家事のスキマにロードバイク!

自転車に乗れなかった私がロードバイクにハマるまでの記録。
今時主婦の非日常的趣味。

今日のブーム。

2024-02-11 13:35:22 | Weblog

ネンキンと聞くと年金と脳内変換しちゃうお年頃。

粘菌の方ね。
単細胞生物だけどかしこんじゃねって事でコンピューターになったとさ。
「難しいことはわからないけど」、と言う枕詞が常につく私の話ね。
研修者の中垣俊之教授は2008年と2010年に2度のイグ・ノーベル賞を受賞。すごい!
2008年と言うのが論文を出してから8年も経ってからの受賞というのにもびっくり。
そんなにかかるの?その間にまた随分研究が進んじゃうんじゃ?とか色々思ったり。
実はもっと昔から研究されてた。
どんな実験がされてたのかというと、、、。
単細胞生物である粘菌は栄養を求めてじわじわと触手のような自分自身を伸ばしていってどんどん成長していく。
そこでその才能を利用して迷路に挑戦させてみた。
じゅわ〜っと広がった粘菌の一部をピンセットでちぎっては少しずつ迷路の途中に置いて、餌であるピーナッツを迷路の端っこに置く。
すると餌に向かってじわぁーーーーーっと血管のように伸びていく。
そこからの成長の凄いところは遠回りになった経路は毛細血管のように細くなってやがて消える。
そして正解の経路のは動脈のように太く成長し、よく見ると角を曲がる時のコーナリングも無駄なくインをついている事がわかる。
この実験結果を麗しき数式にするところが萌えポイントね。
物理学と生物学の見事なコラボからコンピューターが生まれたのです。ドドーン!
生物の先生と化学の先生って全然タイプ違うじゃん(あくまで個人の感想です)って思ってたけどねぇ。
とにかく「粘菌コンピュータ」というワードが私の心を掴んで離さないのだ。
なんか、、、こう、、、ねばねばのキーボードでエンターキー押したらTとYの間からゾワ〜って黄色いのが出てきてさ、、、
そんなPCのビジュアルイメージとは全く異なる着地点。
アルゴリズムのお話でした。
量子コンピュータとかスーパーコンピュータが何年もかかって演算して正しい答えを導き出す事を粘菌は短時間でやってのけると。
そして今必要なのは概算だったりするとさらにその才能(才能?知性なのか?)を発揮。
人類がやられるとしたら粘菌かも、と思う今日の私。
後ろで先生方がニヤニヤしながら「いやいやいや」っておっしゃってます。
 
写真:どうやら厳しい冬を乗り切った感の多肉ちゃんたち。
 

 

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