三成小みなりっこブログ

島根県 奥出雲町立三成(みなり)小学校の子どもたちの日常を、ちょんぼしずつ公開していきます。

走れ、走れ、車!

2024年07月12日 | 日記

 3年生の理科が多目的ホールで行われていました。

 前回は、風の力で走る車を作り、うちわであおいだり、息を吹きかけたりして走らせた子どもたち。今日は、より「理科的」に実験を進めます。めあては「風の力の大きさと、車の走り方の関係を調べよう」です。

 

 「理科的」その1 ・・・今日使うのはうちわではなく、サーキュレーター。うちわと違って、風量が一定です。そして3段階の風量が選べます。

 「理科的」その2 ・・・車を置いて、いきなりサーキュレーターのスイッチを入れません。段ボールで壁をしてからスイッチを入れます。風量が安定したら、初めて壁をとるという約束です。

・・・どうですか、「理科的」でしょう!

 

 先生は、さらに子どもたちに「理科的」に考えるよう促します。「じゃあ、あとは自分たちで工夫して実験してごらん。どんな比べ方をして、どんな記録のしかたをすれば、違いが分かりやすいかな?」

 

 しかし、先生の目論見は一瞬にして崩れ去ることになります。サーキュレーターで車を走らせるのがうれしすぎる子どもたち、段ボールの壁のことなどすっかり忘れ、しかもコース上に教科書やノートが散乱したままの状態でスイッチオ~ン!!

 

「わーい、走った、走ったー!」 ・・・えっ?2台同時に走らせるの? すぐ競争させたがるんだから。

「行け、行け~!オレの車~!」

 しまいには、段ボールであおいだりなんかして。条件がめっちゃくちゃじゃないか。

 こらこら、サーキュレーターの位置を動かしちゃダメでしょう。

 けんかしている班もあったし。さすがわんぱく盛りの3年生!!多目的ホール中がカオスな空間になっていました。

 

 この班が今日の救いでした。見てください、風量を変えながら、ちゃんと1台ずつ走らせて記録をとっています。

 ↑ 「目もり」というのは、板の目の数のことだそうです。すんばらしい!! これが理科です。

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