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芸能ニュースを読んで、アイドルたちとスターについて思うこと

少年隊の次に来た光GENJIでアイドルトップは諸星君に。

2021-03-20 18:20:15 | ジャニーズ
仮面舞踏会でジャニーズのレベルの高さ、そして、芸能界ダンスの基準を一気に上げた少年隊。

そしてニッキ。

しかし、衝撃というものは、やがて「見慣れてくる」ということがあるのです。


「ああ、今日もニッキはダンスうまいなあ」

そういう感想。

あたりまえのような。

最初に見た衝撃度は薄れてくる。


「美人も3日見ていたら、飽きてくる」

という言葉もある。


少年隊、そしてニッキのステージの素晴らしさは多くの人に認められたが、世間の目は「次」をもとめてしまう。


そして、やがて「次」が登場してきた。


光GENJI


ジャニーズの歴史の中でも、最も、熱狂的なフアンを生んだという、これまた、スーパー・グループだった。





私も、光GENJIはすごいグループだと思う。


令和3年の今、YOU TUBEで光GENJIの動画を見ても、感動するよ。


なによりもデビューの「スターライト」が素晴らしい。


楽曲、振付、メンバーの個性、すべてが魅力的でした。


ジャニーズの歴史の中で、数多くの名曲が生まれたが、スターライトはベスト3に入ると思うよ。


ちなみに、私の選ぶベスト3は、

「スターライト」「夜空のムコウ」「硝子の少年」だと思うが、どうかな?


少年隊も数かすのヒットを飛ばしていましたが、光GENJIの新しい魅力の爆発には、大きな影響を受けたのです。


スターライトのローラースケートで歌い、踊る姿は、アイドルとしての完成体に近いものがある。



ジャニーさんの考える「最高傑作」は少年隊ですが、ティーンの少女たちには諸星君のような「やんちゃ」風の少年が、なんとも、魅力的に見えたことでしょうね。

仮面舞踏会をカバーした動画を楽しむ

2021-02-21 10:48:03 | ジャニーズ
少年隊でもっとも有名な曲は「仮面舞踏会」でしょう。

ユーチューブの「踊ってみた」でもいくつかの作品がアップされています。

結婚式の披露宴での余興を録画したものとか、多い。


会場が盛り上がる。

会社の同僚で元気な3人が何時間か練習して、かくし芸コーナーで頑張る。そんな感じ。

ネクタイを頭に巻いて歌い、踊る。

盛り上がる企画として「鉄板」といえましょう。




一方で、ダンス自慢の人たちも「踊ってみた」に挑戦しています。

ダンススタジオの生徒、またはコーチらしき人も登場していますね。


多くの場合、仮面舞踏会のカバーでは間奏部分が省略される。

さすがに、間奏部分をうまくコピーするのは難しい。


4回転ターンが最も困難な部分だ。

このバレエの基本技は「余興のために踊ってみよう」などとマネできるものではないですね。

若い時にディスコで踊りまくって「我こそは」と思っているような人でも、このバレエ風4回転ターンでは完全コピーをあきらめるはず。

私もほかの部分はかなりマネできても、このバレエ風ターンはあきらめてしまうね。

ダンスの基本を時間をかけて練習した人と、そうではない人との差が出てくる。

少年隊の3人はジャニーさんの方針で、ダンスの基本をちゃんと練習したのだ。


言い換えると、バレエの練習を本格的に練習した人は仮面舞踏会の間奏部分のコピーもできるはず。


見てみたいね。

私の娘も小さいころバレエを習わしていたのですが、ダンス経験者の私から見て、「才能があるとは思えない」と、長くは練習させなかった。

もちろん下手ではないがトップレベルにはなれないことは明白だった。


その点、ニッキはどうだったのでしょう。


いつ頃、本人が自分の才能に気付いたのか?

たとえば幼稚園の頃、お遊戯の時に、保母さんから、


「あら、錦織君はとっても踊りがお上手ねえ!!」

などとほめられていたのではないだろうか?

保母さんたちが、

「錦織君は顔もかわいいから、将来フォーリーブスみたいになるかも?」

などとうわさしていたことは十分考えられる。






日本でも70年代のディスコブーム。

竹の子族。

ブレイクダンスブーム

そして芸能界での男性グループの台頭


などによって、ダンスは定着した感がある。


おそらく今の高校生たちの中では、クラスに1~2人くらいは男子生徒で「我こそは」と思っている子もいるだろう。


だがしかし。

ニッキの仮面舞踏会を見たら、トップレベルの厳しさを思い知る。

プロの領域の厳しさを理解するのです。

少年隊はそれまでの日本芸能界でのダンスレベルを一気に引き上げたのです。


少年隊の後、たとえばジャニーズのなかでの後輩グループ「忍者」のダンス・パフォーマンスなどもレベルが高く、

少年隊という「見本」があると一気に次元上昇することになった。

少年隊のニッキ、仮面舞踏会で一気にトップアイドルに

2021-02-13 10:34:22 | ジャニーズ
仮面舞踏会でレコードデビュー、そしてテレビ出演。

ついにその時が来たのです。


「ニッキの踊りを見たテレビ視聴者は、ぶっ飛ぶな・・・・」


そう考えると、うれしくて、うれしくて待ちきれません。

少年隊のデビュー・ビデオを毎日、繰り返し繰り返し見ていた自分ですが、早く大勢の人に見せたい。





見せつけてやりたい。


俺の応援している少年隊の踊りを見てくれ!!


そういうファンの気持ちから、いつしか、


「早く、俺のステージを見てくれよ!!夢中にさせてやるから」


という気持ちに。

もう、自分とニッキの区別がつきません。


心理学的な分析では「同一化」というのだそうです。


まさしく平常心を失い、
「自分はニッキなのだ。ニッキと俺は一心同体なのだ」

という心理状態です。


そして、テレビで仮面舞踏会を見た。


特徴のあるイントロ。

チャラララー、チャッチャッ

3人のアクションが入る。


「やはり、ダンスの魅力を取り入れたデビュー曲になった」

と満足。

「間奏でダンスシーンを取り入れているに違いない」

という予想通り、歌の1番が終わるとともに、ダンスシーンが始まった。

スタンドマイクを前に蹴飛ばして、ダンス舞台を設定の上で完全にダンスステージとなった。


興奮で息をしているのを忘れる。


やはりニッキのダンスは、今までのアイドルの域を超えている。


足を後ろにはね上げてジャンプするが、無重力のようにフワッと舞い上がる。


その時の姿が空中でビシっと決まっており美しい。


続いて、バレエの基本をマスターしているのだろうね、4回転ターンだ。

右足を外側に回して、その遠心力で回る。

衣装がヒラヒラしているときには、回転とともにマントのような衣装も回転につられてクルクル回り、とくに俺好みの美しさなのだ。

ああ、まったくニッキはぶれません。

ターンの後に安定的に止まる。

3人はどれだけダンスの練習を繰り返したことだろうか。

ジャニーズのメンバーは努力家が多いというが、才能プラス努力の3人ですね。





そしてディスコのステップである「バスストップ」のように手を右手を斜め上に2回上げる。


指先まで神経が行き届いており、カッコよさの極致。


間奏のあいだのダンスシーンが終わり、歌の2番に続く。


「やけにそそるよ、ターンも妖しく」

でヒガシが4回転ターン。

グルグルグル・・・・。

このヒガシのターン部分も仮面舞踏会での見どころだ。


少しヒガシの踊りは「かく、かく」した感じがあるが、これも好みの問題だろう。


ニッキの、言葉では言い表し難い「リズムにのった」ダンス」は、だれが見ても「サイコー」となるけどね。


2番の歌が終わり、ラスト部分になると、ニッキの激しい踊りが始まる。


一気に興奮度が高まり、バック空転とともに、最後の決めポーズ。


ハアハア。

見ていて興奮度はマックスだよ。


「見たかい?俺のダンスを」


と自分が踊り歌ったつもりになってる私でございます。

仮面舞踏会。

デビュー曲として、少年隊にふさわしいものでした。


その後もいくつもの良い楽曲がありますが、私が一番好きなのは仮面舞踏会だね。


少年隊の衝撃デビューの前夜を目撃した私

2021-01-30 11:11:12 | ジャニーズ
少年隊をデビュー前から知っていた人にとって、少年隊の歌番組出演ががどれほどの衝撃を与えるかは容易に想像できたのではないかな?


少年隊の歌と踊りのレベル高さは、多くの人が認めるところ。

ジャニーさんも、ニッキ、ヒガシ、カッちゃんの3人と巡り合えたことは大きな喜びだったのです。




とくに、ニッキの踊りの才能を見たときのジャニーさんの最初の喜びはいかばかりだったでしょうか?


「ああ、こんな子が来てくれたのだ。オレの理想とするエンターテイメントを、この子が実現してくれるのではないか?」

そう思い、これからの計画を思い浮かべたことでしょう。


ニューヨークの舞台でも通用するステージができるのではないか?

よし、この子(ニッキ)をメインとした最高ダンスパフォーマンスのできるグループを作りたい!!

誰と誰をニッキと組ませたらいいのか?

今までのテレビ歌謡界のステージとは、まったく次元そのものが違うステージを見せてやる。


ジャニーさんは、そう考えたはず。

どんなステージを作るかと想像するだけで、脳内快楽物質がでてきて、眠れない興奮状態の日もあったことでしょう。


ダンス、といえば、少年隊以前では誰が上手かったのか?

田原俊彦。

少年隊以前では、トシちゃんの踊りがバツグンだったのです。

令和3年の今でも華麗なダンスを見せてくれますが、10代、20代の初めの頃の若さ溢れるダンスは魅力的です。

トシちゃん以前の、郷ひろみなどの新御三家はダンスはそれほどうまくなかった。

次世代のアイドル時代の狭間に活躍した、城みちる、あいざき進也、などは、ダンスというよりも踊りの「振付」。

それなりに見ごたえがあるものの、歌の添え物的な感じなのです。


田原俊彦の場合は、ダンスがエンターテイメントの大きな部分を占めていました。

あきらかに他の同世代の男性アイドルとは、ダンスレベルが違っていたのです。


少年隊以前の男性アイドルのダンスは田原俊彦が一番と私は思うね。


自分の記憶では、レツゴーヤングなどの歌番組で少年隊はトシちゃんやマッチのバックダンサーを勤めたりしてた。

ときには、フォーリーブスの歌を踊りながら歌ったり。


当時、俺はダンスに夢中で毎日1時間~2時間は練習していたんだよ。

すでに自宅にはビデオ録画ができる時代になっていたので、少年隊は最高の教材となったんだよね。

その後、マイケル・ジャクソンの「スリラー」のビデオも教材として毎日よく繰り返し見ていたんですね。



そんなダンス青年の俺にとって、ニッキは最高のダンサーだった。


ダンスを必死に練習していたからこそ、デビュー前のニッキの踊りのすごさにも気づけた。

ヒガシもかなりダンスは上手だったし、ルックスもいいから、ヒガシの魅力に引き付けられた人も多い。

でも、私自身がダンス経験が長いので、ニッキの異次元のダンスレベルがよくわかった。

「ああ、ニッキのようには俺は踊れないなぁ」

ニューヨークのトップレベルのダンサーでさえ、ニッキほど魅力あるステージを見せられるのか、どうか。

ニッキのダンスレベルについて、見る目のある俺にはよくわかる。

「うひゃひゃひゃ・・・・」と思わず笑う。

俺にはニッキの本当のすごさがよくわかるという、ゆがんだ優越感・・・・。

幸せです。

美少年が最高の技術でダンスを踊る。

ジャニーさんの夢が現実化しようとしていたのです。


「仮面舞踏会」でのデビューは、もうすぐでした。

少年隊の関係者たちは、どれほど心ワクワクだったでしょうか。

「最高のダンスパフォーマンスが一般家庭にも披露される」

「かつてない衝撃が、歌番組で起きるぞ!!」

ジャニーさんをはじめとした、関係者の興奮が想像できます。

ニッキも

「よし、テレビを見ている人みんなに絶対に喜んでもらう」

とデビューを楽しみにしていたことだろう。

ジャニーズ最高傑作は少年隊なのか?

2021-01-23 17:54:14 | ジャニーズ
TOKIOの国分クンがジャニーさんに質問した。

「ジャニーさんの思う、ジャニーズのグループで一番は、どのグループですか?」

ジャニーさんは即答したという。

「それは、少年隊だよ」と。



いつの頃からか、芸能界にはジャニーズを含めて多くの男性アイドルグループが、登場してきた。

韓国からも多くのグループが日本に来ているしね。

昔と比べると、ダンス技術は格段に進歩している。

「うまいな」

と思うことも多い。

しかし、1980年代の少年隊のステージほどの衝撃は感じられないのだ。


ボクも若いころ、ダンスに夢中になった。

1日に何時間も練習した。

ダンス教材は映画、ビデオテープ教材、ダンス教室でのレッスンなど。

なかでも大きな影響を受けたのは、少年隊のデビュー時のビデオなのですね。

少年隊はレコードではなく、ビデオテープでデビューしたのですよね。

「仮面舞踏会」はビデオデビューよりも後だったのです。

これは、ダンスの教材として最高だった。

なかでもニッキ。

「こんな魅力的なダンスは見たことないよ!!」

という驚き。


普通に考えれば、たとえば、本場ブロードウエイのステージに登場しているダンサーの中は、ニッキを上回るテクニック、ダンス技術を持った人もいることだろう。


しかし、

「しかし、ニッキほど魅力のあるダンサーはいないのではないだろうか?」

そう思ったんだよ。


スリムな体型の美少年が歌い踊る。

ジャニーズの目指すところです。

そのなかでの最高傑作が少年隊なのです。


ニッキがいたからこそ、少年隊は輝いた。

そして、ヒガシやカッチャンもいたから、3人が最高傑作となれたのですね。