院長ブログ「幸せってなぁに?」

南青山で歯科医院を開業している院長が日々気づいた事、感じたことを気ままに書き記したブログです。

善循環と悪循環の考え方

2008-10-23 | 幸せへの気づき

生きていくということは、楽しいことばかりではありません。

いろんなものを背負って生きていくということだけでも大変なことで、誰もがその人なりに一生懸命生きているのだと思います。

自殺願望はないにしても、生きていることは苦しいと感じている人も少なくないでしょう。

それでも人間は、生き続けないといけないのです。

世の中には、もっと生きたくても生きられない人間はたくさんいるのです。

若くして大病、難病、事故などで命を落とす人もいるのです。

自分の力で寿命を決められない以上、与えられた運命は頑張って乗り越えるしかないのです。

私自身、辛い苦しい時には、難病で38才で亡くなった妹のことを考え、もっと生きたかった妹の為にも頑張らなければと思って、自分の心を鼓舞するようにしています。

人間は考え方一つで元気も出れば、落胆もするのです。

「生きなければいけない」と思うと生きる事が義務になってしまいますが、「生かされている」と思えれば、生かされた人生を楽しもうと思えます。

「生きる」という事実は同じでも、解釈の仕方によって、感じ方、受け止め方が違ってくるのですから、なるべく前向きに、力が湧いてくる考え方をした方が得なのです。

考え方には善循環の考え方と悪循環の考え方があり、これは訓練で習慣になってくるものです。

同じ事実に対して、常にどう考えることが一番幸せかを考えながら、前向きな考え方をしていく習慣を身につけることは、人生にとって、とても大切なことだと思います。

嫉妬心の利用方法

2008-10-22 | 幸せへの気づき
 人間は自分が一番かわいいから、自分より優れた人を見ると嫉妬心が沸いてきます。

自分よりカッコいい人、自分よりお金持ちの人、自分より幸せそうな人・・・人間である以上は、嫉妬心を抑えることは不可能です。

ならば嫉妬心をプラスに向けていけばいいのです。

そもそも嫉妬心と言うのは、無意識下で自分より優れていると感じている人にだけ抱く感情ですから、そういう人から学ぶ点はたくさんあるのです。

 嫉妬心を抱いて、その人の足を引っ張ろうとするのではなく、自分より優れているその人を超える努力をすればいいのです。

その人を越えてしまうと今度は、自分がその人から嫉妬される立場になってしまうのですから、ある意味お互い様なのです。

 嫉妬している自分を好きな人間はいないでしょうから、本能的にある人に嫉妬している自分に気づいたら、自分の当面の目標はこの人なのだと認識し、考え方をチェンジすることが大切です。

 そして、1日も早くその人を越えれるように努力をしていくべきです。

この嫉妬心には終わりは無いのですから、自己嫌悪になるのではなくプラスに使っていきましょう。

仕事と家庭の両立

2008-10-21 | 子育て
 仕事と家族の両立に頭を悩ませている経営者は、決して少なくないのではないかと思います。

例えばサラリーマンを辞めて独立したい時に、男性は夢を追い求めていますが、女性は現実的な生活維持を考えて反対します。

男性の多くは、頭の中の大半で仕事のことを考えていますが、女性の頭の中の大半は、家族、特に子育てのことを考えています。

 その時、その時で、思考をスイッチすればうまく行くようにも思えますが、仕事なり子育てなりを真剣に考えていればいる程、思考回路と言うものは簡単にはスイッチを換えることはできないものなのです。

特に男性は、今も結果を出し、将来においても好結果を出し続けようとすれば、仕事について24時間考えている人間が勝つようになっているのです。

 真剣に考えている人のアンテナが敏感になり、いい情報も入りやすくなって、行動力も出てくるのです。

真剣になればなる程、見えてくる世界が違ってきて、結果も違ってくるのです。

男性と女性の一番の違いは、今を一生懸命生きているのが女性で、将来を見てがんばっているのが男性なのです。

子育てにおいても、今を全力で育てる女性に対して子供の将来を視野にいれて少し距離をとって見ているのが男性なのです。

 フォーカスが現在にある人と将来にある人とでは、お互いがそのことを理解して接しなければ衝突は避けられないのです。

それはとても難しいことですが、衝突の仕組みが分かっていれば少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか。

愛情貯金のチャンス

2008-10-09 | 仕事について

私はどちらかというと上昇志向のタイプなので、「あれをしなきゃ」「これもやってみよう」とあれこれ目標を立てて生きている方だと思っています。

しかし、たまに何もやる気がなくなるときがあるのです。

本を読んだり、セミナーに参加して自分に火をつけようとしても、どうしてもモチベーションが上がらないのです。

そんな時には、家族やスタッフとコミュニケーションをとって、彼女らに愛情を注ぐように考えています。

自分へのモチベーションが上がらない時は、他人のモチベーションを上げることに尽力をつくしたり、普段関係が疎遠になっている人間との関係を補うチャンスだと考えているのです。

 特に家族やスタッフには、こういうときに愛情の貯金をしておくことで、自分自身のことに夢中になった時にも、いい関係を続けることが可能になってくるのです。

対人関係において一番大切なことは、相手を受け入れてあげることと、十分な愛情を注ぐことです。

十分な愛情を注ぐからこそ、たまに厳しいことをいっても、聞く耳を持ってくれるのです。

自分のことに対してやる気が出ないときこそ、来るべき時に備えて家族やスタッフに愛情貯金をするチャンスだと考えるべきなのです。

もちろん普段から、小さな愛情貯金をしておいて、そういう時に少し大きな感謝を形に表す事が理想なので、小さな積み重ねを大切にする事も大切です。

100%を目指すと落ち込みますので、少しづつでもそういう気持ちを習慣にするようにしています。