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美しき言尽くしてよ

高千穂峰

連休はどうもやはりすごい人出のようです。そりゃ今まで自粛してきたんだものこうなりましょう。私はおこもりなので、書くネタがありません笑

スマホの写真を整理していて、あぁ、ここも登っておきたいと思った山がありました。
高千穂峰です。
今から6年くらい前、全く天孫降臨の地とかそんなことはつゆとも考えず、霧島国際音楽祭というのが霧島のみやまコンセールで毎年開かれるので、次女に参加させて、私も旅行がてら行ったのが初めてでした。娘は2週間弱、講習会やコンサートを見たり、選ばれればコンサートできたりするのですが、私も見たくて、でも一人じゃなんなので母も誘って予定していましたが、父がぎっくり腰で立てなくなったらしく、急遽、長女に休みを取ってもらって2人で2日ほど霧島へ出かけました。
ということで、全く神社とか意識もしていなかったし、有名な先生方がいらっしゃるので、私は講習会を聴講できることだけが楽しみでしたが、長女に申し訳ないので、最後の日はいわさきバスの周遊コースで霧島神宮とか、えびの高原を回るコースで観光することにしました。
私は1日目から軽い頭痛で、観光も長女に悪いからと思って仕方なくしたぐらいでテンションが低かったのですが、まず霧島神宮へ連れていかれました。20分自由時間だったのですが、初めてなもので要領がわからなくて、鹿児島、しかも霧島二回目の長女がいてくれて、本当に助かりました。拝殿だけでなく、山神社とか亀の石とかもちゃんと見たような気がします。私じゃ時間配分も分からず何も見れなかったかもしれません。

とても美しい神社でした。やっぱり色合いも南国な感じがしました。


実は私、なんとこれ以降、あと2回霧島に行くことになります。そのきっかけが多分、次にバスに連れていかれた笑  霧島神宮古宮址でした。
頭も痛かったし、少し小雨も降っていたため、センターでトイレに行って、古宮址の看板を見ながら「どうする?」と長女に聞いたら、「行かないでどうするの」と言うので、渋々えいこら、えいこら、砂利道の参道を上がって行きました。そして、急に右に曲がったところ、「あっ!」という感じで、途端に霧島神宮古宮址天孫降臨神籬斎場が見えたのです。息を呑むという厳かさでした。
大きな鳥居をくぐると、そこには神籬斎場と後ろに高千穂峰が見え、ほかには何もなく、今まで見た中で一番雄大な景色でした。高千穂峰は、言わずと知れた天孫瓊瓊杵尊が降臨したと言われていますが、それが真実であれどうあれ、今は石の斎場だけなのですが、本当に昔々神を呼んでいた時は、建物などなくて、こんな感じだったんでは?と思いました。とにかく頭を雷に打たれたようで、頭痛も忘れました。




それからその景色が忘れがたく、二年後にまた次女を音楽祭に行かせ、私はまた霧島神宮とこちらへお参りに、そして一昨年はなんと私の大ファンであるイーヴォポゴレリチがみやまコンセールでコンサートをするというので、なんでまたここで??と思いながらも、チケットを取り、今度は車で、霧島六社めぐりをしたのでした。(ちなみにその後東京にも行ったw)
だんだん規模が、私の中で大きくなっていきます。

で、今日、ふと高千穂峰に登って、あの坂本龍馬が引っこ抜いたという天の逆鉾を見たいと思ったのです、レプリカですが。
登れるうちにw行きたいなあ。




そういえば、ポゴレリチのコンサートには本来なら次女が着いてくるはずですが、学校の予定があり、霧島に付き合わせたのも長女です。彼女、私、よっぽどここに縁があるわ….と言っていました笑





コメント一覧

satoko
そうなんです!初めて行ったときは、そういう場所とも知らず、
ただバスに乗って連れられていっただけだったのですが、何もないところから、バンっと目に入った景色がただただ神々しい!!の一言で、ほかには何もありませんでした。今もあの景色を思い出すと、景色というより、あのときの心のざわざわを思い出します。
今、これを読み返して、書きなぐっただけの文章があまりにも拙くて、この雄大さが伝わらなくて、悔しい限りです。いつか、校正し直したいです(笑)
ulala
雲なのか霧なのか、とても神々しい。
まさに天孫降臨!
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