花粉症の方に、「ガーゼのマスク、鼻にフィットするように針金を入れるのは難しいですか?」と聞かれたので、「いえ、簡単ですよ」とお答えしました。そして、テクノロートという、ポリエチレン製の形状保持材(鉄ではないので錆びず、劣化もしない)を買って作ってみました。
しかし、意外と簡単ではありませんでした…テクノロートには色々なタイプがあり、マスク用には4mm幅を買ったのですが、まず、切りづらい
そして、立体マスクのカーブに稲庭うどん状のものを入れるのが至難の業…
試行錯誤の結果、食い切りというニッパーだときれいに楽にカットできました。長めに切って、ニッパーでまっすぐに直し、角がとがっているとガーゼを破ってしまうかもしれないので斜めに切り落とし、さらにチャッカマンで一瞬炙って溶かして丸いカーブにしましたそして、マスクの上部に7mm幅のコの字型のステッチをして、コの字の口を閉じる前にテクノロートをぐいぐい入れます。中心部分の縫い代はひっくり返す前に斜めにカットしておくと、それでも何度も引っかかりはしますが、なんとか通ります
こうして、テクノロートがぴったり入った、鼻にフィットする立体マスクができました大人サイズで6枚作りましたが、グリーンのものは失敗してほどく時に縦の糸を1本抜いてしまったので、自分用にしました。1枚も持っていなかったので、初めて試着
市販のワイヤー入り使い捨てマスクのように鼻にフィットしました
ダブルガーゼ4枚重ね(つまりガーゼ8重)となっているのですが、全然息苦しくないことも確認できて良かったです