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ヌルオタOL休憩所

タイトル通りヌルオタなOLが読んだ漫画や観たアニメの感想などをひたすらつづります。

天元突破グレンラガン●カミナについて●※ネタバレありです

2009年04月27日 | 天元突破グレンラガン
「天元突破グレンラガン」
今までタイトルしか知らなかったんですが、
映画版の後編も上映されることだしと思って見始めたら見事はまってしまいました。
一週間かけて全27話2度観た上でのざっとした感想の一部分です。


「行け、シモン。
もし~とか、~たらとか、~ればとか、そんな想いに惑わされんな。
自分が決めた一つの事が、お前の宇宙の真実だ!」

と言うカミナには申し訳ないのですが、
もし「カミナが生きていたら」という想像を絡めつつ打ってみます。

カミナについて、死亡することにより「成長する機会」が与えられなかったという見解をよく目にしますが、
もし彼がもし生きていたとしても人生経験による「深み」は増すかもしれないけれど、
基本的には成長することはないと思います。
というのも、彼はこの物語の世界に必要な真理をすべて分かっていたからです。
またそこが他の登場人物が彼を超えることはできない所以だと思います。
そして超える必要がない所以でもあると思います。

もしカミナが生きていても勿論問題なくロージェノムを倒し、アンチスパイラルを倒していたことでしょう。
もしかしたら理屈をねじ伏せてでもニアの消滅は起こらなかったかもしれません。
主人公シモンが選ばれし運命の螺旋の戦士であったとしても、彼には関係ないのです。
彼は彼にしかできない事をし、シモンはシモンにしかできない事をするでしょう。

しかし誰がそんな予定調和なお話を面白いと思うでしょうか。
製作者側の伝えたかったことも伝わらなくなってしまう事でしょう。

カミナはカミナというキャラクターとして生まれた限り、
物語の途中で死亡しなければならなかったのです。



…とカミナの死を受け入れる為に私なりに考えてみました。
どの登場人物もカミナを超える必要はないと感じたのは第16話を観た時のことです。

また一話一話感想を書けて行けたらいいなと思いますがどうなるか分かりません。
明後日螺巌篇を観にいく予定です。


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