ポリ塩化ビニル少女の空間

無機物を愛する紳士たちの社交場

となりの吸血鬼さん ソフィー・トワイライト

2019-08-09 22:57:34 | エロゲー


CV:富田美憂

町の洋館で生活している吸血鬼。見た目は13歳程の幼い少女だが、実年齢は360歳ほど。
透き通るような肌と銀色の髪に特徴的な赤い眼を持ち、生きて動く西洋人形というべき見目麗しくも人によっては少し恐怖を覚える風貌をしている。

長年生きてるだけあって落ち着いた性格で、しばしば奇行に走る灯や自由奔放なエリーとも若干振り回されながらも付き合えるほどに心が広い良識人。
ただ年齢について触れられるのは嫌な模様。340歳とサバを読んだこともある(対して変わらない・・・)。
人間はとりあえずおにぎりが大好きだと思いこんでいたり等、多少感覚がずれていたり誤解している部分もある。
吸血鬼でありながら人から直接血を吸うことに抵抗があり、基本的にネット通販で購入した瓶詰の血液をティーカップなどに移して飲むようにしている。また、自身がお化けみたいなものにも関わらず幽霊等のホラー関係やスプラッタを怖がったりすることも・・・。

パソコンを使って、食料品などの必要なものはネット通販を利用し、SNSを使いこなすなどわりと近代的で庶民的な生活をしている。
アニメやコミック・フィギュアが好きな、オタク趣味。
そのためサイン会や文化祭のような催し物・イベントは昼間に開かれることもあって珍しくテンションを上げて半ば命がけにも参加しようとする。
日本に来た理由も、海外で発売されていないゲームを買うためとのこと。

吸血鬼らしく夜間は活発になり、ロードローラーを片手で持ち上げるほどの膂力を発揮する(作風ゆえに怪力が活かされることはあまりないが)。背中から翼を出し飛行することも可能。
眠るときはいつも棺。中にはアニメキャラの描かれた抱きまくらがある。
また食事は血液のみで人間の食べ物は受け付けない。一応食べる真似は可能らしいが味はわからず、咀嚼はしても嚥下するタイミングがわからないようだ。
一応彼女宅の冷蔵庫には通販で取り寄せた様々な種類と風味(!?)の血液が取り揃えられており、飽きることはない模様。灯の同居を許可して以降は彼女の手で飲食物っぽく調理してもらうことも出てきており、夏には彼女の作った血のかき氷も喜んで食べたが、さすがに血まみれになったかき氷機には灯といっしょに引いていた。

昼間は日を浴びると灰になるので、街に出かけるときは日傘とマント、頭巾が欠かせず、サングラスとマスクまでしようとしたことすらある。日焼け止めは試したがダメだったようだ。
たとえこれらを用意しても日の下で活動すればあっというまに消耗し、木の実や小虫がぶつかっただけでダウンするほどに衰弱する。
また十字架や流水が苦手、鏡に映らない、招かれなければ他人の住処には入れない、にんにくは匂いだけでダメ(カレールーに含まれたものにも過敏に反応する)など伝承によくある吸血鬼としての弱点を一通り抱えている。

日の光を受け付けない体質から、昼は眠り夜に行動するライフスタイル。それゆえに「夜中に動きまわる不気味な女の子がいる」「夜中に空を飛ぶ幽霊がいる」との噂が立っている。
この噂を確かめにきた人形好きの女子高生、天野灯と出会い、押しかけられてから、人間と吸血鬼の奇妙でちょっとズレた同居生活が(半ば強引に)始まることとなる。

冴えない彼女の育てかた   加藤恵

2019-08-08 22:45:08 | エロゲー



誕生日 9月23日(てんびん座)
身長 160cm
3サイズ B84/W57/H83
CV 安野希世乃


人物像

豊ヶ崎学園に通う高校2年生で、『Blessing software』では、メインヒロイン担当であり、副代表。
目鼻立ちが整っていて、可愛いと綺麗が中途半端に同居した容姿。
外出の誘いなどに気安く応じ、会話は弾むが、ギャルゲーなどのフラグに相当する展開に対して、特段とそれを意識する様子を見せずに、フラグを折る言動をする。やや喜怒哀楽に乏しい風にも見えるが感情が希薄と言う訳でも無く言う事は割とはっきりと言うタイプであるなど掴みにくいキャラクター性を持つ。
オタクについての知識が薄く、倫也が多用するオタクネタをまったく理解できなかったり、ドン引きすることがあるが、それを理由に倫也から距離を置こうとすることは無い。

ゴブリンスレイヤー 受付嬢

2019-08-07 20:53:34 | エロゲー


誰かがやらなきゃならない事をやっているんです。堂々としていてください。』
CV:内田真礼
概要

ゴブリンスレイヤーの登場人物で、辺境の街で冒険者ギルドの窓口担当を務める。年齢は22か23歳。
ひとまとめにして前に垂らした三つ編みが特徴的な女性で、ギルド職員のスーツで身を固めている。牛飼娘曰く「スタイルもいい」との事。

ゴブリンスレイヤーとは、彼の担当官としてその新人時代から現在までを知る人物。
本編開始の5年前、都での研修を終えて辺境の街に新人として赴任、同時期にゴブリンスレイヤーの冒険者登録を行い、そのまま彼の担当官となる。
依頼件数が多い一方で、報償の少なさから駆け出し以外が手を付けないゴブリンの依頼に手を焼いており、そのゴブリン退治を率先して引き受けるゴブリンスレイヤーには深く感謝している。

都会に居た時に言い寄られた経験もあって軟派な冒険者に辟易しており、その反動からかストイックな冒険者が好みのタイプ。そんな中、寡黙にゴブリン退治を続けるゴブリンスレイヤーに惹かれるようになった。

その好意は傍から見てもあからさまであり、露骨に一人だけ非営業スマイルを向けたり、報告を聞く際に椅子を勧めて特製の紅茶を淹れたり(もちろんサービス)と、後述の槍使いへの対応と比較しても明らかに別格。
同僚もそのあたりは気を回して、彼の対応は彼女に一任しているが、肝心のゴブリンスレイヤーが他者との交流に疎い事と、彼女自身が意外と奥手な事も相まって、5年経った現在でも関係はさほど進展していない。
なおゴブリンスレイヤーは彼女の好意に応える事は無いものの、陰日向に活動を支えている彼女には少なからず感謝の念を抱いており、彼女に対して頭の上がらない一面を覗かせる事もある。

一方で彼女はと言うと、一見軟派な槍使いに惚れられている。流石に邪険に扱うような真似はしないものの、度々の誘いを営業スマイルでさらりと躱している。
また、彼からのアプローチを半ば利用する形でちゃっかりポーションを売りつけるなど、抜け目のない一面もある。鬼!悪魔!受付嬢!(一応フォローすると、この時の槍使いは大きな仕事を終えた直後であったため、彼に対する多少の気遣いとも受け取れる。…しっかり代金は徴収していたが)。
5年前に槍使いと魔女の仲を取り持ち、一党結成に一役買うのだが、これが彼に好意を持たれる切っ掛けだったようである。
その魔女とは今や、互いの思い人に関する苦労を分かち合う仲であり、書籍3巻では槍使いを呪文で黙らせて、ゴブリンスレイヤーへのアプローチをアシストしている。

ゴブリン退治に赴いて失敗したり、最悪帰って来なかった新人冒険者を見続けてきたため、新人にはゴブリンの脅威を説明し、下水道でのジャイアント・ラット退治や、熟練冒険者の一党に参加する事を勧めている。
しかし、中には下水道を嫌がり、かつて村でゴブリンを追い払った経験から慢心し、説得を聞こうともしない冒険者もおり、役人の立場と冒険で死ぬのは冒険者の自己責任である事から強く止められず、歯がゆい思いをしている。
そして、新人冒険者が全滅し、村が壊滅する最悪の事態を考え、胃がきりきりと痛む事がある。

温厚で常に笑顔を絶やさない人物であるが、怒らせると怖いお姉さんでもあり、怒ったときの笑顔はゴブリンスレイヤーですら(甲冑越しなのに)冷や汗を流すほど。なお、漫画版だと頭に魔王の如き角が生えた。
この他にも、圃人斥候の昇格試験の際、今までに得たギルドの情報と同席していた監督官の《看破》により、笑顔のまま毅然とした理詰めで彼の嘘を暴き、徹底的に追い込んでいく査問のスタイルは、圃人斥候をぐうの音も出ぬほどに黙らせたほど(圃人斥候の本性はゴブリン並のゲス野郎なので自業自得ではあるが)。
…とはいえ、こちらのケースは質の悪い冒険者相手にナメられないためのハッタリも多分に含まれていたようで、圃人斥候が部屋から退席するや否や、(立会人役として同席していたゴブリンスレイヤーがまだすぐ傍に居るにも関わらず)パンクしたタイヤのようにヘタって弱音を吐いていた。かわいい。
Goblin Slayer


ゴゴゴゴゴ………

余談

AA版配役では、アイドルマスターシンデレラガールズの千川ちひろが当てられていて、小説版以降のキャラデザインがよく似ている人物の一人。
ただし、声は神崎蘭子の中の人が当てられている。

原作者曰く、実は文官を務めている貴族のお嬢様であるとのこと。

ゴブリンスレイヤー 妖精弓手 かなとこえるふ

2019-08-07 00:28:41 | エロゲー


「十分に熟達した技術は、魔法と見分けがつかないものよ。」

概要

CV:東山奈央

ひょんなことから鉱人道士と蜥蜴僧侶と共に辺境の街のゴブリンスレイヤーと一党(パーティー)を組むことになった森人(エルフ)の女性冒険者。階級は第三位『銀等級』。

一党内での役割は野伏(レンジャー)及び斥候(スカウト)、戦闘ではある蜘蛛の糸を弦としたイチイの弓・木の芽を鏃とした矢を用いての狙撃を本分としており、ひとたび弓を持てば後衛として呪文遣いにも劣らぬ火力を発揮する。矢についてはゴブリンから鹵獲した物も使うが「作りが雑」なので嫌っている。その一方、スリングなどの投擲武器に関しては、森人の投擲能力は只人のそれより遥かに劣るため、苦手である。
接近戦は不得手だが、ゴブリンどもに組み付かれて半裸にされつつも、ほぼ自力ではね除ける程度の力量は持っている。
また森育ち故に木々の間を駆け巡る程の身体能力を持ち、大目玉の《分解》の邪眼の連射を悉く避けたりできる(ただし本人曰く『姉なら避けるついでに攻撃できたのに』との事)。その身体能力から、原作者から度々超トールキン人と称されている。

森人の中でも妖精に近い原種・古代種的な存在である上森人(ハイエルフ)で、老衰でだけはまず死なないほぼ永遠の寿命を持つ途方もない血統の出身。
その為、森人特有の美貌とうら若い容姿とは裏腹に2000歳と一党内では最年長だが、種族的にも成長への貪欲さが少なく故郷の森を旅立ち数年そこらのため、まだまだ見聞は狭く精神年齢も未熟。“未知を知る”事を喜びとし、またそのための“冒険”を好む。

人物

性格はお転婆で好奇心旺盛、じゃじゃ馬で跳ねっ返り。鉱人道士も初対面時は「森人にしちゃあ珍しい」とコメントした。自由気ままで遠慮がなく、その動作は地の文で度々『猫』と例えられている。

「星風の娘」と呼ばれる氏族の長の娘でもあり、書籍7巻では姉と従兄の結婚を祝う為、仲間を伴って故郷であるエルフ王の森を訪れた。

すらりとした華奢な体躯で、白緑色の長髪はリボンで結っている。服装は動きやすさを重視し、意外にも主要登場人物の中では露出度が高い方である。
桁違いの長命種故に未だ成熟途中のスタイルが悩みであり、鉱人道士(と読者や作者)からはその体形を度々金床になぞらえてからかわれている。それに反応して彼と喧々囂々のやり取りをするのも日常茶飯事。
酒も嗜むが、ワイン数杯で酔い潰れるほど弱く、鉱人道士の火酒を飲んで悶絶した。おまけに酒癖も悪く、多くの場合は近しい人間が絡まれる羽目になる。
また、この世界の森人も多くのファンタジー作品同様獣肉食の文化を持たない(チーズ等の乳製品は食べられる)が、それは生態系におけるコスパの観点からと理由付けがされており、彼女の故郷では成長力と繁殖力に優れる昆虫類を用いた料理が主な蛋白源として重宝されている他、絹織物を始めとする虫関連の工業技術に定評がある。

パーティの頭目となったゴブリンスレイヤーの事はエルフ語の『オルクボルグ(小鬼殺し)』という字名で呼ぶ。ゴブリン根絶を“目的”とする彼の人生に哀しみを抱き、自分の知っている冒険の楽しさを教えてあげようと、何かと世話を焼きたがる。
また、彼女の知的好奇心はゴブリンスレイヤー本人にも向けられており、一党を組むようになってからは彼の一挙一動に興味を抱き、積極的に絡んでいく光景も見られるようになる。
今の所ゴブリンスレイヤーに好意を持っているかどうかは不明だが、有象無象に彼を悪く言われる事には明確な不快感を示している。とある冒険者がゴブリンスレイヤーを見下しつつ自身に言い寄ろうとした時は、当てつけとばかりにゴブリンスレイヤーの下に向かい、彼と親密な様子を周囲に見せつけていた。
およそ冒険とは言えないゴブリンスレイヤーの行動に対しては、一般的な冒険者の視点からしばしばツッコミ役に回り(女神官は早々に慣れてスルー気味。鉱人道士もたまにだがツッコむ)、冒険を台無しにするような奇策の使用をその度禁じている。だが、彼と共に冒険していくに連れて彼の和マンチスタイルや合理的思考の影響を受けつつあり、状況的に致し方ない場合に限っては発言を撤回している。

鉱人道士とは種族的にも性格的にも気が合わないため口喧嘩が絶えないものの、冒険中でさえ軽口を叩き合い、戦闘時には背中を預け合える良き仲間。
女神官からは姉のように良く慕われており、キャンプの時は彼女が作ってくれた豆のスープのお礼としてエルフの保存食を分け与えた。徐々に変なの2号と化す彼女に、『オルクボルグの悪影響』と嘆きつつある。
蜥蜴僧侶とも彼のチーズ好きをからかったり竜になるという望みを応援するなど、良き友人である。

持ち前の明るさもあって(特に漫画版ではコミカルな動きと表情も相まって)、本作のダークな雰囲気に対する清涼剤の1つになっている。

ゴブリンスレイヤーのそれ以上に私室はちらかっている。
因みにこれは彼女の姉も同様であり、姉の婚約者曰く「(あの姉妹には)片付けの習慣がない」との事。なお、森人の里に住んでいた時は、洗濯と掃除は水精と妖精に頼んでいたため、森を出てそれらを自分でやらなくてはならないと知って不便だと感じていた。
下着が苦手らしく、日常でもほとんど身につけていない。一度、よりにもよってゴブリンスレイヤーに下着の必要性を訊ねた事があり、彼から『俺に聞くな』と盛大なため息と共に呆れられてしまう。
自分たちの文化では専ら水浴びが主流であるらしく、女神官と一緒に入るまで、温泉(お風呂)につかったことがなかった模様。一度入ってからはハマったのか、王都に訪れる時には逆に女神官を浴場に誘っていた。

ゴブリンの嗅覚を誤魔化すために奴らの血ワタを浴びる事には、諦め混じりに慣れてしまった女神官と比べ未だに抵抗が消えず、臭い消しの香を女神官用も合わせて購入するようになったがうっかり忘れて洗礼を受ける事も……。

前述の通り、何でもかんでも興味を持つ性分故に、臭い消しの香や耳当てといった小道具や、よくわからない玩具や冒険娯楽小説といった趣味に関するものを何も考えずに購入するため、金欠になる事もしばしば。そのため、姉からも『普段から節制しろ』と説教されている。
この性分も、前述の部屋を散らかす癖の原因の一つと思われる。

ゴブリンスレイヤーへの呼び名である“オルクボルグ”は、ホビットの冒険に登場するゴブリン殺しの伝説の魔剣「オルクリスト」を元ネタにしていると推測される。やる夫スレでは、「オルクリスト」と呼んでいる。

やる夫スレではシノン(SAO)のAAを当てられていた。

余談

原作者曰く、彼女の故郷である森人の里に攻め込むとレゴラス級が500人ぐらい出てくるらしい。しかもレッサーレゴラス、グレーターレゴラスなる者も存在するとの事。……何それ怖い。


女神官に分け与えたエルフの保存食は、実は元ネタ的に調理して他人に分け与えても良いのはエルフ王家の女性のみであり、書籍1巻どころかAA作品の頃から妖精弓手がエルフのお姫様だと描写されていた。


ゴブリンスレイヤー 女神官

2019-08-06 01:15:33 | エロゲー


『一緒に行きます。放っておけませんから、あなた。』

概要

CV:小倉唯

地母神を崇める敬虔な女神官(プリーステス)の少女。15歳。
神殿で育った孤児で、本作世界では成人として見なされる年齢になったため神殿を出て市井で独立し冒険者となることを選んだ新米冒険者であり、そのため初登場時は最低等級の第十位『白磁等級』。

ギルドで冒険者登録を済ませた直後に同じ新米の冒険者三人に声をかけられ共に赴いた初めてのゴブリン退治で参加。しかし一行がゴブリンや洞窟を侮って挑んだことが災いして罠に掛かり、パーティは全滅。自身も絶体絶命の危機に瀕していたところをゴブリンスレイヤーに助けられる。

以降は自身の力が彼の助けになるかもしれないと考え、ゴブリンスレイヤーと共に冒険をしている。
神官に相応しく、とても優しい性格。しばしば無茶を冒すゴブリンスレイヤーを心配し、同時によく慕っている。

人物

いと慈悲深い地母神を信仰しているだけあって、他人を思いやる優しい性格。反面、一党の中で自分だけ下級等級である事もあって自己評価が低い。
地母神の教えもあるが、当初はゴブリンであっても殺傷する事に躊躇っていた。
また、恥ずかしがり屋であり、貧相な体つきを気にして扇情的な衣装が苦手(ただし奉納演舞の衣装の様に、必要ある場合は身につける)。密かに受付嬢や魔女といった大人の女性のスタイルに憧れを抱いている。

書籍10巻に登場した葡萄尼僧を姉の様に慕っており、『彼女がゴブリンの娘』という悪評が心無い人々に面白半分で広まった時には、いつもの真面目で穏やかな性格が一変し、意地を張る子供の如く不機嫌な様子を隠さなくなった事がある。

一党内では地母神のもたらす奇跡(劇中における魔法のようなもの)を賜り前衛補佐を担うと共に、炊事もこなすなど甲斐甲斐しさが目立つ。
その職業ゆえに非力で直接戦闘は苦手としているが、白磁等級でありながら奇跡が4種類、(全て合わせて)一日に3回(鋼鉄等級に昇格した第6巻では3回使った時点で直ぐに休息をとれば最大6回まで使えるようになっている)まで使えるなど素養はあるらしく、神官としての能力的にはなかなか優れた人物である。
実は、初登場の時点からすでにレベル3の神官だったという、ああ見えて優れたエリートである(TRPG的に考えれば、神殿育ちの孤児という出自から、最初からレベル1の神官技能を持ち、初期経験点を全て神官技能に振った結果と思われる)。
ゴブリンスレイヤーとパーティを組むようになってからは、彼の奨めでスリングによる投擲の鍛錬も積んでおり、非常時の補助武器として用いる事もある。また、冒険を休んでいる間は、神殿でのお勤めの傍ら、モンスターマニュアルで勉強したりしている。

初陣でも慢心から準備が不十分だったパーティの仲間に苦言に近い不安を零したり、他の3人が気づかなかったゴブリンの動きに気付くなど、冒険者の適性も元々高いようで、過酷な現実に直面しつつも乗り越える芯の強さを持つ。

以降はゴブリンスレイヤーと組んで任務を行うようになり、彼のどこまでも現実的なゴブリン討伐に同行することで、冒険者としての地力を付けていく。
最初はベテランの冒険者でも忌避するようなゴブリンスレイヤーの奇行に苦言していたが、幾つものゴブリン退治を経て早い内から順応しており、考え方や言動の面でもゴブリンスレイヤーの影響を強く受けている。……と言うより、諦め気味に慣れてしまった。

余談だが、彼女が法衣の下に身に着けている鎖帷子は「ゴブリンスレイヤーが初めて評価してくれたもの」として、戦闘で大破しても修繕して使い続けるほどの並ならぬ愛着を持っている。とある事件で紛失した時、彼女にしては珍しい位に取り乱しており、彼への信頼の深さが伺える。

オーガ戦を経て黒曜等級に、その後しばらく間を置いて、訓練場防衛戦での功績が認められた事で鋼鉄等級まで昇格する(なお、それまでの功績の多くがパーティの熟練冒険者によるもので、彼女自身の功績が認められないという理由により、鋼鉄等級への昇格を一度見送られていた)。
作中では熟練冒険者と関わる事が多く、自己評価が低い事も手伝ってか、時折負い目を感じているような描写があるものの、とっさの機転で一行の窮地を救う活躍を度々見せている。
物語が進むにつれて彼女を慕い目標とする人間も現れるなど、冒険者として着実に成長を遂げている。
……段々と変なの2号になりつつあるが。

影響を受けたと思われる所業の数々:

術者の血を《浄化》の奇跡で真水に替えて詠唱を阻害。
敵が転落した昇降機の縦穴に《聖壁》の奇跡で蓋をし、昇ってくる昇降機とサンドイッチ。
「相手に『直接』触れてはいけない」条件を取り付けて1対1の勝負に臨み、飛び道具を使うという騙し討ちに近い方法で勝った上で即座にスリングによる投石で相手を無力化(そもそも相手側が素直に約束を守るような輩ではなかったのだが)。
その後、苦言する新米戦士と見習聖女、白兎猟兵に『だってわたし、触れてないですよ?』と答えて絶句させる。
水で濡らした毛布を鉱人道士の《風化》で凍らせ、そりにする。
敵が奇跡に対する知識を持っている事を逆手に取り、祈祷の言葉を唱えて奇跡を使うフリをして隙を作らせる。


以上の奇策から、妖精弓手に『オルクボルグの悪影響』と嘆かれている(その妖精弓手も、鏃を細工して射つという、ゴブリンスレイヤーに影響を受けたと思われる方法を取っている)。

なお小鬼王戦では当初、聖壁三枚で三角柱状に閉じ込めて火炎瓶で焼き殺す作戦だった所を、小癒の奇跡を温存する為に聖壁二枚で小鬼王をプレスする方針に独断で切り替えている辺り、判断力にも優れている。


やる夫スレ版におけるAAはドラゴンクエストIIIの女僧侶。上記の通り書籍版では金髪碧眼の少女となっており、イメージが大きく変わっている。
また、ゴブリンスレイヤーの元ネタがさまようよろいであることから、(ネタ的に)ホイミスライム扱いをされるケースもまま見られる。

使える奇跡


習得する奇跡は任意で選べる訳では無いらしく、信仰する女神から扱う資格があると認められた奇跡が与えられるようである。その為か、「扱う資格が無い」と看做されれば使用できなくなる事もあるらしく、ゴブリンスレイヤーによって本來の用途以外での使用を要求される度に女神からの怒りを買うのではないかと心配する日々を送っている。

小癒(ヒール)

「《いと慈悲深き地母神よ、どうかこの者の傷に、御手をお触れください》」
所謂回復呪文。女神官が駆け出しの頃から習得していた奇跡。
臓物がはみ出るくらいの重症も治癒する御業だが、毒までは回復できない。多少の傷はポーションで事足りる上に、他の奇跡を優先しなければならないため、使われる事が少ない。専ら、ゴブリンに捕らわれた娘の治療として使われる。
某有名RPG同様、アンデッドにかけると大ダメージを与える事ができる。使い方として間違ってはいないのか、直接傷付けているにも関わらず、地母神からのお叱りはなかった。

聖光(ホーリーライト)

「《いと慈悲深き地母神よ、闇に迷えるわたしどもに、聖なる光をお恵みください》」
錫杖の先端に、太陽の如く燦然と煌めく光を灯す。女神官が駆け出しの頃から習得していた奇跡。
松明の様に明かりにする、あるいは閃光の様な強い光を発する事で咄嗟の目眩ましに使う他、低級のアンデッドを塵に還したり、一定レベルの解呪効果も期待出来る事が書籍10巻にて判明しているなど、汎用性に優れている。

聖壁(プロテクション)

「《いと慈悲深き地母神よ、か弱き我らを、どうか大地の御力でお守りください》」
不可視の壁を生成し、敵の攻撃から自分や仲間を守る防御呪文。ゴブリンスレイヤーとパーティーを組んだ後に、新たに与えられた奇跡の1つ。
味方の攻撃は通過するため、敵側の攻撃を気にせずに攻撃に専念できるため、弓手などの後衛役からは有り難く思われている。更に2枚重ねれば、広場を丸々焼き尽くす人食い鬼(オーガ)の大火球さえ防ぎきれる程の防御力を持っている。
しかしゴブリンスレイヤーのアイディアによって、ゴブリンどもを封殺する数々のエグい使い方をされてしまう事もしばしば。

沈黙(サイレンス)

「《いと慈悲深き地母神よ、我らに遍くを受け入れられる、静謐をお与えください》」
一定範囲内の如何なる声や音を消し去る呪文。ゴブリンスレイヤーとパーティーを組んだ後に、新たに与えられた奇跡の1つ。
敵魔法使いの呪文を無効化したり、音を消して気付かれずに移動して無用な戦いを避けるための奇跡なのだが、ゴブリンスレイヤーの手にかかれば、鉱人道士の酩酊(ドランク)と組み合わせて眠りこけるゴブリンを静かに、騒がれる事なく淡々と殺戮する作業場を作り出す。

浄化(ピュアファイ)

「《慈悲深き地母神よ、どうかその御手で、我らの穢れをお清めください》」
汚れを取り払う、ただそれだけの呪文で、書籍7巻にて新たに得た奇跡。……何故女神官がこの奇跡を選んだのか、言わなくてもわかるだろう。
体や服に付着した汚れだけでなく、瘴気や汚れた水をある程度清める事ができる。

しかしゴブリンスレイヤーの影響により、穢れと認識すれば、相手の血を真水に変えてしまう恐ろしい術にも成りうる事が判明。そのせいで、女神官は地母神から釘を刺されてしまった。

余談

演者である小倉唯は”小説”ゴブリンスレイヤーのPVナレーションを務めている為、ゴブリンスレイヤー最古参の声優という事になる。
作者は担当編集から「編集部が懇意にしている事務所に新しく来た人がナレをやる」と聞かされていた為、「てっきり新人が来ると思ってたら大鯨の中の人で驚いた」とのこと。…確かに移籍してきた人も『新しく来た人』である。

ソードアート・オンライン アスナ ウンディーネ

2019-08-04 17:14:25 | エロゲー


CV:戸松遥
本作のメインヒロイン。才色兼備で家柄もよしと、旦那に負けず劣らずのハイスペックの持ち主。ゲーム内では細剣を使った高速かつ高精度の攻撃を得意とし、そのスピードはキリトですら目視しきれない程。
近年、様々な作品で復権を果たしつつある『メインヒロイン』という人種の中でも輪をかけて圧倒的正妻力の持ち主である。

普段の彼女は人格者であり『ほわんほわん』と形容される雰囲気を纏っているが、ゲーム開始当初(プログレッシブ等)にはキツイ性格をしており、デレ期に入った後もキリトの命を脅かす相手には一切の容赦がないなど、必要な場合は容赦の無くなる苛烈な面を持つ。
キリトが度々無茶をやらかすこともあり、キリトの行動やバイタルデータをチェックしていたりとカレログも真っ青な奇行をとることもあり、ファンからは『抜刀妻』『剣業主婦』『鬼嫁』『バーサクヒーラー』などのアダ名も頂戴している。最後のは作中で実際に言われている。とはいえ基本的に人格者であり、旦那がサブヒロインをひっかけてきても他意のないことを理解し滅多に暴力を振るわない。それどころかそのサブヒロインと(約一名を除いて)すぐに打ち解ける器の持ち主である。
ただし冷たいオーラは出る。その辺りは16巻やゲーム版で顕著である。

なおオバケだけはダメな模様。
なおあくまでも苦手なのはオバケで、アンデッド全般が苦手な訳ではない。

原作
SAO(アインクラッド編)
アスナ
センシティブな作品


アインクラッドにおいてただでさえ少ない女性プレイヤーの中でも五指に入る程の美貌と、最強を誇るギルド『血盟騎士団』の副団長を務める程の実力を併せ持つ事から、SAOで知らぬ者はいないほどの有名人。
トラブルに巻き込まれないようギルドから2人の護衛を付けられているが、本人はそれを疎ましく思っている。その剣捌きから《閃光》の二つ名を持つ。また趣味として料理スキルを完全習得している。
主人公に逆攻略をかけるメインヒロインであり、ゲーム内とはいえ行き着くところまで行き着く積極性を見せた。更にはAIのユイを娘として迎え入れ、絆はこの時点でがっちりと固まっている。
愛用の細剣は友人リズベットの製作で、固有銘は《ランベントライト》。
防具はゲーム版にて《ブラッディクロス》という名称になっている。
『電撃文庫FIGHTINGCLIMAX』では第一巻で描かれた74~75層攻略時のアバターでプレイヤーキャラとして登場する。
プログレッシブ
狂戦士
crossing field


KoB入団前は主に赤いフード付きの外套を着用し顔を隠していた(SAOP1巻で「灰ずきんちゃん」と呼ばれるなど他の色のケープだった描写もある)。
正式サービス開始時には数学の課題がやりかけであり、コミックではその後に模擬試験も気にしていた描写がある。エリートコースから脱落したことで当初は塞ぎ込み、その後は半ば自暴自棄になって「行けるところまで行ってその果てに戦死してやる」と考え、ゲームの知識が皆無な状態でありながら店売りのレイピアを予備含む数本とただ一つ習得したソードスキルとアルゴの攻略本だけを携えて迷宮区に数日も籠り物資がなくなると町に戻るという無茶な攻略を続けていたが、ある日キリトと遭遇した直後に心労が祟ってついに彼の目の前で失神するに至るも救出される。その後彼の誘いによってフロアボス攻略戦に参加して以降は考えをやや改めて攻略や自身の生存そのものにも前向きになった。
キリトが発するゲーム用語が通じないなど苦労はしつつも、多くを吸収しながら着実に実力をつけている。
赤ずきんちゃん

 この頃はとってもツンデレ気味。

もきゅ。

 もきゅもきゅ。

ALO(フェアリィ・ダンス編)
待ってる
アスナ


須郷の企みにより現実世界に帰還できずALOに幽閉され、妖精王の妃ティターニアとして世界樹上の檻に閉じ込められていた。
しかし単なる囚われのお姫様では終わらず、僅かな隙を突いて脱出。GM権限の行使が出来るカードキーを入手し、キリト達に託した。
このバージョンのアスナのイラストについてはティターニアタグの併記をお奨めする。
その見た目もあってフィギュアが多く出るなど人気は高めだがプレイヤーとしては全くの無力。現実世界の彼女も寝たきりのままである。

ALO(ファントム・バレット編以降)

ALO事件の解決後はキリトを始めとするSAO帰還者が集められた学校に通う。
ファントム・バレット編では、キリトを事件に巻き込んだ菊岡を問い詰めたり、アフターフォローに回ったりと裏側で活躍した。
キャリバー編ではハイブリッド型のビルドの本領を発揮。トドメを刺しきれなかったボスモンスターに最後の一撃を与え、一行を勝利に導いた。
マザーズ・ロザリオ編では主人公を務める。
母親である京子とのさまざまな軋轢から無力感に苛まれていたが、ユウキと出会い共に戦う中で、結果を恐れずぶつかっていくことの大切さを知る。
ユウキの助言もあって京子と仮想空間で話し合い、自らの真意を伝え和解。
ユウキとはその後も多くの思い出を作り、11連撃OSS《マザーズ・ロザリオ》を受け継ぎ、その最期を看取った。

Asuna ALO
ウンディーネなアスナ!


アバターは支援・回復魔法に長けたウンディーネを選択。
種族特性に合わせた治癒師(ヒーラー)だが、近接戦闘も視野に入れたハイブリッド型のビルドとなっている。どうもつい前衛に出たがる悪い癖があるようだが、戦績を見るにこれは正解といえるかもしれない。単なる後方支援に終わらず、上記の悪癖もあって種族特性に似合わぬ戦いぶりから『バーサクヒーラー』という不本意な二つ名を頂戴した。
特にマザーズ・ロザリオ編では状況の打破のために突進技で弱った前衛を轢き殺し、後衛のヒーラーを殲滅するという所業を披露している。
使用武器は細剣フロッティ。魔法使用時には伝説級武器の短杖世界樹の枝を使用する(前者はロストソング、後者はアニメ2期で設定された名称)。
このバージョンのアスナのイラストについてはALOタグの併記をお奨めする。
また、シルフ族の予備のアカウント「エリカ」を所持しており、母の京子をALOに連れてくる時にはこれを使用した。
アスナママ(中の人は綾波)

エリカはこちら↓

オーディナル・スケール
劇場版アスナ
SAO劇場版アスナ


2017年の劇場版でのアスナ。

GGO(アニメver)
Asuna Sword art online
GGOスタイル アスナ



アニメオリジナルエピソードにて、別世界線より衣装をリファインし満を持して参戦。
男の娘キリトと対になるかのように髪をシニヨンに結い上げ光剣を構える姿はおっぱいのついたイケメンと言っても過言ではない。長年、アスナがGGOに来るならキリトと逆に男装では?などと言われていたのでファンの妄想が8割方叶ったと言える。
衣装は後にフェイタル・バレットにもポロロッカし、そちらでの名称は「コート・オブ・サンシャイン」。こちらでは装甲を外したバージョンを拝むことができ、ノースリーブでケーブルニットなニットワンピと実はかなりオシャレ。名称も「ドレス・オブ・サンシャイン」。銃弾飛び交う戦場に舞い降りた閃光の舞姫と言っても過言ではなかろう!

武装は上述の通り光剣で刀身は深紅。機種は不明だが、推測するならばイカジャムでピトフーイが使用していたムラマサF9は「刀身が真紅」「フェイタル・バレットではDEX型でクリティカル重視」武器と、アスナの戦闘スタイルや色を考えるとコレである可能性が考えられる。

劇中ではシノンの助っ人としてGGOに降り立ち、サトライザー率いるPKスコードロンに対するPKKを展開。
キリトと仲良く銃弾を斬り払っていた。……アナタちょっと前まで旦那に呆れてましたよね?

アリシゼーション編

序章では和人に送られ帰宅する途中で死銃の襲撃を受け、和人が毒に倒れる場面を目の当たりにする。
テレビアニメ版ではこの前日にGGOにダイブし、サトライザー率いるスコードロンと一戦交えている。
アバターはゲーム版と装備こそ異なるが、現実世界と変わらぬ姿のためALOから一時コンバートした可能性がある(クライン、リズベット、シリカも同様)。
武器は光剣で、SAO・ALO同様に刺突で攻撃している。

人界編では病院へ搬送中にさらわれた和人を追って、神代凛子の助手に扮してオーシャンタートルに潜入。STLを使った治療を受けている和人を見守る。
アンダーワールド大戦編では廃人同然となったキリトを救うためアンダーワールドにログイン。
直後に出会った少女2人に連れられ遂にキリトと邂逅を果たすも、彼女を敵のスパイと勘違いしたアリスに襲撃され鍔迫り合いになり、互いに自分が本妻であると宣言。
アスナは初めてサブヒロインと明確に剣呑な空気になった。後付け幼なじみ(物理)恐るべし。
その後、深夜にキリトのいる天幕へ忍び込むも再びアリスと邂逅。そこへ彼の元先輩やら彼の後輩だった少女2人組の片割れも現れ、彼はここでもいろいろ大活躍していたことが発覚。
まあいつものことだから仕方ないね。
最終的にアスナ、アリス、リーナ、ロニエの4人でキリトの情報交換を行うことに。…………彼を囲んで添い寝、という形で。リア充(ry。
アスナ誕
アスナちゃん



今回のアバターはGM権限を持つスーパーアカウント01『創世神ステイシア』。
直接UWに赴いて作業を行う際に使用される管理者サイドのアバターである(ただしGMではなくあくまで「ものすごく強いPC」であり無敵の存在ではない)。固有能力はUW内の地形を意のままに作り変える《無制限地形操作》。
地形を攻撃に転用すれば一軍を足止め・殲滅できるほどの巨大な地割れを引き起こすMAP兵器にもなる。ただし大量のデータの行き来によって使用者のフラクトライトに多大な負荷がかかり、連続使用したアスナは脳を針で刺されるような激しい頭痛に見舞われていた。
UW内ではその名の通り創造神として信仰されている三大神の一柱。すべての生命の生殺与奪権を持つとされている。
外見はアスナ本人の容姿に真珠色のドレスと同色のブレストプレート、装備する細剣の固有銘は<<ラディアントライト>>。カラーイラストでは真珠色というよりも桜色がかった配色になっている。
絵師と神様繋がりで満開する勇者を思い浮かべる人もいた模様。そういえば苗字も(ry

ムーンクレイドル編
Asuna


人界統一会議での制服。

ユナイタル・リング

キリト、アリスと一緒にALOにいたところをコンバートに巻き込まれる。
基本装備と細剣スキルは継承したが、装備については元のステータスが高すぎたため猶予期間後は使用不可になっている。

リアル

結城明日奈
姫さま


所謂『エリートコース』を歩んでいた良家の令嬢で、疑問を抱くこともなく両親が求めるままの道を進んでいた。ナーヴギアとSAOは本来は兄の所有物であり、急な出張に出る事になった兄に頼んで貸してもらった際、デスゲームに囚われた。
エリートコースから脱落する事への恐怖から半狂乱に陥り、ゲーム攻略を第一に考えひたすら邁進する様は狂戦士とまで評された。
しかし、SAOで『生きる』キリトと出会うことで明るい性格を取り戻すと共に、キリトに好意を抱くようになる。
そして積極的なアタックの末に相思相愛となって(SAOのシステム上で)結婚し、現実世界においても恋人同士となる。
ただ彼の周囲に女性が多く、また押しに弱い性格である事をやや不満に思ってもいる。
SAO事件に巻き込まれた事でエリートコースから外れてしまった事を親戚達からは哀れまれているが、本人は全く気にしておらず現在の自分に誇りを持っている。

ゲーム版
インフィニティ・モーメント

本作ではなんとシステムエラーによって勝手に結婚状態が解消されると言う状況に追い込まれ、初のゲーム化だったこともありファンからは物議を醸した。が、例えIFの世界だろうと(ストーリー上では)メインヒロインの座を譲る気は微塵もなかった模様。
ファンには安心を、一縷の望みを得た他のヒロインのファンを改めて歯噛みさせるのだった。誤解されやすいが当人の間でもシステム上でも離婚状態になったわけではなく、エラーによって結婚を示すパラメータが不正な値になり結婚状態と認識されなくなっただけである。
しかしながら、『こんなことで絆が揺るぎはしない!』と頭では理解していても内心では相当ショックのアスナ。彼女のために結婚状態を修復すべく奔走するのが彼女のキャライベントとなる。
が、そのために必要なクエストは裸エプロンにペアルックデートなどと、ゲーム攻略とは別の意味で極めて困難な道のり、更にはMORE DEBANの集合にリーファ&シノンのフライング登場とアスナの気苦労は絶えず、気がつけば『キーリートーくーん?』と冷たいセリフを発した回数は数知れずである。
だが数多の苦難を乗り越えてついに愛する黒の剣士との結婚の修復に成功。ついでに何処かのペロリストを警察に突き出してALO事件も未然に阻止し、キリトや他のプレイヤーとともに現実へ帰還。次女も出来てアインクラッドでの戦いは大団円を迎えるのであった。
-インフィニティ・モーメント-
アスナさんのPSPゲーム用の衣裳が可愛すぎる


キリト同様、大人の事情で裾の短い新衣装『ホワイトレッドクロス』で登場。
胸甲で隠れているが、実は露出度がかなり高め。3つの特化装備も黒サブリガが別の意味で攻撃的なATK型『プリンセスドレス』、胸元とふとももが防御されてないDEF型『フェンサークロス』、パンストのBUF型『スカーレットコート』と原作に比べてとてもセクシー。
BUF型に関してはヒースクリフも圏内では似た意匠をもった赤いコートを着用している。
なお大人の事情は開発終盤にギリギリ解消され、2周目より原作衣装を着用可能になる。
ゲーム上の性能ではDEXに長けヒロイン5人の中で総合トップの成長率をもつ。最大の特徴は彼女のみの特権、キリトとのアイテムストレージの共有が反映されていること(結婚解消中は使用不能)。
街に戻る度、本作では数量限定(例外は雑誌付録の超高難度DLCダンジョンを購入した場合のみ)の転移結晶を無限に調達し、探索を大きく助けてくれる。その点が便利すぎて心ないプレイヤーに転移結晶さんなどとネタにされることも…
ホロウ・フラグメント

イベントや専用装備が追加。細剣にも強力なものが登場し、成長率は変化したがより扱いやすいキャラクターとなった。
前作でもヒースクリフの離脱後のKoBにおいて副団長のままボス攻略会議の招集などを行っていたが、本作では76層以降に分断されてしまった《KoB》の事実上の責任者を務めている事が明らかになった。
75層以下に残った団員とメールでやりとりをするなど多忙な様子で、冗談まじりにキリトにギルド運営への参加を要請するシーンも見られる。
追加されたコンプリート装備は『ノブレスローブ』ブラッディクロスとステイシア衣装の間の子のような優雅な装備となっている。
キリトと共に初期装備が原作衣装に変更された。一度装備を変更すると最初に装備していた原作衣装は失われてしまうのが難点だったが、アップデートにて解消された。
また、本作ではロクデナシなプレイヤーには娘から良心の痛むトロフィーが送られてしまう。
ロスト・ソング

舞台をALOに移し原作のハイブリッドビルドを再現した結果、物理・回復に加えて攻撃魔法まで一流の器用万能な最強候補と化した。
氷系最上位魔法アブソリュート・ゼロ、通称アスナレーザーは、魔法ダメージブーストスキルと魔力ブーストバフを組み合わせてMP任せに乱発するだけでほとんどのボス敵をあっという間に殲滅可能な性能である。(レーザー状で名前も同じでこちらも最終兵器クラスだが断じて3式絶対零度砲ではない)
加えてMPリジェネブーストに回復魔法とリレイズ、OSSマザーズ・ロザリオも備える全く隙のないキャラクターに仕上がっている。トロフィー狙いの場合も最も効率が良いキャラクターはアスナである。
オリジナル衣装はKoB時代を彷彿とさせる赤い意匠の入ったもの。肩アーマーが付いており前衛での戦闘を意識しているような雰囲気を持つ。
今回もロクデナシなプレイヤーには情報屋のおねーさんから後が怖いトロフィーが送られてしまう。

ホロウ・リアリゼーション
SAO


やはりKoB時代を彷彿とさせる赤と白の衣装で登場。
原作に沿ってアタッカーを任せたいところだが、細剣に上級EXスキルが無いのが難点。SPリジェネに優れた《残響の闘争者》やヒーラーの上位版《玲瓏の癒し手》でALO同様サポート側に回ってもらうのもいいかもしれない。
そして二度あることは三度ある、ロクデナシなプレイヤーには娘から“また”浮気を諌めるトロフィーが送られてしまう。
……今回はクラインとエギルからもトロフィーがもらえるんです、許してください。

フェイタル・バレット
アスナ(GGO)


GGO初参戦。細身のアサルトライフルを使用する公式ビジュアルで構えているのはAR-57がモチーフ(と思われる)。
結構な変態銃だが、弾薬はレンやキリトとおそろい。

千年の黄昏
アスナ


ALOなのでロストソングに引き続きウンディーネ仕様。
だが今回はサブイベントやDLCでキリトカラーやKoBカラーにコンパチ可能。
上記はイベントで手に入るキリトカラーの衣装。ちなみに、アスナカラーのユウキ衣装も同時入手できる。

客演

電撃文庫FIGHTINGCLIMAX
プレイヤーキャラクターとしてSAO編のアバターの姿で登場している。
キリトと同様に飛び道具がないインファイター系だが、華麗な動きで相手を翻弄するスピードタイプである。
また、切り札の『鉄拳正妻』は超必殺技級の威力を誇る。
一部の勝利ポーズの中には、ユイが登場して抱きつくなど親子愛のシーンが見られる。
キリトとのバトルで専用台詞として戦うしかないのかと戸惑い、黒雪姫のバトル前の専用台詞として、彼女の黒いイメージからキリトみたいだと言い、家庭用版・ver1.30で追加された蓮太郎との専用台詞では料理対決も悪くないと発言している。続編のIGNITONで追加されたはたらく魔王さま!の遊佐恵美との戦闘前会話ではそれぞれの懐いている幼い女の子(ユイとアラス・ラムス)について話をする。また、キリトとの専用台詞では「負けたほうが昼飯をおごる」という条件の勝負を受ける。〈一作目で驚いていたのは『絶夢』に操られ正気でなく、バトル直前に正気を取り戻したという設定のためと思われる。〉

テイルズオブザレイズ

スマホアプリ「メモリー・デフラグ」とのコラボイベント「フェイトフル・エンカウンター」でキリトと共に参戦。
魔鏡技は「マザーズ・ロザリオ」。

余談

ロスト・ソングに登場するスメラギの衣装はALOでアスナが着ているウィンディーネ・ローブなどの装備の男性版という設定になっている。
ソーシャルゲームのエンドワールドに登場するアネットはインフィニティ・モーメントで登場するアスナの装備の一つであるのノブレスローブの色違いになっている他、
リーゼロッテに至っては原作小説で登場するアスナの装備ブラッディクロス、他装備一式がすべて色違いになった装備の姿となっており
白い部分がワインレッドに、赤い部分はピンクに、腕付近の装飾は黒地に黄色のラインに変更されている。
また、リーゼロッテの二つ名がアスナの”閃光”に対し”閃舞”である事、料理の腕は一流であるなど設定もアスナを意識をしたものとなっている。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ヘスティア

2019-08-03 20:59:26 | エロゲー


CV:水瀬いのり

本作のヒロインの一人で、主人公であるベル・クラネルの所属する【ヘスティア・ファミリア】の主神。
竈(かまど)の神。
一人称は「ボク」で僕っ娘。

神物像

天界から下界にやってきた神の中でも比較的新参。ベルに対して好意を抱いており、ヤキモチ焼きの一面もある。
ロキとフレイヤとは仲が悪く、特にロキとは顔を合わせる度に取っ組み合いの喧嘩になる。

下界に来る前は、知神(アテナ)や純潔神(アルテミス)と並ぶ三大処女神の一人として名を馳せ、並みいる男性神の求愛を断ってきた(それだけにベルとのデートは他の女神達の興味をそそった)。
また神格者として知られておりギルドの長を務めるウラノスも彼女に対しては絶大な信頼を置いている。
初めての「家族」であるベルに対しては、神が自分達の子どもに向ける愛情を通り越した強い好意を抱き、神と人という垣根を越えてでも相思相愛になりたいと想っている。
その分嫉妬深く、彼に惹かれた女性陣には神のプレッシャーで牽制している。
しかし、それでも毎回ベルが異性を引っ掛けるので、最近は諦めた様子。

なお、お金には縁が遠く、ベルの為に友人である鍛冶の女神ヘファイストスに頼み込んで神のナイフを特注製作してもらった際に即金で支払えず、対価として自らヘファイストス・ブランドの武具屋のバイトに志願したほど。(まあ、そのナイフ自体も数多の名工を自分のファミリアとして抱えるヘファイストスが直々に打った超のつく逸品であり、その契約書に記された請求額は圧巻の『2億』。まっとうに金回りのある商業系ファミリアや神様でも覚悟の要る金額である)
元々ファミリアにベルしか在籍せず、そのベルも当初ひよっこだったため、
活動費の殆どをジャガ丸くん(オラリオの街の屋台などで売られている、ジャガイモを使った揚げ物っぽいファーストフード。オラリオ式のコロッケ?)の販売のバイトで賄っていた経歴もある。

見た目とは裏腹に結構怠惰な性格で、過去に居候先のヘファイストスから追い出された事がある。
その性格もあってか金銭管理は大らか目な(リリに言わせれば「浪費癖」)ところもあり、ベルの次にファミリアに加わったサポーター(冒険者の中でもアイテム管理や後方支援を担当する職業)にして「ファミリアの金庫番」を自認するリリことリリルカ・アーデには、彼女らの役割柄、(ベルを巡る恋のライバルということもあるが)金銭の使い方やファミリア代表としての脇の甘さなどで説教されたり口論したりが日常茶飯事である。
ただ、両者ともベルにぞっこんで、いつもベルのことを第一に考えており、そこら辺では強く共感し連帯しているため、芯から仲が悪いというわけではない(因みにリリがベルのサポーターになる際、そして同じく彼女の当時の所属元だったソーマ・ファミリアとのトラブル発生の際にも、ヘスティアはリリが犯した罪を赦し、ファミリア内で搾取・虐待されていたリリを身請けするためにソーマとの直談判すら行っている)。

その後は(追い出したとはいえ友人のよしみもあり、最低限の住居としてヘファイストスが提供した)小さな廃教会を住居に暮らしており、ベルとの出会いを経てからはファミリア(主に彼)のために働き、バイト先や、後に自らのファミリアに加入していくファミリア構成員たちたちからもマスコットキャラクターの様な扱いをされている。

その後、すさまじい速度で成長していくベルが神、人を問わず方々で目をつけられ、幾度となくトラブルに巻き込まれるため、女難のみならず本格的な身の上でも心配をすることが度々な日々を送っている。

その一環として、ベルの才能と見目麗しさにほれ込んだアポロン(男神。なお美し物好きの両性愛者)がベル一人を引き抜くためにヘスティアたちに仕掛けてきた襲撃の果てにこれを退けたことで、アポロン・ファミリアが本拠としていた屋敷を手に入れて改修し、「竈戸の館」として新たな本拠を構えることとなった。

神望がある事でも有名でギルドの主神を務めるウラノスを始め多くの(オリンポス系の)神々から信用、もしくは信頼されている。


容姿
神様たん
センシティブな作品


女神の中では背が低く身長は140㎝。その代わり胸は大きい(ロリ巨乳)。髪は黒のツインテールで、両側をそれぞれ白いリボンで結っている。ちなみにツインテールは彼女の意志で触手の様に自在に操ることが出来る。服装は胸元が開いたホルターネックの白いワンピースに、左二の腕から胸の下を通して体を巻き付けるように青いリボンを結んでいる。アニメではこの姿で主人公ベル・クラネルにまたがってステータスの振り分けをしたり、胸を強調した仕草をするが彼女はウブなため推し留まっている。

このデザインをしたヤスダスズヒト氏と大森先生に惜しみない称賛を送ろう。
ヤスダ氏曰く「ヘスティアの胸は小説の地の文で大きい大きい連呼されてたのでそこスタートで衣装全体を組んだのだけど、書いてなかったら小さくしていたと思うので大森先生のファインプレー」

人気の爆発

彼女がアニメに登場した2015年4月上旬、pixivやツイッターその他のメディアを彼女の『乳』と『紐』が席巻した。4月8日付の『男子に人気ランキング』では100位までの内およそ5分の1を占め、さらにベスト3を独占するという事態になり、pixiv運営側も急遽、ヘスティアと例の紐の特集を組んだほどであった。(→【謎の紐に悩殺されそう!】ヘスティア特集)
なお、爆発的な人気が出たのは何故かアニメ放映直後ではなく4月7日を過ぎてからである。
ちなみに、pixivには4月7日だけで153枚ものイラスト(パロディ含む)が投稿されている。

原典であるギリシャ神話での扱い

父クロノスと母レアーから生まれた長女。要するにゼウスやハーデスらのお姉ちゃん。
炉の神として家庭を守護する女神で、その延長として国体護持の神としての側面も持つ。
また、聖火を扱うとして祭壇、祭祀の神でもあり、家族を失った孤児たちの保護者とされる。
ローマ神話におけるウェスタ(ヴェスタ)と同一視されることが多い。
オリュンポス12神には数えられる場合と数えられない場合があり、
これは甥っ子であるデュオニソスに「自分は炉を離れてオリュンポスに行けないから」ということでその立場を譲ったからだとされる。

なお、ギリシャ神話における女神と言うことで嫌な予感がした人も多いだろうが、
かの高名なプラトンをして「彼女1人だけがのんびりしていた」と言わしめるなど、
ギリシャ神話において本ッッ当に珍しい癒し系ぐう聖女神である。
どのくらいかというと、あのゼウスがポセイドンとアポロンに求婚された時に直々に永遠の処女を守る許しを与えたというくらい。あのゼウスがである。
女神のみならずゼウスのお手付きが無かった女性というのはガチで珍しい。むしろ「手出したらぶっ殺すぞ(意訳」宣言までしているとなればほぼ皆無レベルである。
「いや、でもお姉ちゃんなんでしょ?」と思ったアナタ、そもそもゼウスとヘラの夫婦は姉弟です。
よくヘラが怒らなかったものである。

ちなみに、家庭円満、国体護持といった概念的な要素が強いせいか、神殿や彫像、エピソードが全体的に少ない。
まあ、信仰の土台としての家庭円満・国家安寧を司ると考えれば、ヤンチャな弟妹やら親戚やらがアレコレやらかす様を暖かく見守るお姉さん或いはオカンというポジションなのかもしれない。
しかしその神徳から、信仰の規模はオリュンポス十二神でも3本の指に入るといわれ、「釜戸あるところヘスティア女神への信仰あり」と言い得る存在だったという。神格は日本で言うなら「三宝荒神」だが、その在り方は同じく後発的に神徳が増えて萬願成就の神様になった「お稲荷さん」に近い。ちなみにお稲荷さんも本質は女神である。

またアテナ、アルテミスと並んでギリシア神話の三大処女神とされる。

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。  雪ノ下雪乃

2019-08-02 20:49:39 | エロゲー


千葉市立総武高等学校2年J組に所属している女子高生。

主人公である比企谷八幡が物語冒頭で強制的に入部させられる奉仕部の部長。

1月3日の生まれのB型。 好きなものは猫とパンダのパンさん。

家族構成は両親と姉が1人。 しかし現在はマンションで一人暮らし中。

ニックネームはゆきのん、ユキペディアさん。 前者は由比ヶ浜結衣から、後者は比企谷八幡からそれぞれ呼ばれているが、本人的には微妙な模様。
人物・性格

学校一と謳われるほどの黒髪ロングの美少女で、成績優秀、運動神経抜群、家事までこなせる完璧超人。

しかし、それらの要素をぶち壊しにするほど口が悪い。 女子社会においてはその言動で絶対零度の吹雪をまき散らす。

というのも根がこれ以上ないほどの正直者であり、建前やごまかしなどは一切口にしない性格なのである。それにより時には余計な事さえ歯切れよく言ってのける。

作中でも幾人ものキャラがその毒舌の洗礼を受けている(八幡、三浦、材木座など)。

その美貌と完璧さゆえ昔から多くの男子に好意を寄せられており、逆に女子からは嫉妬によるいじめの対象になっていた。しかしそのようなことに屈する性格ではないため、いじめてきた女子生徒を返り討ちにすることもしばしば。そのようなことがあってか友達と呼べる存在はほとんどいない。

普段はクールだが、勝負事となると極度の負けず嫌いの一面を見せる。 ジャンケンで勝っただけで小さくガッツポーズをするほど。

また、猫が尋常ではなく好きで、猫を前にすると超真剣に、周りが引くほどの可愛がりぶりをみせる。1人だと猫語で猫に話しかけたりもする。

父が県議会議員で建設会社社長と遺伝子的にも大勝利。そのため千葉県についての造詣がやたら深い。またそれ以外についてもいろいろ博識なため八幡からはユキペディアさんなるあだ名を頂戴する。

完璧超人な彼女だが、犬、体力のなさ、方向音痴、突発的なアクシデント、不意打ちの優しさ、貧乳など弱点は意外と多い。 だがそれがいい。



「奉仕部」なる部活に所属しており、その活動内容は依頼者の手助けをし、自立を促すこと。

なぜ彼女がこのような活動をしているかはいまだ明かされておらず、その真意は定かではない。

しかし部室で八幡と対峙した際、「人ごとこの世界を変える」という発言を残している。



よく言えば神秘的だが、悪く言うと綺麗な中二病。



だが彼女自身も含め、誰も彼女のことを深く知らない。

やはり俺の.青春ラブコメはまちがっている。 由比ヶ浜結.衣

2019-08-01 22:37:47 | エロゲー


6月18日生まれのO型で、千葉市立総武高等学校2年F組に所属している。

クラス内では葉山隼人、三浦優美子を中心とするトップグループに入っている。

奉仕部に相談に行き出会った雪ノ下雪乃の生き様に感銘を受け、爾来、彼女も奉仕部に入部し共に活動して行く事となる。
人物・性格

如何にも今時のジョシコウセイといった感じの派手めな格好をした女子で、大抵の女子と交流が無い八幡にとっては特に縁遠い存在である。優美子は見た目で自身の友達を選ぶ傾向があり、結衣も可愛い部類に入る。どこがとは言わないが雪乃が俎板だとすれば結衣はメロンである。
その外見やクラスでの立場から八幡からはビッチ呼ばわりされているが、本人はそれを否定している。

トップグループの一員だけあって社交性はあり人当たりは良いが、人に合わせないと落ち着かない性分であり悪く言えば八方美人である。周囲の空気を読んで自分を合わせようとする術や、感情の機微を悟る能力に長けている。コミュニケーションスキルは非常に高い。
そうした性質が災いし昔から言いたい事を素直に言えず、時にはそれが周りを苛立たせる原因ともなっていた。しかし八幡と雪乃が全く相手に合わせず本音を言い合い、それでいて楽しそうにしているのを目の当たりにして自分が間違っているのではと少し思い直す。それまでよりも徐々に本音を出す様になるが、優美子からも好意的に受け取られている様だ。それまで通りのトップカーストに所属しつつ、クラス内でもさり気無く八幡を気遣うなど器用に振舞っている。
根は素直な良い子で、自分が悪い時はちゃんと謝る事が出来る。また誰よりも優しい。良くも悪くも周囲から敬遠されがちな八幡や雪乃に素直に話しかけられた辺りに優しさが滲み出ている。友人と呼べる存在の居なかった雪乃をデレさせて友達となった。雪乃の事が大好きでゆるいゆりな光景を繰り広げている。

相手へ親しみを表現する処世術の一環なのか、ヒッキー(比企谷八幡)、ゆきのん(雪ノ下雪乃)、さいちゃん(戸塚彩加)、中二(材木座義輝)、さがみん(相模南)と相手をあだ名で呼ぶ事が多い。これらのあだ名は結衣しか使っておらず、そのネーミングセンスは好評とは言い難い。ただクラスでは最も親しい優美子や姫菜はあだ名で呼ぶまでも無く友達としての立場が確かだからか、或いはあだ名で呼ぶよりももっと近しい距離感を表現しているのか単に下の名前で呼んでいる。
相手を愛称で呼ぶ反面、結衣がそう呼ばれる事は無く、本人は自分にだけあだ名が無い事を残念がっている。周囲から募集した挙句に由比ヶ浜結衣を略した『ゆいゆい』を自薦したが不評で、いざ呼ばれると本人も恥ずかしがった。その際に八幡から『ガハマさん』を提案されるも却下している。

「やっはろー!」と言うバカっぽい独自の挨拶を使う。
その他に口癖として「なんで目逸らしたし」、「キモいし」、「怒ってるように見えるし (`・ω・´)!」、「いや。受け取れし」(あ、これは八幡か)など、語尾に「~し」を多用する。

頭の回転は余り速くなく簡単に騙されかけたりする、アホの子である。八幡の中では完全に由比ヶ浜=アホで定着しており、そのアホな発言から雪乃や隼人からも可哀相なものを見る目を向けられる事がある。
勉強の成績も悪く、数学では12点を取った(まさかこれより下の点数を、例えば9点とか取る者は居まい)。雪乃からはバカキャラではなく真性のバカだと言われている。そもそも本人に勉強をする気が無かったが、八幡と同じ大学に行きたいと言う目的が出来て勉強を始めた。
頭が良くないと言っても本人が主張する様にきちんと入試で受かって総武高に入学しているので、飽く迄その中での劣等性に過ぎない筈なのだが、話が進むにつれ常識の欠如した発言をして八幡や雪乃を戦慄させている。八幡や雪乃とは別の意味で残念な子と言えよう。

料理の腕が壊滅的に下手でクッキーを焼けばジョイフル本田で売っている木炭の様な見た目になってしまう。クッキーの材料に桃の缶詰を入れようとしたり、カレーの隠し味に桃を提案したりしている事から、どうやら桃が好きらしい。
ヒッキーをクッキーに、逆だ、クッキーをヒッキーにあげたいと言うのもあって下手なりに料理は上達の為に頑張っている。具体的には母親が梨の皮を剥いたり、カレーにロリエたん葉っぱを入れたりするのを見ている。

『サブレ』と名付けたミニチュアダックスフントを飼っており、犬ほど可愛い生き物は居ないと言い切る犬派である。ペットの飼育が禁止されている団地住まいだった頃に隠れて野良猫を飼うブームがあったが、その野良猫がやがて何も言わずに居なくなってしまった事があり猫を苦手としている。苦手なだけで嫌いな訳ではない。

総武高入学式の朝にサブレを八幡に助けて貰った事をきっかけに彼へ好意を寄せている。態度や言動でその感情を表現しているがいざとなると照れが邪魔して中々届かない。
八幡には優しくされるのは事故を負い目に感じての同情と思われていた。八幡が自身の経験から他人の好意を素直に受け取れない事もあって気持ちがきちんと届くには到っていない。