美しき言尽くしてよ

天山湯治郷 その4 東山旧岸邸

この記事をアップするのを忘れていました。
素敵な岸元総理の邸宅をご覧ください。

写真はビデオと家系図を撮ってはいけないのですが、それ以外は撮影OKでした。
家系図が何気に楽しかった。
政治家って、ほとんど全て親戚なのねえ。

今回は、おうちの見学ということで。
実は岸邸へは外から見るだけのつもりでしたが、やっぱりせっかく来たからということで、見学することにしました。

外からでも、ロータリーのような車寄せがあり、さすがよね〜という外観です。







なぜだか、昔から車寄せのある家を見ると、あーん、いいなあと憧れる私…… こういうところに住みたかったわぁー。笑うしかないです(笑)

入館料は300円です。

こちらが思ったより、楽しめました。

東山旧岸邸は
首相を務めた岸信介の自邸として1969(昭和44)年に建てられました。



その後、30年ほどのときを経て、2003(平成15)年に御殿場市に寄贈されたあと、一般公開されました。2009(平成21)年からは、和菓子の虎屋のグループ会社である株式会社虎玄が指定管理者として管理運営を行なっています。建築家・吉田五十八の晩年の作品であるこの邸宅は、施主・岸信介の生活に配慮しつつ、伝統的な数寄屋建築の美と、現代的な住まいとしての機能の両立を目指して設計されました。(ホームページより)(写真は私)





ということで、建てられたのは、昭和44年ですから、うちの実家と同じぐらいです。それからほとんど手直しせずにこの風格を保っているのは、さすがですよね。
うちはリフォームしても、ぼろ家なのにー。
比べるなですね。

平日なので、ガイドさん貸切状態で説明してくださいました。

まず、玄関を入ると書斎がありました。
こじんまりとした部屋ですが、どっしりとした机と本棚がありました。


そして、和室があります。ここからの眺めもとても素敵なものでしたが、最初のほうは写真撮っておらずしくじりました。


圧巻は応接間とダイニングです。



瑠璃光院のようにピカピカのテーブルに映る緑。




部屋の南と西に大きな窓をとって、庭園を大きく眺められるようになっています。





このサッシの扉も、今風ですが、当時のまま。雨戸、網戸、ガラス戸、障子というふうに4重構造になっています。障子のほかは戸袋の中にしまえるようになっていて、庭とお部屋の一体感が感じられるようになっています。
それに伴い扉のレールも幅がすごいのですが、少しずつ向こうにいくにしたがって、段差がつけられ、下に下りています。そうすることでレールが見えないため、ソファーに座ってお庭を眺める時にもそのサッシのレールが見えないような構造になっているのだそうです。
そして、軒も普通の軒よりもかなり長く、多少の雨では降り込まないため、ずっと開けっ放しでも大丈夫。





電気も素敵なんですよ。2つ電気がついていて、同じようですが、微妙にデザインが違っていました。
にくいですね。本当に素敵💓
なのち、なぜか、一つしか撮っていませんでした。すみません。




隣のダイニングも当時そのままで、椅子の色をオレンジにしたのも、当時としては斬新ですね。






今は新緑に癒される季節。四季折々をまるで絵画を見るように過ごせるなんて
本当に幸せな暮らしですよね。まあ、ここから東京まで毎日にように通っていたそうですので、本当に晩年しかゆっくり景色を見られなかったのかもしれませんが。





そこからお庭に出て散策しました。
そこから眺める建物もすばらしい。一枚の絵のようです。

建築物を見るのが好きなので、
本当に楽しめました。
自分の家は全くこだわりのない建売ですが笑)
お金がふんだんにあったらこんなところに住んでみたいわと
思った次第でありました~









ため息の出るほど素敵な邸宅でした。
見学の価値ありです。
























名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る