プロフィール
年齢 17歳
身長 154cm
体重 42kg
誕生日 8月7日(しし座)
血液型 O型
種族 エルフ
ギルド 聖テレサ女学院(なかよし部)
趣味 ダーツ
CV 種﨑敦美
概要
クロエはCygamesのスマートフォンRPG『プリンセスコネクト!Re:Dive』のキャラクター。
2019年8月の公式生放送で初公開され、翌月のイベント『森の臆病者と聖なる学舎の異端児』でゲーム内に登場した。無印版では登場しない、Re:Diveの新規キャラクター。
聖テレサ女学院の高等部2年生。【なかよし部】の3人の中では真ん中にあたる。
「あちら」の世界での名前は黒江花子(くろえ はなこ)。
ストーリー中に剣で攻撃する描写があり、SDクロエも剣を所持していることから、プレイアブル化される前から物理攻撃キャラと予想されており、実際に短剣(他にはタマキやムイミなどが装備する)キャラとして2019年9月中旬に実装された。
人物
ランドソルの中でも治安の悪いダウンタウン(市街部)、さらには立場の弱いエルフ族の母子家庭で育ったため、言葉のチョイスやイントネーションが非常にチャラついている一方で、ほぼ常にテンションの低いダウナー系キャラでもある。
これでも、彼女の両親の故郷「エルフの里(コッコロやフォレスティエのものとは別)」が滅ぶ前までは、そこそこ高貴な血筋だったらしい。ちなみにクロエは里が滅んだあとで生まれたため、ランドソル生まれのランドソル育ちである。
低い声、鋭い目つき、愛想のない性格が災いし、「ごきげんよう」の挨拶がデフォルトのお嬢様学校においては「不良」と認識され、浮いてしまっている。イベント『授けの財団と聖なる学舎の異端児』でも【メルクリウス財団】にその振舞いから「過酷な境遇で育った不幸な子」「超毒舌家」として認識されてしまっており、同情&心配されている。
ユニからは、「ルール無用の残虐ファイトで知られる」とまで言われてしまっているが、それってもしかして・・・。
学費も高い聖テレサ女学院を選んで入学したのは、クロエの事を思って少しでもいい学校に入れたかったという母親の愛情と将来を見越してのクロエの意志があった為。ちなみに学力は入学時でギリギリだったらしいが、本人の努力によって奨学金を希望できる程度には学力は上向いている様子。特に運動は得意であり、運動系の科目では常に最高得点を得ている。手先も器用な方ではあるが、絵画の才能はない。その他文才に乏しく、文章作成能力は壊滅的で、レポート作成などでは小学生レベルの作文を作るのが精一杯。
一方で他人に媚びないクールな佇まいが従順な箱入りお嬢様たちを引きつけるらしく、学院内に隠れファンも多く、また時系列とも共に増加傾向にある。主人公も「クロエちゃんは格好よくて可愛い!」と褒め散らかしている。
しかし、ファンの増加が原因の一つとなってしまいなかよし部解散の危機を招いてしまった。
見た目や話し方の第一印象に反し、本質的には優しく気配りができる長女気質の性格であり、それを知っているなかよし部のメンバーからは可愛い子、照れ屋と認識されている。明らかに何か言いたいことがある場合でも「・・・いいけど」「いいけど別に」とごまかし終わらせることが多い。
一応同年だが記憶喪失の影響で世間知らずな主人公に対しても、その事情を酌んだ上で弟を見るような目で世話を焼いてくれる。家族にも紹介済みであり、実家に招いたりなど、家ぐるみの付き合いがある。弟が主人公を「家に連れ込んでる」という旨の発言をした時に、クロエ本人が訂正を促していたが、どう考えても弟の表現が正しい。
なかよし部メンバーも家に押し掛けているようだが、弟達が悪い影響を受けている為、出禁にしようとしている。
ギルド内では主にツッコミ担当であり、相手のノリなどお構い無しに突っ走るなかよし部の他のメンバーに振り回されている苦労人・常識人ポジションを取っていることが多い。とはいえ隙あらばチエルと協力してユニをからかう側に回ることもしばしば。更に他のメンバーのおふざけがエスカレートしクロエの我慢の臨界点に達してしまうと、ブチギレてドスの利いた激しい怒号を飛ばしながらメンバーに襲いかかる、また煽り耐性が低く、ユニやチエルからの煽りや主人公の失言でも同じようにブチキレる。
クロエ「てめえら、ブチ殺してやるッ!」
なかよしXに罵倒(という名の褒め言葉)された時は泣きそうになっていた。
年の離れた3人の弟と病弱な母親との5人暮らしであり、料理も含めた家事全般は主にクロエが担当している。父親は典型的な森のエルフだったらしく、クロエが物心つく前から戦闘訓練などを施していた。だが都会のランドソルには馴染めなかったらしく、次第に家族とも疎遠になっていき、クロエの14歳の誕生日を堺に蒸発してしまった。(ロストした可能性も考えられる)
クロエにとってはそこまで悲しい出来事ではなかったようだが、父親の「大事なものを守る力は常に持つように」という教えだけは、人生の指針として残っている。
校則でアルバイトは禁止されているのだが、「せめて自分の学費くらいは稼いで家族に楽をさせたい」との思いから、学院関係者と鉢合わせをせずにすむ違法な職場での高単価のアルバイトに精を出していた。
しかし、記憶喪失のため純粋な心を持つ主人公を次第に弟たちと重ねて見るようになり、その影響で家族に嘘をついてまで危険なバイトに手を出す必要はないという考え方になった。キャラストーリーの後半では、アパレルや飲食店などの健全なアルバイトで働いている。ちなみに、彼女がアルバイトをしていることは教員にも薄々バレていたが、ボランティア(有償)ということでゴリ推している。
また、父親の判断で幼少の頃から戦闘訓練を受けたり、危険なアルバイトによる物騒な環境で育ったため、ストーリー内での戦闘能力は非常に高く、荒くれ者を一瞬で黙らせるほどである。基本的に戦力外とは言え、並の魔物程度なら難なく倒せる主人公も選択肢次第で何の反応も出来ずに一瞬で背後に回られ刃物を突き立てられてしまう。得物は「フロムタスク・ティルドーン」という名のククリナイフ。裁縫から図画工作までなんでも熟せる万能ナイフ、という触れ込みで教員たちを説得し、学校内でも持ち歩いているらしい。ちなみに得物を使わない格闘術も相当な腕前。
なお、過去にバイト先の一つをファントムキャッツことタマキによって潰されており、タマキの正体を知った際には恨み節を吐いた。
年長者は個人の人物像に関わらず年上として尊重する面もあり、初対面で「生意気な子供」だと思っていたユニに対しても、上級生と知った後は後輩としての分をわきまえた言動をしている。但し、ボケに対してはユニやそれ以外の年上にも毒舌混じりの容赦ないツッコミを入れる。
逆に子供に対しても年の離れた弟がいることから扱いは得意。普段は面倒臭がるが、面倒見は良い。ちなみになぜか子供を言い聞かせる時は自身のことを「おばちゃん」呼びにする。
おしゃれについても拘りがあり、学生服や体操服でも自身のセンスを全面に出して改造している。服飾店のアルバイトではコーディネイトの才覚を発揮して客から一定の人気を得ている。ただし自身のセンスに対する絶対的自信とズケズケと言う正直な所、そして常に購入者の目線からものを言うため、販売者として致命的な商売根性(ものを売って利益を出そうという貪欲さ)に欠ける。
また154cmという身長など、体つきにはコンプレックスを抱いているようで、身長体重を訊くと「表に出ろ」と言われる。ユニのロゼッタからも3サイズをバラされそうになっている。曰く、上からはちじゅ――
ユニ「OKロゼッタやめるんだ。殺される」
中二病的要素に対する関心も高いことが窺え、アンナが主人公に付けたあだ名(閃光のシグルド)やミフユの二つ名(ドラゴンスレイヤー)を気に入っている。特にミフユの事は二つ名を聞いただけで勝手にリスペクトしている。
麦しゅわガンギマリねえさんとして評価が芳しくなかったユカリも、元聖騎士という肩書を聞いて評価を改めた他、以後も中二病ワードが出るたびに敏感に反応している。
プレイアブル化された際のスキル名も、アンナほどではないが中二病的な要素を感じるものとなっている。
「てゆか…カッコいいじゃん、こういうの」
ユニオンバーストでは「闇黒の曙光」と書いて「よなかのよあけ」と呼んでいる。
中二病はあくまでファッションとして楽しんでおり、自身の語学的感性が世間一般には中二病として忌避されていることには自覚があるため、そういった言葉遊びはあくまでプライベートでのみ展開される。
同族であるエルフ社会には配慮しつつも一定の距離を取っており、ランドソルのエルフコミュニティに深入りはせず、森のエルフたちにとっては自身が外様である事をわきまえて行動している。
ただし同族に隔意があるわけでもなく、主人公との交流では他にエルフの知り合いがいるか尋ねており、その際主人公はサレン・ハツネ・コッコロの名前をあげている。
この中でも特にハツネと彼女の妹シオリは遠い親戚であり、ギルドハウスのセリフによると幼い頃は彼女たちとの交流もあった模様。
ただし「あちら」の世界でも同様の関係だったのかは不明。
ちなみに外部ではあるが同族なのでエルフの森へは顔パスで入れる。3周年記念のイベントストーリーでは、配達で各所を回っていた主人公をテレ女からエルフの森まで案内していた。
上述の通りダウナーキャラではあるが、驚いた時のみ萌えキャラのような甲高い悲鳴をあげてしまうことを気にしている。
このことを知っているのは、家族以外だと狙っては無いだろうが無防備なタイミングで話しかけてくる主人公と、キャラソンCDのドラマパートで行動を共にした際に悪戯を何度も仕掛けてきたミソギの二人。目の前で萌えキャラのような悲鳴をあげてしまっているのでこのふたりは知っている。
クロエ
にゃああああああああああああああああ!?
なお、すぐ横ぐらいで萌えキャラみたいな悲鳴をあげてしまったにも関わらず、チエルには気づかれていない。
「今この辺で一瞬めっちゃ可愛い悲鳴が聞こえたんだけど……」「さー。気のせいじゃないの。」
ストーリー
『森の臆病者』で、主人公に頼まれて編入してきたアオイと接触した。最初こそアオイに白目を剥かれるも、休み時間に誰よりも早くアオイの元へ行ったり不器用ながら背中を押し、クロエの優しさに触れたアオイからなかよし部でもいち早く懐かれた。
その後、アオイが誤って逃がしてしまったオオドクマンドラゴラが裏市場で高値の取引をされてるのを思い出し討伐の協力を申し出る。なかよし部とアオイの連携でマンドラゴラを追いつめるも、アオイの最後の一撃で爆発四散してしまい野望は頓挫した。
編入期間終了後、エルフの森に帰ったアオイに手紙を出しており、"アオイとの交流を境になかよし部で集まる時間が増えた事""アオイに早く戻ってきて欲しい"という内容を綴っていた。
イベント後も、時折森に行きアオイを遠目に見守っている様子である。
『授けの財団』では、起業案としてファッションセンスを活かしたコーディネーターを提案したが、そもそも店のコンセプトと服の趣味が合っていないメルクリウス財団の面々の無茶振りに応えられず採用に至らなかった。もっともこれは模擬のプレゼンであり、商品を売るところを見せるべきであって、商品を売れなくなってでも自分のこだわりを通したクロエの方にも大きな原因がある。
ちなみに、その前にプレゼンをしたチエルの商品の「おしゃべりチエルちゃん」の媒体である人形を作ったのはクロエであり裁縫技術の高さも窺える。
更にこのイベントを通して、アキノから「暴言女王」という不名誉な渾名を付けられてしまった。クロエ「このお嬢アホなん?」
『鋼の聖女』においてはクロエととある人物との関係性が、なかよし部の存続に関わる重大な事態に発展している。(但しあくまで相手側からの一方的な私怨である)
聖学祭の徒競走の種目で全てトップを取る活躍をしており、アキノから「金色の疾風」と呼ばれた際はご満悦の様子だった。屋内展示では学友の口車に乗ってしまい、渋々ながらメイド喫茶で接客を行った。クロエ「冥土の果てまでブチ転がしてやるから二度と帰ってくんじゃねえぞクソ共」
聖学祭にはクロエの家族が来ており、主人公と共に家族で昼食を取っていた。ユニ「大概だぞクロエ君」
なかよし部員では一人だけ、メインストーリー第一部の最終決戦である王都終末決戦時点でプレイアブル実装されていた。
そのため『授けの財団』の予告にて決戦への言及があるが、彼女はあの決戦を「ぽこぽこ生えてくるヨロイみたいなやつ、一生ボコ散らかすバイト」と認識していた。一応なかよし部のメンバーには「とりま救ってきたわ世界」とは言っているものの、周囲が割と主語デカめなことを言っていたため自分も合わせていただけの様であり、事態の大きさをイマイチ理解出来ていない様子が窺える。急に呼ばれて一週間ぐらい学校を休んで戦っていたらしいが、実際何の説明もされずいきなり謎に現場行かされていたために、時給はいくらだったのか、そもそも対価として報酬がもらえるのかも不明。「ていうか……請求書どこに出すんだアレ……」
「レギオンウォー」にも参加しており、曰く「なんかやべーギルドとボコ散らかすバイトあるッつって詳細謎に包まれ系」とのこと。ユニ「時給は良いのかね?」チエル「時給どんだけなんですか?」
現在、なかよし部全員実装&全員参加のイベントであり、一体、どのように言及されるのだろうか…?
スキル
通常
ユニオンバースト 闇黒の曙光 敵単体に物理特大ダメージ
スキル 紫紺の黄昏 敵全体を畏縮(66まで累積)+自分の物理攻撃力を中アップ
紫紺の黄昏+ 敵全体を畏縮(99まで累積)+自分の物理攻撃力を大アップ(永続)
白銀の月影 敵単体に物理中ダメージ+物防小ダウン(畏縮の数で効果アップ)
EXスキル 更け征く夜 物理攻撃力中アップ
更け征く夜+ 物理攻撃力大アップ
聖学祭
ユニオンバースト 金色の疾風 敵単体に物理大ダメージ+自分の物理攻撃力を大アップ
スキル 涅の小夜荒 自分の物理攻撃力を中アップ+敵単体の物理防御力を中ダウン+初回使用後49回攻撃する度に自分のTPを特大回復
翠微の科戸 敵単体に物理中ダメージ
EXスキル 吹き荒ぶ颪 物理攻撃力中アップ
吹き荒ぶ颪+ 物理攻撃力大アップ
キャラステータス
通常
【物理】
前衛で、手数で圧倒する、ダウナー系エルフ。
攻撃するたびに相手に【畏縮】ステータスを追加し、スキルのダメージと物理防御力ダウンに磨きをかける。
専用の状態異常「畏縮」を駆使する手数重視の物理アタッカー。
なかよし部の3人の中で最初にプレイアブル化された。
1waveの最初に「紫紺の黄昏」を使うことで、敵全体をクロエの攻撃が当たるたびに【畏縮】ステータスが1つ追加されるようにする。畏縮は最大66(専用装備無し)→最大99(専用装備装着)まで追加される。
畏縮を累積させることで、もう一つのスキル「白銀の月影」のダメージ量と物理防御デバフ量が増加する。ユニオンバーストは表記上は特大ダメージのみだが、20ヒットの多段攻撃なため多くの畏縮を付与させることができる。そのためそれが実質的な追加効果となっている。
デバフスキル持ちなことに加え、カウントを累積させると強力という仕様から、もっぱら長期戦となるボス戦で使用される。初動こそ効果が小さいスロースターターだが、畏縮のカウントが進んだ後半では大きな効果のデバフをコンスタントに与えることができる。
同じ物理防御デバフ持ちで自身の火力も高いマコトやクリスティーナなどが重宝されていることと同じく、クロエも防御デバッファーとして活躍できる。
ただし、敵が複数に分かれてるクエストやアリーナではその性能が霞んでしまうことが多い(それぞれの敵に対して悠長に畏縮を貯めて攻撃することはなかなかできないため)。
また「開幕で1回しか使わない」紫紺の黄昏に付いている自己バフは、専用装備無しの状態では途中で効果が切れてしまうため、ほとんどおまけ要素と化してしまう。
前述の通り後半は強力なデバフを与えることができるが、その分初動の効果の小ささが気になるため、クロエを使用する際は水着サレンなどのTP加速スキルと組み合わせてUBの早期発動を狙い、なるべく序盤から畏縮のカウントを進めたいところである。
後発キャラゆえにメモリーピースの入手手段は女神の秘石にほぼ限られていたため、才能開花の難易度は高い方に入る。
クロエはアタッカーを兼ねてるうえに防御ステータスも並程度なため、才能開花によるステータスアップの恩恵が大きく、運用するならなるべく★5にしたいため、その才能開花難易度の高さも短所の一つ。
しかしこの点に関しては、ハードモード33-3にてクロエのメモリーピースが実装されたことで緩和された。前述した通り単体が相手のボス戦では強力な性能を持つため、特にクランバトルを重視する場合は彼女の育成も視野に入れておこう。
2020年8月10日には専用装備「フロムタスク・ティルドーン」が実装。
スキル1である紫紺の黄昏が強化され、畏縮の最大値が99までに増加されるほか、自己バフが念願の永続効果となり、効果量もアップする。
畏縮の最大値が増えたことで白銀の月影の最大ダメージ量・デバフ量が増加し、永続攻撃力バフによる基礎火力もアップしたことで、ユニットとしての性能が純粋に底上げされた。
畏縮のカウント稼ぎのためTP加速要員が欲しいのは相変わらずだが、専用装備のステータスにTP上昇が含まれてるため、UBの早期発動も狙いやすくなっている。
聖学祭
【物理】
前衛で疾風の如く駆け抜ける、ダウナー女子。
49回ダメージを与えるたび自分のTP全回復のスキルと発動ごとに攻撃力アップのスキルで勝利のテープを掴む。
イベント『鋼の聖女と聖なる学者の異端児』に登場した聖学祭で披露した体操服姿のクロエでイベント終了後しばらくしてから恒常キャラとして実装された。
通常版同様手数で押していくタイプだがスキル1初回使用以降49回攻撃すると自分のUB即時発動可能状態になるというもの。
自分自身の物理攻撃バフは効果時間が長い為長期戦ほど真価を発揮できる。
但し自身の手数はUB以外は多くなくスキル1の追加効果を生かすにはTPサポーターが必須と言える。
またバフ依存の性能なのでバフ消し持ちの敵も苦手と言える。
余談
Re:Dive三周年生放送において、ホーム画面ランキングで花子のイベントスチルがシーン部門3位にランクインしている。
更にシーン部門2位とアニメ部門1位がなかよし部の為、実質、クロエ(花子)が両方の部門の半数を占めてる事になる。
★3イラストや勝利ポーズでは棒付きの飴を舐めているため、プレイアブル化後は飴と共に描かれたイラストが多く投稿されている。
クロエ
夜っていいよね
また、バトルの際の畏縮のアイコンも飴であることから、飴はクロエを象徴するアイテムとなっている。
元々、弟達の為に大量のお菓子を所持しており飴もその一つのようであり、ユニにゼリーを食べさせたこともある。
なかよしXには「毎日が制服デー」と罵倒されていたが、実は衣装違いだけなら作中でも多い方で、鋼の聖女の時点で【制服、体操着、ストリート系、メイド服】のパターンがある。(ストリート系はイメージ内でメイド服は聖学祭で一時的に着ていたのみだが)
余り話題にならないが、実は交差利きである可能性が高い。それを裏付けるものとして、
・武器の短剣は基本的に左持ちだが攻撃モーション毎に左右で切り替えている(UBのカットインでは左手で短剣を回している)。
・箸を持つのは右手、フォークは左手で持っており、棒付き飴は場面によって持ち手が違う。
…等々、上記の様に、状況に合わせて持ち手を変えている為、描写ミスで無ければ、交差利きor両利きで確定だが、現時点で公式からの言及が無い為真相は不明。
「キラーペンシル」という装備品にこだわり…というか縁があり、クロエのストーリーにたびたび登場する。
ちなみにキラーペンシルはRANK1の短剣として実際に実装されているもの。前述の通りクロエの武器種は短剣であるため、ゲーム上は彼女が一番最初に装備する武器である。
キャラストーリーの第3話では迷子になり散らかしてエルフの森に迷い込んできた主人公にキラーペンシルを渡しており、『授けの財団』での親愛度ストーリーでこの時のキラーペンシルを主人公がまだ持っていることを知り、複雑な思いを巡らせていた。
また、誕生日ストーリーでは主人公からクロエの名前が彫られたのキラーペンシルをプレゼントされている。
2021年の誕生日イベントで手作りケーキのお返しに限定カラーのキラペンをあげる名目で、主人公をやはり自宅に連れ込もうとしていた。「大概だぞクロエ君」
原作のシェラ絵もアニメ絵もころころデザインかわるけどこれは原作一巻の表紙デザイン。
黒インナーは別ドールの写真ですが内容はまったくかわりません。
CV:小倉唯
地母神を崇める敬虔な女神官(プリーステス)の少女。15歳。
神殿で育った孤児で、本作世界では成人として見なされる年齢になったため神殿を出て市井で独立し冒険者となることを選んだ新米冒険者であり、そのため初登場時は最低等級の第十位『白磁等級』。
ギルドで冒険者登録を済ませた直後に同じ新米の冒険者三人に声をかけられ、初めてのゴブリン退治に参加し、ゴブリンが巣食う洞窟に赴く。しかし、一行がゴブリンや洞窟を侮って挑んだことが災いして罠に掛かり、パーティは全滅。自身も絶体絶命の危機に瀕していたところをゴブリンスレイヤーに助けられる。
以降は自身の力が彼の助けになるかもしれないと考え、ゴブリンスレイヤーと共に冒険をしている。
神官に相応しく、とても優しい性格。しばしば無茶を冒すゴブリンスレイヤーを心配し、同時によく慕っている。
人物
いと慈悲深い地母神を信仰しているだけあって、他人を思いやる優しい性格。反面、一党の中で自分だけ下級等級である事もあって自己評価が低い。
地母神の教えもあるが、当初はゴブリンであっても殺傷する事に躊躇っていた。
また、恥ずかしがり屋であり、貧相な体つきを気にして扇情的な衣装が苦手(ただし奉納演舞の衣装の様に、必要ある場合は身につける)。密かに受付嬢や魔女といった大人の女性のスタイルに憧れを抱いている。
書籍10巻に登場した葡萄尼僧を姉の様に慕っており、『彼女がゴブリンの娘』という悪評が心無い人々に面白半分で広まった時には、いつもの真面目で穏やかな性格が一変し、意地を張る子供の如く不機嫌な様子を隠さなくなった事がある。
一党内では地母神のもたらす奇跡(劇中における魔法のようなもの)を賜り前衛補佐を担うと共に、炊事もこなすなど甲斐甲斐しさが目立つ。
その職業ゆえに非力で直接戦闘は苦手としているが、白磁等級でありながら奇跡が4種類、(全て合わせて)一日に3回(鋼鉄等級に昇格した第6巻では3回使った時点で直ぐに休息をとれば最大6回まで使えるようになっている)まで使えるなど素養はあるらしく、神官としての能力的にはなかなか優れた人物である。
実は、初登場の時点からすでにレベル3の神官だったという、ああ見えて優れたエリートである(TRPG的に考えれば、神殿育ちの孤児という出自から、最初からレベル1の神官技能を持ち、初期経験点を全て神官技能に振った結果と思われる)。
ゴブリンスレイヤーとパーティを組むようになってからは、彼の奨めでスリングによる投擲の鍛錬も積んでおり、非常時の補助武器として用いる事もある。また、冒険を休んでいる間は、神殿でのお勤めの傍ら、モンスターマニュアルで勉強したりしている。
初陣でも慢心から準備が不十分だったパーティの仲間に苦言に近い不安を零したり、他の3人が気づかなかったゴブリンの動きに気付くなど、冒険者の適性も元々高いようで、過酷な現実に直面しつつも乗り越える芯の強さを持つ。
以降はゴブリンスレイヤーと組んで任務を行うようになり、彼のどこまでも現実的なゴブリン討伐に同行することで、冒険者としての地力を付けていく。
最初はベテランの冒険者でも忌避するようなゴブリンスレイヤーの奇行に苦言していたが、幾つものゴブリン退治を経て早い内から順応しており、考え方や言動の面でもゴブリンスレイヤーの影響を強く受けている。……と言うより、諦め気味に慣れてしまった。
余談だが、彼女が法衣の下に身に着けている鎖帷子は「ゴブリンスレイヤーが初めて評価してくれたもの」として、戦闘で大破しても修繕して使い続けるほどの並ならぬ愛着を持っている。とある事件で紛失した時、彼女にしては珍しい位に取り乱しており、彼への信頼の深さが伺える。
オーガ戦を経て黒曜等級に、その後しばらく間を置いて、訓練場防衛戦での功績が認められた事で鋼鉄等級まで昇格する(なお、それまでの功績の多くがパーティの熟練冒険者によるもので、彼女自身の功績が認められないという理由により、鋼鉄等級への昇格を一度見送られていた)。
作中では熟練冒険者と関わる事が多く、自己評価が低い事も手伝ってか、時折負い目を感じているような描写があるものの、とっさの機転で一行の窮地を救う活躍を度々見せている。
物語が進むにつれて彼女を慕い目標とする人間も現れるなど、冒険者として着実に成長を遂げている。
……段々と変なの2号になりつつあるが。
影響を受けたと思われる所業の数々:
術者の血を《浄化》の奇跡で真水に替えて詠唱を阻害。
敵が転落した昇降機の縦穴に《聖壁》の奇跡で蓋をし、昇ってくる昇降機とサンドイッチ。
「相手に『直接』触れてはいけない」条件を取り付けて1対1の勝負に臨み、飛び道具を使うという騙し討ちに近い方法で勝った上で即座にスリングによる投石で相手を無力化(そもそも相手側が素直に約束を守るような輩ではなかったのだが)。
その後、苦言する新米戦士と見習聖女、白兎猟兵に『だってわたし、触れてないですよ?』と答えて絶句させる。
水で濡らした毛布を鉱人道士の《風化》で凍らせ、そりにする。
敵が奇跡に対する知識を持っている事を逆手に取り、祈祷の言葉を唱えて奇跡を使うフリをして隙を作らせる。
以上の奇策から、妖精弓手に『オルクボルグの悪影響』と嘆かれている(その妖精弓手も、鏃を細工して射つという、ゴブリンスレイヤーに影響を受けたと思われる方法を取っている)。
なお小鬼王戦では当初、聖壁三枚で三角柱状に閉じ込めて火炎瓶で焼き殺す作戦だった所を、小癒の奇跡を温存する為に聖壁二枚で小鬼王をプレスする方針に独断で切り替えている辺り、判断力にも優れている。
やる夫スレ版におけるAAはドラゴンクエストIIIの女僧侶。上記の通り書籍版では金髪碧眼の少女となっており、イメージが大きく変わっている。
また、ゴブリンスレイヤーの元ネタがさまようよろいであることから、(ネタ的に)ホイミスライム扱いをされるケースもまま見られる。
使える奇跡
習得する奇跡は任意で選べる訳では無いらしく、信仰する女神から扱う資格があると認められた奇跡が与えられるようである。その為か、「扱う資格が無い」と看做されれば使用できなくなる事もあるらしく、ゴブリンスレイヤーによって本來の用途以外での使用を要求される度に女神からの怒りを買うのではないかと心配する日々を送っている。
小癒(ヒール)
「《いと慈悲深き地母神よ、どうかこの者の傷に、御手をお触れください》」
所謂回復呪文。女神官が駆け出しの頃から習得していた奇跡。
臓物がはみ出るくらいの重症も治癒する御業だが、毒までは回復できない。多少の傷はポーションで事足りる上に、他の奇跡を優先しなければならないため、使われる事が少ない。専ら、ゴブリンに捕らわれた娘の治療として使われる。
某有名RPG同様、アンデッドにかけると大ダメージを与える事ができる。使い方として間違ってはいないのか、直接傷付けているにも関わらず、地母神からのお叱りはなかった。
聖光(ホーリーライト)
「《いと慈悲深き地母神よ、闇に迷えるわたしどもに、聖なる光をお恵みください》」
錫杖の先端に、太陽の如く燦然と煌めく光を灯す。女神官が駆け出しの頃から習得していた奇跡。
松明の様に明かりにする、あるいは閃光の様な強い光を発する事で咄嗟の目眩ましに使う他、低級のアンデッドを塵に還したり、一定レベルの解呪効果も期待出来る事が書籍10巻にて判明しているなど、汎用性に優れている。
聖壁(プロテクション)
「《いと慈悲深き地母神よ、か弱き我らを、どうか大地の御力でお守りください》」
不可視の壁を生成し、敵の攻撃から自分や仲間を守る防御呪文。ゴブリンスレイヤーとパーティーを組んだ後に、新たに与えられた奇跡の1つ。
味方の攻撃は通過するため、敵側の攻撃を気にせずに攻撃に専念できるため、弓手などの後衛役からは有り難く思われている。更に2枚重ねれば、広場を丸々焼き尽くす人食い鬼(オーガ)の大火球さえ防ぎきれる程の防御力を持っている。
しかしゴブリンスレイヤーのアイディアによって、ゴブリンどもを封殺する数々のエグい使い方をされてしまう事もしばしば。
沈黙(サイレンス)
「《いと慈悲深き地母神よ、我らに遍くを受け入れられる、静謐をお与えください》」
一定範囲内の如何なる声や音を消し去る呪文。ゴブリンスレイヤーとパーティーを組んだ後に、新たに与えられた奇跡の1つ。
敵魔法使いの呪文を無効化したり、音を消して気付かれずに移動して無用な戦いを避けるための奇跡なのだが、ゴブリンスレイヤーの手にかかれば、鉱人道士の酩酊(ドランク)と組み合わせて眠りこけるゴブリンを静かに、騒がれる事なく淡々と殺戮する作業場を作り出す。
浄化(ピュアファイ)
「《慈悲深き地母神よ、どうかその御手で、我らの穢れをお清めください》」
汚れを取り払う、ただそれだけの呪文で、書籍7巻にて新たに得た奇跡。……何故女神官がこの奇跡を選んだのか、言わなくてもわかるだろう。
体や服に付着した汚れだけでなく、瘴気や汚れた水をある程度清める事ができる。
しかしゴブリンスレイヤーの影響により、穢れと認識すれば、相手の血を真水に変えてしまう恐ろしい術にも成りうる事が判明。そのせいで、女神官は地母神から釘を刺されてしまった。
……メタ的に言えば、汚れを取り払うだけの比較的簡単な術がテキストの解釈次第で容易に敵を殺害可能な術となるということである。この解釈を認めると秩序・混沌ともに《浄化》で殺し合うという術の意図的にもゲームバランス的にも凄惨な状況となりうるため、地母神のみならず邪神を含めた他の神々も同様の警告をするだろうと推測される。和マンチは程々に。
余談
演者である小倉唯は”小説”ゴブリンスレイヤーのPVナレーションを務めている為、ゴブリンスレイヤー最古参の声優という事になる。
作者は担当編集から「編集部が懇意にしている事務所に新しく来た人がナレをやる」と聞かされていた為、「てっきり新人が来ると思ってたら大鯨の中の人で驚いた」とのこと。…確かに移籍してきた人も『新しく来た人』である。
領主接待用服バージョン拘束用腕輪と鎖付
リルル(CV:桑原由気)
司達を匿った、エルム村の住人。
他の住民達が犬耳をしているのに対し、彼女の耳は先は尖っている以外は司達の耳とほぼ同じ。
CV:小倉唯
地母神を崇める敬虔な女神官(プリーステス)の少女。15歳。
神殿で育った孤児で、本作世界では成人として見なされる年齢になったため神殿を出て市井で独立し冒険者となることを選んだ新米冒険者であり、そのため初登場時は最低等級の第十位『白磁等級』。
ギルドで冒険者登録を済ませた直後に同じ新米の冒険者三人に声をかけられ、初めてのゴブリン退治に参加し、ゴブリンが巣食う洞窟に赴く。しかし、一行がゴブリンや洞窟を侮って挑んだことが災いして罠に掛かり、パーティは全滅。自身も絶体絶命の危機に瀕していたところをゴブリンスレイヤーに助けられる。
以降は自身の力が彼の助けになるかもしれないと考え、ゴブリンスレイヤーと共に冒険をしている。
神官に相応しく、とても優しい性格。しばしば無茶を冒すゴブリンスレイヤーを心配し、同時によく慕っている。
人物
いと慈悲深い地母神を信仰しているだけあって、他人を思いやる優しい性格。反面、一党の中で自分だけ下級等級である事もあって自己評価が低い。
地母神の教えもあるが、当初はゴブリンであっても殺傷する事に躊躇っていた。
また、恥ずかしがり屋であり、貧相な体つきを気にして扇情的な衣装が苦手(ただし奉納演舞の衣装の様に、必要ある場合は身につける)。密かに受付嬢や魔女といった大人の女性のスタイルに憧れを抱いている。
書籍10巻に登場した葡萄尼僧を姉の様に慕っており、『彼女がゴブリンの娘』という悪評が心無い人々に面白半分で広まった時には、いつもの真面目で穏やかな性格が一変し、意地を張る子供の如く不機嫌な様子を隠さなくなった事がある。
一党内では地母神のもたらす奇跡(劇中における魔法のようなもの)を賜り前衛補佐を担うと共に、炊事もこなすなど甲斐甲斐しさが目立つ。
その職業ゆえに非力で直接戦闘は苦手としているが、白磁等級でありながら奇跡が4種類、(全て合わせて)一日に3回(鋼鉄等級に昇格した第6巻では3回使った時点で直ぐに休息をとれば最大6回まで使えるようになっている)まで使えるなど素養はあるらしく、神官としての能力的にはなかなか優れた人物である。
実は、初登場の時点からすでにレベル3の神官だったという、ああ見えて優れたエリートである(TRPG的に考えれば、神殿育ちの孤児という出自から、最初からレベル1の神官技能を持ち、初期経験点を全て神官技能に振った結果と思われる)。
ゴブリンスレイヤーとパーティを組むようになってからは、彼の奨めでスリングによる投擲の鍛錬も積んでおり、非常時の補助武器として用いる事もある。また、冒険を休んでいる間は、神殿でのお勤めの傍ら、モンスターマニュアルで勉強したりしている。
初陣でも慢心から準備が不十分だったパーティの仲間に苦言に近い不安を零したり、他の3人が気づかなかったゴブリンの動きに気付くなど、冒険者の適性も元々高いようで、過酷な現実に直面しつつも乗り越える芯の強さを持つ。
以降はゴブリンスレイヤーと組んで任務を行うようになり、彼のどこまでも現実的なゴブリン討伐に同行することで、冒険者としての地力を付けていく。
最初はベテランの冒険者でも忌避するようなゴブリンスレイヤーの奇行に苦言していたが、幾つものゴブリン退治を経て早い内から順応しており、考え方や言動の面でもゴブリンスレイヤーの影響を強く受けている。……と言うより、諦め気味に慣れてしまった。
余談だが、彼女が法衣の下に身に着けている鎖帷子は「ゴブリンスレイヤーが初めて評価してくれたもの」として、戦闘で大破しても修繕して使い続けるほどの並ならぬ愛着を持っている。とある事件で紛失した時、彼女にしては珍しい位に取り乱しており、彼への信頼の深さが伺える。
オーガ戦を経て黒曜等級に、その後しばらく間を置いて、訓練場防衛戦での功績が認められた事で鋼鉄等級まで昇格する(なお、それまでの功績の多くがパーティの熟練冒険者によるもので、彼女自身の功績が認められないという理由により、鋼鉄等級への昇格を一度見送られていた)。
作中では熟練冒険者と関わる事が多く、自己評価が低い事も手伝ってか、時折負い目を感じているような描写があるものの、とっさの機転で一行の窮地を救う活躍を度々見せている。
物語が進むにつれて彼女を慕い目標とする人間も現れるなど、冒険者として着実に成長を遂げている。
……段々と変なの2号になりつつあるが。
影響を受けたと思われる所業の数々:
術者の血を《浄化》の奇跡で真水に替えて詠唱を阻害。
敵が転落した昇降機の縦穴に《聖壁》の奇跡で蓋をし、昇ってくる昇降機とサンドイッチ。
「相手に『直接』触れてはいけない」条件を取り付けて1対1の勝負に臨み、飛び道具を使うという騙し討ちに近い方法で勝った上で即座にスリングによる投石で相手を無力化(そもそも相手側が素直に約束を守るような輩ではなかったのだが)。
その後、苦言する新米戦士と見習聖女、白兎猟兵に『だってわたし、触れてないですよ?』と答えて絶句させる。
水で濡らした毛布を鉱人道士の《風化》で凍らせ、そりにする。
敵が奇跡に対する知識を持っている事を逆手に取り、祈祷の言葉を唱えて奇跡を使うフリをして隙を作らせる。
以上の奇策から、妖精弓手に『オルクボルグの悪影響』と嘆かれている(その妖精弓手も、鏃を細工して射つという、ゴブリンスレイヤーに影響を受けたと思われる方法を取っている)。
なお小鬼王戦では当初、聖壁三枚で三角柱状に閉じ込めて火炎瓶で焼き殺す作戦だった所を、小癒の奇跡を温存する為に聖壁二枚で小鬼王をプレスする方針に独断で切り替えている辺り、判断力にも優れている。
やる夫スレ版におけるAAはドラゴンクエストIIIの女僧侶。上記の通り書籍版では金髪碧眼の少女となっており、イメージが大きく変わっている。
また、ゴブリンスレイヤーの元ネタがさまようよろいであることから、(ネタ的に)ホイミスライム扱いをされるケースもまま見られる。
使える奇跡
習得する奇跡は任意で選べる訳では無いらしく、信仰する女神から扱う資格があると認められた奇跡が与えられるようである。その為か、「扱う資格が無い」と看做されれば使用できなくなる事もあるらしく、ゴブリンスレイヤーによって本來の用途以外での使用を要求される度に女神からの怒りを買うのではないかと心配する日々を送っている。
小癒(ヒール)
「《いと慈悲深き地母神よ、どうかこの者の傷に、御手をお触れください》」
所謂回復呪文。女神官が駆け出しの頃から習得していた奇跡。
臓物がはみ出るくらいの重症も治癒する御業だが、毒までは回復できない。多少の傷はポーションで事足りる上に、他の奇跡を優先しなければならないため、使われる事が少ない。専ら、ゴブリンに捕らわれた娘の治療として使われる。
某有名RPG同様、アンデッドにかけると大ダメージを与える事ができる。使い方として間違ってはいないのか、直接傷付けているにも関わらず、地母神からのお叱りはなかった。
聖光(ホーリーライト)
「《いと慈悲深き地母神よ、闇に迷えるわたしどもに、聖なる光をお恵みください》」
錫杖の先端に、太陽の如く燦然と煌めく光を灯す。女神官が駆け出しの頃から習得していた奇跡。
松明の様に明かりにする、あるいは閃光の様な強い光を発する事で咄嗟の目眩ましに使う他、低級のアンデッドを塵に還したり、一定レベルの解呪効果も期待出来る事が書籍10巻にて判明しているなど、汎用性に優れている。
聖壁(プロテクション)
「《いと慈悲深き地母神よ、か弱き我らを、どうか大地の御力でお守りください》」
不可視の壁を生成し、敵の攻撃から自分や仲間を守る防御呪文。ゴブリンスレイヤーとパーティーを組んだ後に、新たに与えられた奇跡の1つ。
味方の攻撃は通過するため、敵側の攻撃を気にせずに攻撃に専念できるため、弓手などの後衛役からは有り難く思われている。更に2枚重ねれば、広場を丸々焼き尽くす人食い鬼(オーガ)の大火球さえ防ぎきれる程の防御力を持っている。
しかしゴブリンスレイヤーのアイディアによって、ゴブリンどもを封殺する数々のエグい使い方をされてしまう事もしばしば。
沈黙(サイレンス)
「《いと慈悲深き地母神よ、我らに遍くを受け入れられる、静謐をお与えください》」
一定範囲内の如何なる声や音を消し去る呪文。ゴブリンスレイヤーとパーティーを組んだ後に、新たに与えられた奇跡の1つ。
敵魔法使いの呪文を無効化したり、音を消して気付かれずに移動して無用な戦いを避けるための奇跡なのだが、ゴブリンスレイヤーの手にかかれば、鉱人道士の酩酊(ドランク)と組み合わせて眠りこけるゴブリンを静かに、騒がれる事なく淡々と殺戮する作業場を作り出す。
浄化(ピュアファイ)
「《慈悲深き地母神よ、どうかその御手で、我らの穢れをお清めください》」
汚れを取り払う、ただそれだけの呪文で、書籍7巻にて新たに得た奇跡。……何故女神官がこの奇跡を選んだのか、言わなくてもわかるだろう。
体や服に付着した汚れだけでなく、瘴気や汚れた水をある程度清める事ができる。
しかしゴブリンスレイヤーの影響により、穢れと認識すれば、相手の血を真水に変えてしまう恐ろしい術にも成りうる事が判明。そのせいで、女神官は地母神から釘を刺されてしまった。
……メタ的に言えば、汚れを取り払うだけの比較的簡単な術がテキストの解釈次第で容易に敵を殺害可能な術となるということである。この解釈を認めると秩序・混沌ともに《浄化》で殺し合うという術の意図的にもゲームバランス的にも凄惨な状況となりうるため、地母神のみならず邪神を含めた他の神々も同様の警告をするだろうと推測される。和マンチは程々に。
余談
演者である小倉唯は”小説”ゴブリンスレイヤーのPVナレーションを務めている為、ゴブリンスレイヤー最古参の声優という事になる。
作者は担当編集から「編集部が懇意にしている事務所に新しく来た人がナレをやる」と聞かされていた為、「てっきり新人が来ると思ってたら大鯨の中の人で驚いた」とのこと。…確かに移籍してきた人も『新しく来た人』である。