鹿児島中央署の計らいでN署で刑事一課の担当者と話をする機会を得たのだが、何と相手はK刑事とI刑事という、昨年から引き続きの同じ二人組だった。特に前田と密接に連絡を取り合っているI刑事が同席するとは全く寝耳に水だった。
結果、第一の事件の捜査をやってくれる事になったが、この事件には最初からA元院長の口聞きがあり、警察は全く動けず、しかもその顛末を爺い前田に握られているのである。だからそれ以降もN署は爺いの言いなりになってきたのである。
おそらく捜査は形だけで爺い前田の犯罪を立証する気などサラサラないのは解っていたが、どういう形であれ、爺い前田がこの建物から退去してくれれば良いと思っていたので、それを暗黙の了解として「よろしくお願いします」と帰ってきた。
しかしつらつら思うに、改めて警察が爺い前田の犯罪を見逃してやれば更に前田に「弱みを握られた状態になる」のではないかと思い、やはりここは爺い前田の最低限「器物損壊」に関してだけでも徹底的に捜査してもらう必要があると思い直した。
爺い前田の性格からして、たとえ引っ越したとしても、犯罪は消え、全くの無罪、しかも精神病院に入る必要もなく、ただその場しのぎで近隣に引っ越したとしても、こいつは必ず仕返しをしようと思い続けるだろう。
私が今も照井森園を執念深く追いかけているので、その気持ちの一端は分かるのである。
ただし決定的に違うのは私の執念は真相解明であり正当なものだが、爺い前田の執念はただの逆恨みである。
先日、鹿児島中央署に相談に行った時、管轄はN署なのであちらで・・・と言われたが、それは例えれば「DVを受けて警察に逃げ込んできた女性に旦那の元に帰りなさい」と言っているようなものだと答えたのだが・・・・。
N署、しかも以前からの担当者二人が、自分たちの不手際とその理由をよく知っている爺い前田を本気で取り調べられる訳がない。
私が思ったのは、もしかするとT病院院長の計らいで病院に入院をさせるかも知れないが、それでも退去する事に変わりはなく、それでも良いとも考えていた。しかしここまで証拠の上がった前田をT病院院長が果たして庇うような真似をするかどうかだが。
結局N署の二人は前田を単に引っ越しさせて事を納めようとするだろうが、前田はバカではない。
前田には手も足も出せないN署とT病院院長をバックに更に執念深く、私に嫌がらせを続けるだろう。
ここは私は全力をあげて膿を出し切る努力をする必要があると思った次第だ。
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