旅・ふ・る Tabi Full

お知らせ

1月18日、母がついに遠くへ旅立ってしまいました。
87歳でした。

昨年2月に誤嚥性肺炎で入院してから、何度も覚悟する瞬間がありましたが、約1年よくがんばってくれたと思います。

個室に移されてから会うことを許され、話しかけたり、顔を拭いてあげたり、身体をさすってあげたりできたので、最後までそばにいられて幸せでした。

約2週間経って、意外とおだやかな気持ちでいる自分に驚いています。
母が、覚悟する時間をくれたこと、母にはやれることはやったという思いで、悔いがあまりないからかな、と思います。

何度めかの覚悟をさせられた時、いざという時のための準備をしようと決心しました。
葬儀屋さんと打ち合わせをして、泣きながら遺影の写真を選んだり、連絡する人のリストを作ったりしたことを思い出します。
そのお陰で、落ち着いてスムーズに進めることができたので、つらいことだけど、準備をしておくのは本当に大事なことだなと思いました。



毎日、何度も母の優しい顔に話しかけています。
悲しいというより、「楽になってよかったね。向こうで大好きなお父ちゃんに会えるね。」って気持ちで、なんだかホッとしています。
とにかく、苦労して私たちを育ててくれた母には感謝しかありません。
愛媛に戻って18年、母と一緒に暮らすことができて本当に幸せでした。

とても優しい人で、ちょうど寒波が来る前のおだやかな日にお葬式ができたのは、母の最後の優しさだったなと思います。

皆様、これまで母とのお出かけブログをたくさん読んで頂いてありがとうございました。
まだしばらく間が空くと思いますが、必ず戻ってきますので待ってて下さい。

今日の写真は、2021年2月に母と見た南楽園の梅の花にしました。
枝垂れ梅が涙のようですね。


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