角砂糖の降らない夜に。

小野大輔さんの出演作品を中心にアニメやイベントの感想を語るブログです。
ネタバレ満載ですのでお気をつけ下さい。

ジャンフェス感想(チャリアトークショー編)

2016年12月17日 21時52分35秒 | 黒子のバスケ
ジャンフェスに行って来ました!
まずは奇跡的に当選した黒バスのチャリアトークショーの感想です。



この件、長らく沈黙でしたが。
チケットがね、どういう席順なのかまったくわからなくて、立ち見か指定席なのかもわからなくて、
集合時刻と「A」の文字だけが頼りでネットで検索するもよくわからなくて。
比較的早目の集合時刻のグループだとはわかってたんだけど、あまり期待してはいかん!と自分を諌めてて。
久しぶりに凄まじい緊張感をともなって会場へ行きました。
で。
いざ、集合時刻になったら…
「Aの人のみ、まずは並んでください~ゆっくり入ってください~」
中は、席はない。立ち見。
うお!!これ先着順で場所決まるパターン!!??
そして私はA!!!
10人目くらいで中に入れたあああああああああああ!!!!!


推定 奥行き2メートル、幅10メートルくらいのステージ、
その手前1メートルくらいをあけて柵があって、ほぼセンターの2列目をゲットすることに成功しました!
2列目といってもきっちり並んでるわけじゃないから前の列の人の間にうまく入り込めてて
たぶんステージからも私の全身が見えるような、そんなポジションで!!
ステージは全体を見える感じで!!!!
やっべーよこれ!!3メートル先くらいに小野さん立つんだよ!!??
うおおおおおお待ってる間に吐きそう!!!

ここで、1時間待ちます(集合時刻がトークショー開始の1時間前だったのでwww)。
後ろが着々と人が入っていくけれど、何人くらいだろ?よくわからない。
200人とかだろうか。よくわからない。

前の方々は高尾(達央さん)ファンが多いのか、
高尾のぬいぐるみ抱きしめてたり、クッションを高尾柄をステージの方に向けてたり。
なので私は小野さんファンをアピールw 
なぜかおれパラTシャツ(オリオン柄)で行ったから、さりげなく見えるようにしつつ(イタイw)
あと、私、あんま目がよくないのだけど、過去イベで目が合ったかわからない、という大失態をおかしたので
今回は眼鏡持参。ちょっと恥ずかしいけど眼鏡をして小野さんを待ちます。やっぱりイタイwwww

注意事項の説明があって、ついに小野さんと達央さんがっ!!

先にステージに上がったのは達央さん!
黒とオレンジと白のチェックのジャケット、白地の柄T、水色のダメージジーンズ、スニーカー、ごつめのネックレス。
(トーク中、小野さんに、秀徳カラーじゃん!!と言われてました)

そして小野さん登場!!
モスグリーンのコート、中は白い編み編みセーター、濃紺のスキニー、グレーの布製のスリッポン風の靴、長いネックレス。
小野さん素敵やでえええええええええええ!!!!
(トーク中に、大輔さんも緑間の色じゃないですか^^と言われてました)

拍手と、(ライブに比べるとすっごく控えめな)歓声でお出迎え。
ここでだけ私も小さく「小野さん…!」と叫んで。
客席から見て右側に達央さん、左側に小野さんが立って、
バンダイビジュアルナムコのディレクターさん(?)が司会者として隣に控えてます。

最初は、挨拶。
達央さんが、高尾和成役の鈴木達央で~すって名乗って、
小野さんも緑間真太郎役の小野大輔なのだよ、って、緑間ボイスで!ご挨拶!きゃあ!!

正直、冒頭は手は震えるし言葉も耳に入らないし笑顔もピクピク。
私の精神状態と身体状態がやばい。もう、ぱにっく。近すぎ!!
達央さんも驚いてたけど、めちゃ近い!!
今までにない近さ!!!今までで1番近いよぉぉぉぉぉぉ!!!



こっから正直記憶が曖昧だけど、断片的に思い出せる言葉をつらつらと。
基本的に小野さんと達央さんは互いを見て話してて、客席を見るときも小野さん上のほうを見てることが多かったかな?
あ、ちゃんと、達央さんが喋ってるときは私も達央さんを見てたよ!
お2人ともが話してるときは小野さんを見てたけどねww


まずは軽く。
「アニメ化して5年ですかぁー」から。
「いつも秀徳だと話しすぎちゃう。」
「取材、30分のはずだったのにもう1時間ですよ?大丈夫ですか?ww」とか。
秀徳コンビ初登場の時のシーンを指して、「最初、漕ぎすぎだったよねー」てお話の時に、
ファンが“チャリア”って呼んでるの知ってるって暴露をしてたwww


そんなトークで場をあたためながら、今回の、2人だけでの30分のトークショーを
ご褒美♪みたいに喜ぶお姿を嬉しい気持ちで見ながら、スタート!


★音響監督の三間さんに関連した話。
ここで初めて三間さんと仕事をする小野さん。
スタジオで三間さんが小野さんの前に立って、「ようやくご一緒できますね。これから存分にやりあっていきましょう」って。
それに震えた小野さん。
達央さん、その会話が印象的だから覚えてたって。
(緑間は大変だと思うけど、とも言われたとおっしゃってたかな。)
なお、達央さんは、名前のない初出演作品から知ってて、育ててもらった、深い間柄のようです。

実は最初の収録はドラマCD(お好み焼き食べないか)。
三間さんは厳しいと聞いてたけど、このときは結構あっさりで、野島兄さん(伊月さん)に「いいのかなぁ?」て話したら
いーんじゃなーい?と言われ。
だけど、本編の収録になったらめっちゃ色々言われたそうですw
最初の収録の頃って、高尾が本編にあまり出てない頃で、イメージ作りに苦労したそう。
この2人でこれから秀徳を作ってくから、かなり試行錯誤。
これもいいけど、別のもやってみよ?って。19回とかリテイクあったそうです。
小野さん、
「緑間のセリフで「倒れることなど恥ではない、そこから起き上がれないけとが恥!!」があるけど、
 この気持ちで収録してた。戦い。
 リテイクになっても折れちゃだめ、そっから起き上がってジャンプする、という気持ちで。」

ニ戦目の高尾の独白シーンのアフレコで、高尾、居残り。
小野さんは次の収録で先に出たけど「居残りだー部活だー」ってww
「黒バスは本当に部活っぽい。各高校でそれぞれ練習して」ともおっしゃってたかな。
そんなわけで達央さんだけの居残り収録、
「考えなくていい、お前が緑間に思ってることを言えばいい」と。
私、このシーンの高尾の言い方を思い出せなかったからあとでアニメ見直そうと思います。

同じくニ戦目の高尾の緑間への「なんてな」のパス、達央さん的には、気が抜けすぎた?と不安になったけど、
小野さんが「絶対大丈夫!」、他のキャストさんもそう思ったって。みんな、その出来についてシンクロしてたって。
「時々、そういう、わからないけどいい演技できるときがある。」と達央さんがおっしゃってました。
まあ小野さんは「内心ちょっぴりドキドキしてて、ほんとに撮り直しがなくてよかったーて実は思った」と言って
笑いを誘ってましたw

ここではなくもうちょと後だった気がするんだけど…
達央さんいわく、「どう演じたか記憶にない時がある」
小野さんの返事は、「心からの言葉だからだよ、考えてのじゃなくて。だから思い出せない。」って。
なんか、声優さんに興味をもつまでは、単に声をあててるだけじゃん、なんて漠然と思っていたんだけど、
作品ができあがるまでのことをこうやって聞くと…悩みながら真剣に創り上げてくださっているお話を聞くと、
今まで以上に作品を大切にしたいしきちんと見たいなと改めて思うね。

三間さんの指示の1つに、「試合に入れ」というのがあるそうで。
コートで自分が映っていない時も、そこに存在しているわけだから、常に試合・コートに入っているようにしていろ、と。
客席で見ている時も、分析しろ。
どうしてこういうプレーをしているのか考えたり、自分なら…と考えたり、とにかく常に分析を求められ、
つまり客席にいるときさえも試合に入っていろ、ということで、いつも気が抜けない、とおっしゃってました。
だからかな、めちゃ疲れる現場で4時間とかかかるから、小野さんは家では爆睡してるそうです。
うお…おつかれさまです。
でも、なんか、わかる気がする。
メインの動きをしているわけじゃなくても、5人必ずコートの入っている、その気配をきっと無言の中でさえも
表現してくださってたんだろうな…。すごい。


★小野さんが好きなシーン。
洛山戦のあとの、「ごめん、今はなぐさめらんねーわ」
それまで、まぁこんなもんじゃねー?と軽口たたいてて、ムードメーカーで、まわりを、緑間を、見てた高尾だけど、
その瞬間だけは自分自身だけを見てた。
あのシーンの演技は、自然とそういう風になったみたい…
今でもあのシーンのことを考えると泣きそうになる達央さん。
私もあのシーン大好き。本当に泣けるし、それを受けて同じく涙を流す緑間にさらに泣きました…。

緑間の「このチームに人事をつくしていない者などいない。」
これ、本心から。
司会の方が、秀徳は三期毎回試合が描かれてるチームで、キャストも徐々に仲良くなっていくのが見ていてわかって。
それと同時に、作品内でも選手たちが仲良くなっていってて。
緑間がチームに溶け込むんでいくことは、小野さん的にも“いたって普通にそうなった”。
作品内の絆も、キャスト内の絆も、同じように育まれていったんだね…!


★先日のスタッフトークショーつき上映回の話。
こないだのスタッフトークショーに達央さんが行った話。(ネットで見ました!)
三間さん、いつも威張ってるのに、このときは楽屋でガチガチで爆笑したったw と。仲良しw

(ちょっと書く流れが間違ってるかもだけど)
小野さんが収録のたびに「次は勝ちますか?」て監督(多田さん?三間さん?)に聞くらしくて。
「バカじゃないから!結果は知ってるよ!?」と叫ぶ小野さん(かわいい…!!)。
「でも、負ける気で試合しないから。勝つ気で自分もやってるから。だから、自分を叱咤する意味でも。」
うん…そうだよね…。
私も、何回見ても、秀徳に洛山に勝ってほしいって、わりと本気で思って見てました。応援してました。
監督も、「そう聞かれると勝たせてあげたくなっちゃうw」って答えてたんだってw
「ストーリー変わっちゃうからw」と応じる小野さんw
だからね、秀徳が勝つ試合…3位決定の海常戦をもっと長く書ききってみたいってお話もあったみたい。
尺が許さず実現ならず、だったんだけど、「OVAとかで!ぜひ!」って。
これには会場も拍手喝采でした。本当に、ぜひ!!!!

で、そんな話があったあとに。
三間さんが先日のスタッフトークで「高尾は準決勝の結果に対して、納得して負けてた」と言ってたって話が紹介されて
達央さん、「テキトーなこと言い過ぎなんですよ~」と反論してましたw
なんか、緑間と高尾のキャラの違いがこういうとこにも出てるのかなって面白かった。
(もちろん達央さんも勝つ気で試合してるはずですけどね!)


★他の秀徳メンバーのお話。
何かの収録?取材?で、5人だった時に、「6人(中谷さん加えて)じゃないの??」てなるらしいw
みんな、中谷監督(吉開さん)大好きかっw
あと、秀徳での絆が深いから、他の現場で顔を合わせた時とかにも「木村さんだー」と、秀徳の役で認識しちゃう。
それから、3年3人(大坪さん宮地さん木村さん つまり、佐藤健輔さん庄司さん佐藤美一さん)でJworld行ったらしい。
ガチャ(?)で高尾が出たから達央さんにくれたらしい。
本気で仲良しかっww
てゆーか普通にファンじゃんwww素敵!!!

だから、最後の方で小野さんも「Jworld、みんなで行こう!?6人で行こう!?」てw
いいなぁ、それどこかで公開・レポしてほしいー!!
なんなら6人全員のトークショー開催でもいいですよ!!w


小野さん「三間さんが厳しいお父さん、多田監督が包み込んでくれるお母さん。」
しかしその時の空気が微妙だったのかな?(どうだろう…?)
「え、変なこと言った?(>_<。)」と困ってましたw


あっという間に30分経過…!!!!

★最後。
先に達央さんから。
「最後はシューターが入れますかww」つってw
エクストラゲームの映画のことにもふれて、ってことで。
「1年後。収録後に、ビジュアルが1年生の時よりもカチッとしてるって聞いて。
 自分でも想像して、骨太になってんじゃないかなーって。
 緑間が大活躍なんで!よろしく!!」
うおおおお早く見たい!!!!

そんな達央さんの言葉を受けて、左手でパスを受けとるそぶりをする小野さん。
「秀徳が、大好き。
 ラストゲームは、まず、うちの先輩をををををををを!!!てなっての戦い。
 高尾や先輩の思いを背負って、プレーしました。
 秀徳の緑間として、見てほしい。」

はぁ…っ。もう、ため息しか出ない。
ほんと、こんな風に熱い思いを込められた作品なんだと、改めて黒バスのファンであることを誇りに思うよ。私。

「次があれば、6人でやりたい。」
あくまで、秀徳全員で、を切望する小野さん。
私、今日ここに来るまでに3期のスペシャルCD(feat.緑間)聞いてて、それがまさに6人での日常風景でさ。
あれ、大好きなんだよね…
またあんな風に6人がわいわいしている姿を、声を、聴けたら嬉しいな。


最後…
「こういう場だからこそ。」と話し出す小野さん。
「たつ、高尾を演じてくれてありがとう。」
かたい握手を交わす小野さんと達央さんに、思わず涙が…。
たぶん小野さんもうるっとしてたんじゃないかな…。

そして深々とお辞儀。
顔を上げてからは笑顔で両手を振ってくれた。そして2人で手を振りながら退場されました。



ああ…っ!!!
本当に、お話が聞けてよかった。
お2人の演技に対する真摯な姿勢も、秀徳への、そして黒バスへの深い愛情も、
達央さんが話す間、やわらかい表情で聞いてる小野さんも、握手を交わす姿も。
なにもかもが贅沢で幸せな時間でした。
そんな素敵な時間を、すごく近くで…
上から照明があたってる小野さんの、まつげさえも見える距離で、笑う時の目元のしわさえも見える距離で、
貴重なお話を聴けたことが本当に嬉しかった。

私は今も黒バスが大好きで、緑間が大好きで、秀徳高校が大好きです。
次のラストゲームの公開も楽しみだし、またなにか…演じていただける日が来るのを本当に楽しみにしています。




最後に頭おかしい叫びを残しておきます。
今日は何回か小野さんの視界に入ったと思う!!視線が交わったと思う!!!!
そして!最後の、笑顔で両手を振ってくれる小野さんと、目があった気がするー!
今回は本当に目が合ったと思うのぉぉぉぉおおお!!
しかも私が両手を振り返すのを見ててくれてたような気がする!!
妄想でもいい、絶対今回は目あったって。

うひゃあああああああああああああああ!!!!

ああ、もう思い残すことはない…!!!


ありがとう、小野さん、達央さん。
緑間も高尾も、秀徳高校みんな大好きだーー!!