、ただ発掘を体験できるだけではなく、見つけた化石は1つだけ持って帰ることができるのです!もしかすると一攫千金かもしれねーと僕は意気揚々と臨みますが、持ち帰り可能な化石は植物・貝類のみとのこと...(残念)
もしも脊椎動物等の化石を発見した場合は博物館への寄贈となりますが、新種だった場合は発掘者に命名権が与えられる...とのことでした。
よーし、ここはいっちょ発掘しちゃって、「シメナワ・ミニヨンクザウルス」とでも名づけてみますか!

妻(34歳)・息子(4歳)もやる気満々です。
4歳児の子供も大人と同様の道具を使います。
大丈夫かこれ...危なくないか...とソワソワしましたが、

難なく道具を使って石を砕いていくので、もう親ばか全開で感動してしまいました!子供の成長って凄いですね...
つうか4歳児の力でも砕けちゃう「たがね」がスゲー。
これいいな、ホームセンターで売ってたら買っちゃおうかな。

僕も息子も夢中で石を削ります。
結構かんたんにできちゃうので、ただ単純に石を砕くだけでも面白かったりします。
(この写真は妻が撮影したものですが、目線は完全に息子ですね...僕が完全に切れてるこのアングルからして、僕に対する扱いが察することができます...泣 まあ最近は1人でミニ四駆ばかりしてますので...仕方が無いでしょう)
しばらくすると...

それっぽい何かを発見!
係員さんに尋ねてみると、葉っぱ?のような、おそらく植物とのことでした。おおっ、第一化石発見!
妻「こっち見て!私のすごいよー!」

複数の黒い何かを発見!
これも係員さん曰く、葉っぱなどの植物とのことでした。
妻「実はそのまま転がってた石なのーw」
妻は努力することなく、そのまま石を見つけて拾っただけでした。
ズリーなちくしょう!
またしばらくして...ちょっと凄いの発見!

分かります?
上のほう、巻貝の化石を発見!
美熟女のガイドさん「わぁ!これはキレイに形を保ってますね!おめでとうございます!」
と褒めてもらえました!もー嬉しいのなんのってw
化石発掘、いいよーいいよー、悪くないよーwww
何年くらい前のものですか?と尋ねてみたところ、調べてみないとわからないが、この辺りで見られる貝類の化石はだいたい1億5千万年前のものが多いとのことでした。この巻貝もそうなのかな...だとしたら凄いものをゲットしてしまったかもしれません。やったぜ!
しばらく発掘体験をした後、作業を終了して次は博物館へ案内されます。


恐竜の足跡に...(こんなの発見できたら大興奮でしょうね~)


植物の化石を見ることができます。これらも1億5千万年前なのでしょうか...
ロマンですね~!

むむっ!?

先ほど僕が見つけた化石とそっくりだ...!
どうやら僕のものはタニシ類の一種とのことです!
なんとなくですが、ひいき目ですが、博物館の展示物より僕のほうがキレイじゃありません?wなんてねー。いや~これ、家宝として保管しておこう。

博物館内の見学後、最後に山道を少し歩けば...

恐竜の化石が発見された実際の発掘場まで案内してもらえます!
これはなかなか体験できるものではありませんね!
本当にプライスレスなツアーだと思います!
ツアーはここまで、最後にバスに戻り、最初の博物館まで戻ります。

記念品のバッジと文房具(定規と分度器)を受け取り、ツアーは終了です。
しかし分度器とか久しぶりに見たな...。記念品の定規は15cm定規に三角定規に分度器と、豪華定規セット!子供にはちょっと嬉しい記念ですね。
バスの送迎・発掘・現場見学を含め、所要時間は大体2時間でありました。
さて...
ここから1つ問題です。
この発掘体験、ガイドさん付き、化石持ち帰り付き、バスの送迎付きで...
このツアー、一体全体料金はいくらだと思います??
なんと...大人1名1200円!
小中学生は600円!未就学児は無料!
これ...安くないです??
バスの送迎付きガイド付き化石持ち帰り付きの2時間ツアーでですよ?
民間企業なら3000円~5000円くらい取りそうなものを...
さすが県営というべきでしょうか!
お子さん連れの方には本当におススメしたいと思いますので一度是非とも訪れてみて下さいね!
期間は毎年4月~10月頃までの限定体験ツアーとなっているようです。
詳しくはホームページをご確認下さい!
(予約はホームページと、空いてれば当日現地申込もできます)
旅行...それは非日常を味わえる、本当にプライスレスで貴重な体験です。
贅沢に気ままな時間を使える一人旅もいいものですが、一緒に感動を共有できる家族や仲間と味わう旅行も、とても素敵なものですよね...
時にはハメを外してはしゃぎたい時もありますが....

温泉地でこのようなハメ外しは...避けるようにしましょう...
おわり
たま~にポチっとお願いします!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます