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ヌルオタOL休憩所

タイトル通りヌルオタなOLが読んだ漫画や観たアニメの感想などをひたすらつづります。

「最聖☆戦隊ホーリーメン」シャイニング中村/講談社

2009年06月01日 | 漫画鑑賞
モーニングツーで「聖おにいさん」を連載中の中村光さんの作品(のはず)。

単行本派なんですが冊子付録が付いているというのでついつい買ってしましました!!
5、6、7月号と公式サイトで発売日と同時に無料で読めるらしいんですが、
冊子の中身は公開されないので聖おにいさん読者なら買いですよ!買い!
もし単行本に収録されることになっても表紙やカラーページが白黒印刷でしょうし。
何より冊子なのがいいんですよね!

マーラの痛さについてはうすうす分かっていたのですが目の当たりにするとキツいですね。
人物紹介やアイテム紹介のページが良いですねえ。
連載と同時進行で書き上げるのは大変だっただろうと思います。
作品に愛がないとできないことでしょうね。

まだお手元にない方は是非ぜひゲットして下さい。

「ぢごぷり」第1巻/木尾士目/講談社 感想

2009年05月28日 | 漫画鑑賞
「ぢごぷり」第1巻/木尾士目/講談社 感想
※多少ネタバレありです。

「げんしけん」の作者が次に挑んだのは"育児漫画"?!
連載開始当時は「何故こんな萌えな絵柄で?」とか「赤子のみリアル描写なのは何故?」とか
ネット上で散々話題になったようですが私はその騒動に全く気付いていませんでした。

単行本のカバーをとった表紙でもその事がネタにされているので、
完全に意図的に描かれているという事ですよね…。

初めの方は「これ女性誌に載せた方がいいんじゃないの?読者の新規開拓もできるだろうし…」
って感じだったんですが終わりの方で納得がいきました。
唐突に美少女だらけの部室に才能はあるが寿命が尽きそうな美少年…猫耳?狐耳?の先輩?!
とギャルゲーのような世界が展開していきます。
ギャルゲーのような世界観でもセックスは自分の子孫を残す行為であって
子供を育てるとはこういう事だよんと言いたいのでしょうか?

あとがきで自ら「着地点が見えない」と書かれていますね。
今後の展開が気になります。

賛否両論あったようですが私は漫画としてちゃんと面白いと思います。
雑誌で読まれている方にはまだるっこしそうですが。

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なんというか木尾士目さんといい、きづきあきらさん(いちごの学校)といい、村上かつらさん(ラッキー)といい、
モラトリアム世代な作品を描かれていた方が親の目線でも作品を描かれるようになってくると
(後者の方々は親になられているか分かりませんが、目線という意味で)
人生経験を積まれたんだなあとしみじみ感じ、私も歳をとったなあという気分になってきますね(痛)。

「この世界の片隅に」下巻/こうの史代/双葉社

2009年05月20日 | 漫画鑑賞
「この世界の片隅に」下巻/こうの史代/双葉社

※多少ネタバレあり。「夕凪の街」のネタバレもあり。

とうとうあの日を迎えてしまいました。当然分かっていたことですが。
またその前にもある事が起きてしまいますが。

「生きていてくれてありがとう」(要訳です)

という言葉が最後にでてきます。

これは「夕凪の街」で主人公が投げかけられた言葉ですが、
この作品でもう一度出てくることにより意味に深みが増しています。

「夕凪の街」ではあの出来事から生き残った女性の姿を淡々と描いていましたが、
この作品ではある女性を子供の頃からの姿を描かれています。
両作品とも「亡くなっていく」ことではなく「生きている」ことを描くことにより
読者がその出来事の重みを感じ取りやすくなっていると思います。

ファンタジーの部分は作者の優しさだと思います。
りんどうの人の話が幼少期の話へつながっているのも優しさだと思います。
ファンタジー部分があることにより、その他がよりリアルに感じ取れたりもして。

上、中巻の感想を書くタイミングを逃しましたが、
中巻の水野さんとのやりとりがリアルでリアルでたまりません(笑)。
人の肌のあまい匂いまでしてきそうな描写です。

また触れられている方も少なさそうですが、
敗戦の玉音放送時の時の主人公の反応も私にはリアルに感じられました。
なかなかこういう思いを率直に描ける作家さんって少ないんじゃないでしょうか。

「暴想処女」第3巻/酉川宇宙/講談社

2009年05月19日 | 漫画鑑賞
「暴想処女」第3巻/酉川宇宙/講談社

※多少ネタバレありです。

いつの間にか週刊連載になってたんですね。
ちょっとギャグ絵が手抜きっぽくなってきたなーと思ったら。
単行本なので気にしてませんでしたが前半後半で2話に分かれてます。

しかし内容的には相変わらず面白いですよ。
鈴木君がすっかりメロメロになっていて牧野(主人公呼び捨てかよ私)を眺めるタレ目が可愛い!
牧野の態度も軟化してきた部分もあり、あとエロさが前面にでてきたこともあって、
3文字しりとりのシーンなんかは普通にバカップルにしか見えません。
さっさとくっつけばいいのにと思いつつ、この関係をもう少し楽しませてくれと思いつつ。

人妻に迫られた鈴木君の態度にはいらっとしましたが(笑)、コメディなんで仕方ないですね。

バカバカしくていいです。まだまだ見守っていこうと思います。

「シュトヘル」第1巻/伊藤悠/小学館 感想

2009年05月07日 | 漫画鑑賞
「皇国の守護者」の漫画版が大好きだったので(あの終わり方は残念過ぎ…)、購入。
やっぱりこの人の絵はいいなあ。謎な女子高生スズキさんって高橋葉介のキャラみたいな外観ですね!
(高橋葉介も好きなんです)
原作者無しなので不安だったんですが、どうやら面白そう?というかまだまだ分からないのが正直なところ。
登場人物のセリフや謎のナレーションで説明されそうなシーンもしっかり漫画で描かれているので
お話がなかなか進まないんですよね…私は待てますが、面白くなる前に打ち切られそうで怖いです。
ファンの皆さんで応援しましょう!!けなげでお色気なドジっ娘(ヒロイン)を!!
単行本買いましょー。