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とっとこ写真集

主に都内のあちこちを、スマホで撮った写真集です。

目黒のさんま祭りを見てきました。

2015-09-06 20:45:38 | 日記
目黒のさんま
昔の御身分の高い方々は、下々の庶民の生活はご存じありません。ですから常々少しでも知りたいと思っております。
天候に恵まれた初秋の日。お殿様がご家来を連れて、目黒不動参詣をかねての遠乗りにでかけました。目黒(その頃、江戸の郊外だった)に着かれたのはお昼近くのことでした。
近くの農家から、秋刀魚を焼くいい匂いが漂っております。その時、ご家来が「かような腹ぺこの折りには、秋刀魚で一膳茶漬けを食したい」といったのを聞きつけたお殿様、「自分もぜひ秋刀魚というものを食してみたい」とご家来に所望した。
さあ困ったご家来衆。「秋刀魚とは下魚でございますゆえ、お上のお口にはいりますような魚ではございません」
といったものの、お殿様のお言いつけではしかたがない。 何とか農家のおじいさんに頼んで焼いた秋刀魚を譲ってもらうことにした。
お殿様は、生まれてはじめての秋刀魚がすっかり気にいられた。お腹が空いていたことも合わさって忘れられない味になってしまった。
ところが屋敷に帰っても、食卓に秋刀魚のような下魚は出てこなかった。
ある日のこと、親戚のおよばれでお出掛けになりますと「なにかお好みのお料理はございませんでしょうか。なんなりとお申し付けくださいまし」というご家老の申し出に、すかさず秋刀魚を注文した。
親戚は驚いて、日本橋魚河岸から最上級の秋刀魚をとり寄せた。このように脂が多いものをさしあげて、もしもお体に触っては一大事と、十分に蒸したうえ、小骨を丁寧に抜いて、だしがらの様になった秋刀魚を出した。
「なに、これが秋刀魚と申すか。まちがいではないのか?
たしか、もっと黒く焦げておったはずじゃが・・・」
脂が抜けてぱさぱさの秋刀魚がおいしいはずがありません。
「この秋刀魚、いずれよりとりよせたのじゃ?」「日本橋魚河岸にござります」
「あっ、それはいかん。秋刀魚は目黒にかぎる」




場所は、目黒自然教育園から目黒駅に向かって、駅まで300メートルぐらい手前。
車道の半分2車線分を200メートルにわたって通行止めにして、20台ぐらいのコンロで7000匹ぐらいのサンマを焼きまくっていました。



目黒リンシ公園



芝浦の海岸、ジャンボ機が飛ぶ城南島そして青海*若狭を繋ぐ恐竜橋「東京ゲートブリッジ」を渡る

2015-09-01 21:04:48 | 日記
2000年ころ、モーターボートで東京湾を走っていると、海中からコンクリートの橋げたらしきものが点々と観察できました。
それから10年、この橋げたに「トラス構造の橋らしきもの」ができましたが、最後の20メートルぐらいは、1年近く完成しませんでした。
wiki 「東京ゲートブリッジ」
「東京都が策定した東京港港湾計画に記された江東区若洲と大田区城南島間約8kmを結ぶ東京港臨海道路の一部で、全長2,618m(陸上部アプローチ橋を含む)のトラス橋である。水面(荒川工事基準面、A.P.)から橋梁最上部の高さが87.8m、海上を跨ぐ区間の長さが1,618m(横浜ベイブリッジやレインボーブリッジの約2倍)で、RC橋脚の上部に鋼3径間連続トラスボックス複合構造の橋桁が架けられ、4車線道路が設けられている。

建設地が東京国際空港(羽田空港)に近く航空機の飛行ルート上にあるため、航空法により橋の高さに制限(98.1m以下)が課されている一方、東京東航路を通る大型船舶が航行可能な桁下の高さ54.6mを確保すべく、吊り橋や斜張橋ではなく、三角形に繋いだ鋼材を組み合わせて橋桁の荷重を分散するトラス構造が採用された[6]。また、支間長は440mで、日本国内のトラス橋としては生月大橋(同400m)を上回り、港大橋(同510m)に次ぐ規模である。」
未完成の理由は
「若洲側中央部トラス桁の架設後に溶接の割れや鉄骨の変形が発見され、桁の架け直しのため完成が半年ほど遅れた。損傷の原因は大阪府堺市の日立造船堺工場で制作された桁を東京湾まで曳航して運搬する際、波浪により想定以上の衝撃が加わったためと推測される」とのことです。2012年にようやく完成したのですが、そのうち渡ろうと思い続けて3年以上経ってしまい、今日9/1ようやく渡ることができました。

愛宕神社の下、愛宕トンネル 抜けた先に「慈恵医大」があります。


今日は奥さんの要求で、都寿司で朝食の後、有栖川公園のナショナルマーケットで「モルタデラ」と「カマンベール」を買いました。



イタリー製「モルタデラ」ソーセージ






隅田川の海底をくぐるトンネル