今日は午前中、gooのメンテナンスの遅れのせいでブログページが開けませんでした。すべてのgooブログ利用者が困ったようです。
私もブログにアクセスできなくて困りました
今日はウルル(エアーズロック)とカタジュタの写真をアップします。
ウルルという言葉自体に意味があるわけではないようですが、昔からその土地に住むアナングの人々の祖先が昔から「ウルル」と呼んでいたのを現在は政府も使用しています。
ずっと白人とオーストラリア政府に迫害されてきたアボリジニの人々ですが、このウルル・カタジュタ国立公園の土地は約20年前に裁判のすえ、アナングの人々に返されました。
それを現在オーストラリア政府が借用している、という形になっています。
土地の返還に伴い、それまでの外部の人間による横暴が少しあらためられ、アナングの人々に従って入ってはいけないところを決め、聖地を尊重する観光をおこなうようになりました。
昔はウルルもカタ・ジュタも登りたい放題、土地も好きなところでキャンプし放題、写真も撮り放題でした。
今は日の入り後は国立公園内に滞在、進入してはいけないことになっています。
またカタ・ジュタも近寄って良いところは2箇所に制限されています。
人々が勝手に登山していたころは、かなりの死傷者が出たようです。
かなり登りにくいですからね。
ちなみにカタはアナングの人々の言葉で「頭」ジュタは「たくさん」という意味だそうです。1,2,3の次の数字を持たないアナングの人々はそれ以上は「ジュタ」といいます。
写真も聖地とされているところでは一切撮ってはいけません。
またウルルには色んな模様に見える岩の浸食跡があるのですが、それぞれ伝説があり、儀式に使う大切な聖地なのでその跡だけを拡大して写真に撮ることも禁止されています。とくにネットや旅行会社のパンフレットなどには絶対載せられません。
だから、ウルルのパンフレットはみんな全体像なんだなあ、と思いました。
当日は初めに両方が見える展望台へいきました。
最初に行った展望台はカタジュタ近くなので、ウルルはとても小さく見えます。
手乗りウルルができました。
これはトイレ休憩の近くにあるカタジュタ写真スポットです。
ちなみにトイレは汲み取り式ですけど、暑いせいか全然臭くありません。
この日のガイドはミシェルさんという女性だったのですが北海道にワーホリでいたそうです。すごく細かい日本語の表現も知っている人で、またとても好感の持てるガイドさんでした。
これは往復50分くらいのカタジュタ散策。ここは風がすごくよく通るので「風の谷」と呼ばれています。
しかし、なんとこの日はほとんど風が吹いていませんでした。
ミシェルさんも不思議がっていました。
風の谷と言えばナウシカ。私はナウシカが大好きです。
宮崎アニメに一番好きなのはナウシカです。
しかも、生まれて初めて見た映画もナウシカです。
まだ幼稚園の年長くらいのときに麻生市民館でナウシカの上映があり、いとこのお兄ちゃんとものすご~~~く早く並んで(確かに、人気だったけどそこまで早く並ばなくても大丈夫だった)なんと1番で、しかも1番前くらいで見た記憶があります。
そのときは意味が分かってなかったけど、その後何度も映画を見たり何より原作マンガが本当にすごい!!深い話なんですよね。
そもそも、ウルルへ行きたかったのも実は「風の谷」っていうのを見たかったから。宮崎駿はオーストラリア各地を訪ねていろいろなところが彼の作品のモデルとなっている、と言われています。
メルボルンの市内の駅や教会は「魔女の宅急便」のキキが目指した「海の見える大きな街」そっくりだし、タスマニアにはオソノさんのパン屋の建物が(パン屋じゃないけど)あるそうです。
以前メルボルンから行った「グレートオーシャンロード」のひとつの入り江は見た瞬間に「マルコ(紅の豚)」の秘密基地だ!と思いました。
そのほか、ブルーマウンテンの森とか色々と映画と似ているところがあるようです。
話を戻すと、そんなわけで絶対見たかった風の谷。
やはり本当にユパとナウシカが歩いていそうでした。
この谷の隙間を抜けると「風の谷」の風車が見えてきそうだと思いませんか!!?
以前も書きましたが、私がかぶっているのは「フライネット」です。
「ブッシュ・フライ」という小さなハエ(ホープにいるのよりもう少し小さいくらいのです)が日の出から日の入りまでずーっといます。
水を求めて目や鼻、耳に向かってきますのでかなりウザいです。でも日本やほかの地域のハエと違って病気を媒介したりしないので、食べても問題ないそうです
でも写真を撮ろうと思っても、歩いていてもずーっと顔の前で手を振っていないといけないくらいいます。
しかしそれでもこの時期はかなり少ない時期だそうで、ミシェルさんはフライネットをかぶっていませんでした。
本当にハエがすごいときはガイドさんも全員かぶるそうです。
歩くと汗をかくので、気がつくと背中がハエで真っ黒!ということも・・・・
私はフライネットを買って本当に正解だと思いました。
これはウルルのサンセットです。
ウルルには各社各国のさまざまなツアーがあり、私たちも日本語ガイド付きのツアーに参加したのですが、だいたいサンセットのときは「シャンパンとおつまみ」サービスが定番のようです。
サンセット会場には本当にたくさんの観光客が押し寄せていて場所取りだって大変です。100人以上はかるくいたと思います。
左にはもう月が出ていますが、夕日をあびるウルルを眺めて、刻一刻とウルルの表情が変化するのを見ます。
私は初めて地平線というのを見たのですが、反対側の空は赤くてももう反対側は暗くて星も見えて、とても不思議な光景でした。
これはその夕焼けです。
夕焼けもすごく綺麗で、地平線に沈む夕日も素晴らしく、夕日とウルルを180度頭を回しながら何度も交互に見ました。
この日はその後、野外バーベキューを楽しみ、星空観察もしました。
南十字星や鏡写しのようなオリオン座を見たのもとても良かったです。
これは次の日のサンライズ。
サンセット会場とは逆のところにサンライズ会場があります。
今度は朝日を浴びるウルルを見るわけですが、次回はウルルに沈む太陽やウルルの後ろから昇る太陽なんかも見られるなら見てみたいです。
これは拡大ショットです。
オレンジ色が鮮やかで本当に綺麗でした。
本当はウルルは赤くないのですが、(黒っぽい砂だそうです)鉄分が6%含まれているため何千年もかけてそれが空気と触れて酸化することで日が当たったときは赤く見えるそうです。
夜のウルルはもちろん真っ黒です。
サンライズを見たあと、バスは登山道に向かいました。
登山道でその日の看板を見るまで、登山ができるかどうかはガイドさんにもわかりません。
その日の担当の国立公園のレンジャーが決める権限を持っているそうです。
一番登れない原因として多いのが強風です。
その他のところはほとんど風が吹いていないのに、ウルルの近くは風が強く、頂上は更に強いため登山道が閉鎖されることが多いそうです。
これまでも何十人も落ちて死んでいるそうです。
岩は滑りやすいし、本当に危険だそうです。
その日も風のせいで登れませんでした。
1時間ごとにチェックがあるので、たまに午後から登れることもあるようです。
これは、禁止の看板から見える登山道の入り口です。
鎖が張ってありますがそれは一部で、急な坂を登ったあとはえんえんと坂の上り下りがつづくそうです。1時間半~2時間往復でかかります(順調にいって)
ウルルは6億年前くらいから今の形をしていたそうですが、その前はなんと海の中だったそうです。それが地上に約80度くらい傾いて隆起したのがウルルです。
地下にはまだこれの3分の2の分の岩が隠れています!!
この他、登山ができなかったかわりにウルルの周りをさまざまな伝説を聞きながら散策したのですが、字を持たないアナングの人々が子孫に絵で生活の知恵や儀式を伝えていった跡(まだ使われています)を見ることができました。
黒板のようにして洞窟の一部を使い、おじいさんが男の孫へ、おばあさんが女の孫へと色々伝える習慣があるそうです。
以上、今日はウルルとカタジュタの写真を紹介しました。
小田急線柿生駅前 お部屋探しは栄和へ!
私もブログにアクセスできなくて困りました
今日はウルル(エアーズロック)とカタジュタの写真をアップします。
ウルルという言葉自体に意味があるわけではないようですが、昔からその土地に住むアナングの人々の祖先が昔から「ウルル」と呼んでいたのを現在は政府も使用しています。
ずっと白人とオーストラリア政府に迫害されてきたアボリジニの人々ですが、このウルル・カタジュタ国立公園の土地は約20年前に裁判のすえ、アナングの人々に返されました。
それを現在オーストラリア政府が借用している、という形になっています。
土地の返還に伴い、それまでの外部の人間による横暴が少しあらためられ、アナングの人々に従って入ってはいけないところを決め、聖地を尊重する観光をおこなうようになりました。
昔はウルルもカタ・ジュタも登りたい放題、土地も好きなところでキャンプし放題、写真も撮り放題でした。
今は日の入り後は国立公園内に滞在、進入してはいけないことになっています。
またカタ・ジュタも近寄って良いところは2箇所に制限されています。
人々が勝手に登山していたころは、かなりの死傷者が出たようです。
かなり登りにくいですからね。
ちなみにカタはアナングの人々の言葉で「頭」ジュタは「たくさん」という意味だそうです。1,2,3の次の数字を持たないアナングの人々はそれ以上は「ジュタ」といいます。
写真も聖地とされているところでは一切撮ってはいけません。
またウルルには色んな模様に見える岩の浸食跡があるのですが、それぞれ伝説があり、儀式に使う大切な聖地なのでその跡だけを拡大して写真に撮ることも禁止されています。とくにネットや旅行会社のパンフレットなどには絶対載せられません。
だから、ウルルのパンフレットはみんな全体像なんだなあ、と思いました。
当日は初めに両方が見える展望台へいきました。
最初に行った展望台はカタジュタ近くなので、ウルルはとても小さく見えます。
手乗りウルルができました。
これはトイレ休憩の近くにあるカタジュタ写真スポットです。
ちなみにトイレは汲み取り式ですけど、暑いせいか全然臭くありません。
この日のガイドはミシェルさんという女性だったのですが北海道にワーホリでいたそうです。すごく細かい日本語の表現も知っている人で、またとても好感の持てるガイドさんでした。
これは往復50分くらいのカタジュタ散策。ここは風がすごくよく通るので「風の谷」と呼ばれています。
しかし、なんとこの日はほとんど風が吹いていませんでした。
ミシェルさんも不思議がっていました。
風の谷と言えばナウシカ。私はナウシカが大好きです。
宮崎アニメに一番好きなのはナウシカです。
しかも、生まれて初めて見た映画もナウシカです。
まだ幼稚園の年長くらいのときに麻生市民館でナウシカの上映があり、いとこのお兄ちゃんとものすご~~~く早く並んで(確かに、人気だったけどそこまで早く並ばなくても大丈夫だった)なんと1番で、しかも1番前くらいで見た記憶があります。
そのときは意味が分かってなかったけど、その後何度も映画を見たり何より原作マンガが本当にすごい!!深い話なんですよね。
そもそも、ウルルへ行きたかったのも実は「風の谷」っていうのを見たかったから。宮崎駿はオーストラリア各地を訪ねていろいろなところが彼の作品のモデルとなっている、と言われています。
メルボルンの市内の駅や教会は「魔女の宅急便」のキキが目指した「海の見える大きな街」そっくりだし、タスマニアにはオソノさんのパン屋の建物が(パン屋じゃないけど)あるそうです。
以前メルボルンから行った「グレートオーシャンロード」のひとつの入り江は見た瞬間に「マルコ(紅の豚)」の秘密基地だ!と思いました。
そのほか、ブルーマウンテンの森とか色々と映画と似ているところがあるようです。
話を戻すと、そんなわけで絶対見たかった風の谷。
やはり本当にユパとナウシカが歩いていそうでした。
この谷の隙間を抜けると「風の谷」の風車が見えてきそうだと思いませんか!!?
以前も書きましたが、私がかぶっているのは「フライネット」です。
「ブッシュ・フライ」という小さなハエ(ホープにいるのよりもう少し小さいくらいのです)が日の出から日の入りまでずーっといます。
水を求めて目や鼻、耳に向かってきますのでかなりウザいです。でも日本やほかの地域のハエと違って病気を媒介したりしないので、食べても問題ないそうです
でも写真を撮ろうと思っても、歩いていてもずーっと顔の前で手を振っていないといけないくらいいます。
しかしそれでもこの時期はかなり少ない時期だそうで、ミシェルさんはフライネットをかぶっていませんでした。
本当にハエがすごいときはガイドさんも全員かぶるそうです。
歩くと汗をかくので、気がつくと背中がハエで真っ黒!ということも・・・・
私はフライネットを買って本当に正解だと思いました。
これはウルルのサンセットです。
ウルルには各社各国のさまざまなツアーがあり、私たちも日本語ガイド付きのツアーに参加したのですが、だいたいサンセットのときは「シャンパンとおつまみ」サービスが定番のようです。
サンセット会場には本当にたくさんの観光客が押し寄せていて場所取りだって大変です。100人以上はかるくいたと思います。
左にはもう月が出ていますが、夕日をあびるウルルを眺めて、刻一刻とウルルの表情が変化するのを見ます。
私は初めて地平線というのを見たのですが、反対側の空は赤くてももう反対側は暗くて星も見えて、とても不思議な光景でした。
これはその夕焼けです。
夕焼けもすごく綺麗で、地平線に沈む夕日も素晴らしく、夕日とウルルを180度頭を回しながら何度も交互に見ました。
この日はその後、野外バーベキューを楽しみ、星空観察もしました。
南十字星や鏡写しのようなオリオン座を見たのもとても良かったです。
これは次の日のサンライズ。
サンセット会場とは逆のところにサンライズ会場があります。
今度は朝日を浴びるウルルを見るわけですが、次回はウルルに沈む太陽やウルルの後ろから昇る太陽なんかも見られるなら見てみたいです。
これは拡大ショットです。
オレンジ色が鮮やかで本当に綺麗でした。
本当はウルルは赤くないのですが、(黒っぽい砂だそうです)鉄分が6%含まれているため何千年もかけてそれが空気と触れて酸化することで日が当たったときは赤く見えるそうです。
夜のウルルはもちろん真っ黒です。
サンライズを見たあと、バスは登山道に向かいました。
登山道でその日の看板を見るまで、登山ができるかどうかはガイドさんにもわかりません。
その日の担当の国立公園のレンジャーが決める権限を持っているそうです。
一番登れない原因として多いのが強風です。
その他のところはほとんど風が吹いていないのに、ウルルの近くは風が強く、頂上は更に強いため登山道が閉鎖されることが多いそうです。
これまでも何十人も落ちて死んでいるそうです。
岩は滑りやすいし、本当に危険だそうです。
その日も風のせいで登れませんでした。
1時間ごとにチェックがあるので、たまに午後から登れることもあるようです。
これは、禁止の看板から見える登山道の入り口です。
鎖が張ってありますがそれは一部で、急な坂を登ったあとはえんえんと坂の上り下りがつづくそうです。1時間半~2時間往復でかかります(順調にいって)
ウルルは6億年前くらいから今の形をしていたそうですが、その前はなんと海の中だったそうです。それが地上に約80度くらい傾いて隆起したのがウルルです。
地下にはまだこれの3分の2の分の岩が隠れています!!
この他、登山ができなかったかわりにウルルの周りをさまざまな伝説を聞きながら散策したのですが、字を持たないアナングの人々が子孫に絵で生活の知恵や儀式を伝えていった跡(まだ使われています)を見ることができました。
黒板のようにして洞窟の一部を使い、おじいさんが男の孫へ、おばあさんが女の孫へと色々伝える習慣があるそうです。
以上、今日はウルルとカタジュタの写真を紹介しました。
小田急線柿生駅前 お部屋探しは栄和へ!