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芸能ニュースを読んで、アイドルたちとスターについて思うこと

仮面舞踏会をカバーした動画を楽しむ

2021-02-21 10:48:03 | ジャニーズ
少年隊でもっとも有名な曲は「仮面舞踏会」でしょう。

ユーチューブの「踊ってみた」でもいくつかの作品がアップされています。

結婚式の披露宴での余興を録画したものとか、多い。


会場が盛り上がる。

会社の同僚で元気な3人が何時間か練習して、かくし芸コーナーで頑張る。そんな感じ。

ネクタイを頭に巻いて歌い、踊る。

盛り上がる企画として「鉄板」といえましょう。




一方で、ダンス自慢の人たちも「踊ってみた」に挑戦しています。

ダンススタジオの生徒、またはコーチらしき人も登場していますね。


多くの場合、仮面舞踏会のカバーでは間奏部分が省略される。

さすがに、間奏部分をうまくコピーするのは難しい。


4回転ターンが最も困難な部分だ。

このバレエの基本技は「余興のために踊ってみよう」などとマネできるものではないですね。

若い時にディスコで踊りまくって「我こそは」と思っているような人でも、このバレエ風4回転ターンでは完全コピーをあきらめるはず。

私もほかの部分はかなりマネできても、このバレエ風ターンはあきらめてしまうね。

ダンスの基本を時間をかけて練習した人と、そうではない人との差が出てくる。

少年隊の3人はジャニーさんの方針で、ダンスの基本をちゃんと練習したのだ。


言い換えると、バレエの練習を本格的に練習した人は仮面舞踏会の間奏部分のコピーもできるはず。


見てみたいね。

私の娘も小さいころバレエを習わしていたのですが、ダンス経験者の私から見て、「才能があるとは思えない」と、長くは練習させなかった。

もちろん下手ではないがトップレベルにはなれないことは明白だった。


その点、ニッキはどうだったのでしょう。


いつ頃、本人が自分の才能に気付いたのか?

たとえば幼稚園の頃、お遊戯の時に、保母さんから、


「あら、錦織君はとっても踊りがお上手ねえ!!」

などとほめられていたのではないだろうか?

保母さんたちが、

「錦織君は顔もかわいいから、将来フォーリーブスみたいになるかも?」

などとうわさしていたことは十分考えられる。






日本でも70年代のディスコブーム。

竹の子族。

ブレイクダンスブーム

そして芸能界での男性グループの台頭


などによって、ダンスは定着した感がある。


おそらく今の高校生たちの中では、クラスに1~2人くらいは男子生徒で「我こそは」と思っている子もいるだろう。


だがしかし。

ニッキの仮面舞踏会を見たら、トップレベルの厳しさを思い知る。

プロの領域の厳しさを理解するのです。

少年隊はそれまでの日本芸能界でのダンスレベルを一気に引き上げたのです。


少年隊の後、たとえばジャニーズのなかでの後輩グループ「忍者」のダンス・パフォーマンスなどもレベルが高く、

少年隊という「見本」があると一気に次元上昇することになった。

少年隊のニッキ、仮面舞踏会で一気にトップアイドルに

2021-02-13 10:34:22 | ジャニーズ
仮面舞踏会でレコードデビュー、そしてテレビ出演。

ついにその時が来たのです。


「ニッキの踊りを見たテレビ視聴者は、ぶっ飛ぶな・・・・」


そう考えると、うれしくて、うれしくて待ちきれません。

少年隊のデビュー・ビデオを毎日、繰り返し繰り返し見ていた自分ですが、早く大勢の人に見せたい。





見せつけてやりたい。


俺の応援している少年隊の踊りを見てくれ!!


そういうファンの気持ちから、いつしか、


「早く、俺のステージを見てくれよ!!夢中にさせてやるから」


という気持ちに。

もう、自分とニッキの区別がつきません。


心理学的な分析では「同一化」というのだそうです。


まさしく平常心を失い、
「自分はニッキなのだ。ニッキと俺は一心同体なのだ」

という心理状態です。


そして、テレビで仮面舞踏会を見た。


特徴のあるイントロ。

チャラララー、チャッチャッ

3人のアクションが入る。


「やはり、ダンスの魅力を取り入れたデビュー曲になった」

と満足。

「間奏でダンスシーンを取り入れているに違いない」

という予想通り、歌の1番が終わるとともに、ダンスシーンが始まった。

スタンドマイクを前に蹴飛ばして、ダンス舞台を設定の上で完全にダンスステージとなった。


興奮で息をしているのを忘れる。


やはりニッキのダンスは、今までのアイドルの域を超えている。


足を後ろにはね上げてジャンプするが、無重力のようにフワッと舞い上がる。


その時の姿が空中でビシっと決まっており美しい。


続いて、バレエの基本をマスターしているのだろうね、4回転ターンだ。

右足を外側に回して、その遠心力で回る。

衣装がヒラヒラしているときには、回転とともにマントのような衣装も回転につられてクルクル回り、とくに俺好みの美しさなのだ。

ああ、まったくニッキはぶれません。

ターンの後に安定的に止まる。

3人はどれだけダンスの練習を繰り返したことだろうか。

ジャニーズのメンバーは努力家が多いというが、才能プラス努力の3人ですね。





そしてディスコのステップである「バスストップ」のように手を右手を斜め上に2回上げる。


指先まで神経が行き届いており、カッコよさの極致。


間奏のあいだのダンスシーンが終わり、歌の2番に続く。


「やけにそそるよ、ターンも妖しく」

でヒガシが4回転ターン。

グルグルグル・・・・。

このヒガシのターン部分も仮面舞踏会での見どころだ。


少しヒガシの踊りは「かく、かく」した感じがあるが、これも好みの問題だろう。


ニッキの、言葉では言い表し難い「リズムにのった」ダンス」は、だれが見ても「サイコー」となるけどね。


2番の歌が終わり、ラスト部分になると、ニッキの激しい踊りが始まる。


一気に興奮度が高まり、バック空転とともに、最後の決めポーズ。


ハアハア。

見ていて興奮度はマックスだよ。


「見たかい?俺のダンスを」


と自分が踊り歌ったつもりになってる私でございます。

仮面舞踏会。

デビュー曲として、少年隊にふさわしいものでした。


その後もいくつもの良い楽曲がありますが、私が一番好きなのは仮面舞踏会だね。