続きです。
続きますと前回書き忘れましたが、続いております。
裏エンディングの内容、考察と、前の投稿で書き忘れたことをいくつか。
※ネタバレ注意です。
INSIGHTというゲーム。
後味はこの上なく悪かったけど、ちょっと最後の方はスカッとしました。笑
ブヨブヨに少年が取り込まれ、ブヨブヨを動かしているとき。
言うなれば、それまで少年は逃げることしか出来なかったわけで、人間も装置も犬すらも彼にとって【脅威】だったけど、
ブヨブヨになってからは立場が完全に逆転したもんね。笑
恐れ、逃げ惑う研究者たち。
おまけにブヨブヨは人間の集合体だからか、驚くほど馬鹿力の持ち主で、どんな仕掛けも装置も屁でもないって感じだったもんね。
あの無双状態、楽しかったなぁ。笑
走った勢いで壁をぶち抜いて、装置を手で引っペがしたのには笑った。
あと、物語全体を通して言われてるのが
【少年も実は研究所側の人間で、操られている】
という説。
というか、主人公の少年。
人間かどうかすらも怪しい説もあるみたい。
その根拠になってるのが、
【髪の長い凶暴な人魚にプラグを差されたことで、水中でも呼吸が出来るようになる】
という場面。
そう。
水に飛び込んで潜るようになったばかりの頃は、人間らしく息継ぎをしないと死んでしまう仕様だったんです。
だけど、あるとき、
強制的に人魚に捕まってしまって、プラグを差し込まれる。
「うわっ、やられた!!」
と思ったらなんと、魚の如く息継ぎなしでも潜れる生き物に!笑
確かにそこは【人間】と言い切るにはどうしても不可解な要素。
むしろ、人間じゃない説を唱えた方が合点がいく。
これなぁ。
どうなんでしょうね〜。
↑を踏まえて思うのは、プラグを差し込まれるまでは人間だったんじゃないかなぁっていうこと。笑
理論上説明つかないけど、始まってからずっと、殺伐とした敵だらけの環境で、独り走ってきた少年に与えられた唯一の恵み
なのでは?と思います。
…思いたい。笑
気を利かせた人魚さんが
「あなたこの先に進むにはその体じゃもたないわよ」って、プラグを差して適応させてくれた。
ただなぁ、
こんなにもグロテスク且つ残虐で容赦のない構造の中で、こんなぬくぬくの精神論、通用するかなって感じですね。笑
一応、【人間じゃない説】の方で掘り下げて考えてみると、
まず、
・少年は意図的に研究所に連れてこられた人造人間(研究所で作られた)
・運動能力とか知能的な意味での出来を確かめるために様々な仕掛けの中をくぐらせる
・実験の結果、水中での動きが悪いと判明しプラグを差してそれを解消した
・ブヨブヨに取り込まれたのは、想定外か、研究者たちの誤算
あくまで少年は試作、実験段階なので、システムエラー的なことだとすれば、一応辻褄は合うかと。笑
さぁー!
今までのこと全て踏まえまして!
本題!
【隠しエンディング考察】
に参ります!
まず、普通のエンディングは前回書いた通りで
【少年がブヨブヨに取り込まれ、研究所を壊滅させたのち、そのまま外へと脱出】
なんですが。
隠しエンディングはこうです。
【細い土管の中みたいな所をひたすら進むことになり、やがてコードに辿り着く】
【コードを抜くしかない状態になり、手を掛け引っ張ると…】
物語は一番最初の場面に。
スタッフロールも何もなく、INSIGHTというタイトル(一番最初に映される画面)が表示されたのち、また初めに戻る。
?????????
プツンとそこで終わるんです。
パソコンの電源が突然落ちるが如く。笑
プレイヤーはもちろんそこで物語が終わるとは夢にも思わず、
「まーたこういうのか。とりあえず、これを引っ張るんだな、んで?次は一体どうなるんだ?」
という感じ、単なる仕掛けの一部と思っているので
本当に えっ!?
ってなります。
心の底からの 【えっ…】です。
だけど、何度見ても物語はそこで終わり。
もっと後味悪すぎるんです。
さぁさぁさぁ!
これは一体どういうことだ?
コードを抜いた瞬間、終わるなんて。
考察してみます!(楽しい)
まず、研究所の触れては行けない部分に触れてしまって、強制的にリスタートさせられるようにも見えなくはない。
エンディングというより、リスタート。
これもね、あれなんですよ。
少年が【人間じゃない説】を濃厚にしているもののひとつで。
隠しエンディングを見る限り、少年とコードが連動しているのは確実なので、やっぱり研究所が作った人造人間なんじゃないかと。
…うーん、たしかに。
あと、どこだったかこういうような意見も見かけました。
「コードを抜く=少年の役目の終わりを意味し、同時に次のマシン(人造人間)がまた動き出す」
うん、すごく納得させられてしまう。笑
コード=少年の主電源みたいな感じか。
で、それが切れた(抜かれた)から終わり。
普通のエンディングだけなら、水中で息できることはひとまず置いといて、【人間説】を立証できそうなのに。
隠しエンディングを知ってしまうと、やっぱり【人造人間説】色濃い気がしてきます。笑
改めて順を追ってこうして書いている最中にも、思う。
もー、前回のことが全部覆ってしまうやないかーい!笑
あと、これは私の考察。
【人造人間説】をさらに加速させてしまうんだけども、
隠しエンディングって、通常ルートとは外れたところにあるいくつもの仕掛けをクリアしてからじゃないと行けないんです。
つまり、少年が人造人間で行動の全てを研究者たちが操っている、もしくは将来的に操ろうとしているとしたら、
賢すぎるのはダメなんじゃないかなぁと。笑
賢すぎるというか、安全装置的な意味で、○○という行動をしたら強制終了するっていうことが元々プログラミングされてて、隠しエンディングはその条件を満たしてしまったから、終わったのではないか。
精巧な機械ってよくありそうじゃないですか。
暴走しないためとか、したときのためにわざとそういうシステム設けておくとか。
それがコードを抜いたことで働いたと考えたら…
それと、少年が隠しエンディングで辿り着いた場所は、研究所の核の中の核のような部分で、普通のエンディングでパソコンが壊されたりする以上に触れられたらまずい大もとのシステムがあり、そこに立ち入らせないための強制終了だったのでは…とも思えます。
やっぱり少年は人造人間なのかもしれないな…。
人間説ではどうしても説明がつかなかった水中での呼吸も人造人間であれば辻褄が合う。
それにね、コードを抜く場面。
その奥の背景はパソコンと、コードとヘッドギアみたいなもの。
それは、道中の謎解きで出てきたものと同じで、
少年の頭に装着した状態で少年を動かすと、周りにいる「人型の何か」が動き出すという仕組みになってるんです。
そして、隠しエンディング。
暗くて見えないけど、そのヘッドギアに何かがくっついている。
なんだあれ…。
ってコードを引っこ抜いた瞬間!
手元のコードとヘッドギアが連動して光り、フェードアウト。
つまり、少年もヘッドギアにくっついた「何か」に操られていた。
というオチ…。
(そしてこの「何か」とは「プレイヤー」を意味しているのではという説が濃厚そうです)
いろんな解釈が出来すぎる…!
奥が深すぎる!!!
深すぎるぞ!!!!!
どんだけの文量を冷めない熱量で書いているんだ!笑
あと、私的にはしっくり来ないのであまり掘り下げませんが、
始まりから終わりまでを
【妊娠の過程】
と捉える説もあるみたいです。
・少年が精子
・途中に待ち受ける様々な仕掛けは、卵子へ辿り着くまでの大変さ、困難さを描写している(少年を捕えようとするのは他の精子たちで邪魔をしに来ている)
・卵子はブヨブヨであり、少年が吸収される=受精
・受精卵は転がって外へ出て、エンディングを迎える
ちなみに、この説では
人魚に差されるプラグ=へその緒
と解釈されるようです。
上手く何かが繋がったから水の中でも呼吸が出来るのようになったのか…?
…うーむ。
確かに、そう捉えられなくもない。
一番シンプルで分かりやすい解釈だなぁ。
ここで終わるはずだったんですが、勢いで続きます。
次で終わる!
色んな説が出てきたので
最後に総括!!
続きますと前回書き忘れましたが、続いております。
裏エンディングの内容、考察と、前の投稿で書き忘れたことをいくつか。
※ネタバレ注意です。
INSIGHTというゲーム。
後味はこの上なく悪かったけど、ちょっと最後の方はスカッとしました。笑
ブヨブヨに少年が取り込まれ、ブヨブヨを動かしているとき。
言うなれば、それまで少年は逃げることしか出来なかったわけで、人間も装置も犬すらも彼にとって【脅威】だったけど、
ブヨブヨになってからは立場が完全に逆転したもんね。笑
恐れ、逃げ惑う研究者たち。
おまけにブヨブヨは人間の集合体だからか、驚くほど馬鹿力の持ち主で、どんな仕掛けも装置も屁でもないって感じだったもんね。
あの無双状態、楽しかったなぁ。笑
走った勢いで壁をぶち抜いて、装置を手で引っペがしたのには笑った。
あと、物語全体を通して言われてるのが
【少年も実は研究所側の人間で、操られている】
という説。
というか、主人公の少年。
人間かどうかすらも怪しい説もあるみたい。
その根拠になってるのが、
【髪の長い凶暴な人魚にプラグを差されたことで、水中でも呼吸が出来るようになる】
という場面。
そう。
水に飛び込んで潜るようになったばかりの頃は、人間らしく息継ぎをしないと死んでしまう仕様だったんです。
だけど、あるとき、
強制的に人魚に捕まってしまって、プラグを差し込まれる。
「うわっ、やられた!!」
と思ったらなんと、魚の如く息継ぎなしでも潜れる生き物に!笑
確かにそこは【人間】と言い切るにはどうしても不可解な要素。
むしろ、人間じゃない説を唱えた方が合点がいく。
これなぁ。
どうなんでしょうね〜。
↑を踏まえて思うのは、プラグを差し込まれるまでは人間だったんじゃないかなぁっていうこと。笑
理論上説明つかないけど、始まってからずっと、殺伐とした敵だらけの環境で、独り走ってきた少年に与えられた唯一の恵み
なのでは?と思います。
…思いたい。笑
気を利かせた人魚さんが
「あなたこの先に進むにはその体じゃもたないわよ」って、プラグを差して適応させてくれた。
ただなぁ、
こんなにもグロテスク且つ残虐で容赦のない構造の中で、こんなぬくぬくの精神論、通用するかなって感じですね。笑
一応、【人間じゃない説】の方で掘り下げて考えてみると、
まず、
・少年は意図的に研究所に連れてこられた人造人間(研究所で作られた)
・運動能力とか知能的な意味での出来を確かめるために様々な仕掛けの中をくぐらせる
・実験の結果、水中での動きが悪いと判明しプラグを差してそれを解消した
・ブヨブヨに取り込まれたのは、想定外か、研究者たちの誤算
あくまで少年は試作、実験段階なので、システムエラー的なことだとすれば、一応辻褄は合うかと。笑
さぁー!
今までのこと全て踏まえまして!
本題!
【隠しエンディング考察】
に参ります!
まず、普通のエンディングは前回書いた通りで
【少年がブヨブヨに取り込まれ、研究所を壊滅させたのち、そのまま外へと脱出】
なんですが。
隠しエンディングはこうです。
【細い土管の中みたいな所をひたすら進むことになり、やがてコードに辿り着く】
【コードを抜くしかない状態になり、手を掛け引っ張ると…】
物語は一番最初の場面に。
スタッフロールも何もなく、INSIGHTというタイトル(一番最初に映される画面)が表示されたのち、また初めに戻る。
?????????
プツンとそこで終わるんです。
パソコンの電源が突然落ちるが如く。笑
プレイヤーはもちろんそこで物語が終わるとは夢にも思わず、
「まーたこういうのか。とりあえず、これを引っ張るんだな、んで?次は一体どうなるんだ?」
という感じ、単なる仕掛けの一部と思っているので
本当に えっ!?
ってなります。
心の底からの 【えっ…】です。
だけど、何度見ても物語はそこで終わり。
もっと後味悪すぎるんです。
さぁさぁさぁ!
これは一体どういうことだ?
コードを抜いた瞬間、終わるなんて。
考察してみます!(楽しい)
まず、研究所の触れては行けない部分に触れてしまって、強制的にリスタートさせられるようにも見えなくはない。
エンディングというより、リスタート。
これもね、あれなんですよ。
少年が【人間じゃない説】を濃厚にしているもののひとつで。
隠しエンディングを見る限り、少年とコードが連動しているのは確実なので、やっぱり研究所が作った人造人間なんじゃないかと。
…うーん、たしかに。
あと、どこだったかこういうような意見も見かけました。
「コードを抜く=少年の役目の終わりを意味し、同時に次のマシン(人造人間)がまた動き出す」
うん、すごく納得させられてしまう。笑
コード=少年の主電源みたいな感じか。
で、それが切れた(抜かれた)から終わり。
普通のエンディングだけなら、水中で息できることはひとまず置いといて、【人間説】を立証できそうなのに。
隠しエンディングを知ってしまうと、やっぱり【人造人間説】色濃い気がしてきます。笑
改めて順を追ってこうして書いている最中にも、思う。
もー、前回のことが全部覆ってしまうやないかーい!笑
あと、これは私の考察。
【人造人間説】をさらに加速させてしまうんだけども、
隠しエンディングって、通常ルートとは外れたところにあるいくつもの仕掛けをクリアしてからじゃないと行けないんです。
つまり、少年が人造人間で行動の全てを研究者たちが操っている、もしくは将来的に操ろうとしているとしたら、
賢すぎるのはダメなんじゃないかなぁと。笑
賢すぎるというか、安全装置的な意味で、○○という行動をしたら強制終了するっていうことが元々プログラミングされてて、隠しエンディングはその条件を満たしてしまったから、終わったのではないか。
精巧な機械ってよくありそうじゃないですか。
暴走しないためとか、したときのためにわざとそういうシステム設けておくとか。
それがコードを抜いたことで働いたと考えたら…
それと、少年が隠しエンディングで辿り着いた場所は、研究所の核の中の核のような部分で、普通のエンディングでパソコンが壊されたりする以上に触れられたらまずい大もとのシステムがあり、そこに立ち入らせないための強制終了だったのでは…とも思えます。
やっぱり少年は人造人間なのかもしれないな…。
人間説ではどうしても説明がつかなかった水中での呼吸も人造人間であれば辻褄が合う。
それにね、コードを抜く場面。
その奥の背景はパソコンと、コードとヘッドギアみたいなもの。
それは、道中の謎解きで出てきたものと同じで、
少年の頭に装着した状態で少年を動かすと、周りにいる「人型の何か」が動き出すという仕組みになってるんです。
そして、隠しエンディング。
暗くて見えないけど、そのヘッドギアに何かがくっついている。
なんだあれ…。
ってコードを引っこ抜いた瞬間!
手元のコードとヘッドギアが連動して光り、フェードアウト。
つまり、少年もヘッドギアにくっついた「何か」に操られていた。
というオチ…。
(そしてこの「何か」とは「プレイヤー」を意味しているのではという説が濃厚そうです)
いろんな解釈が出来すぎる…!
奥が深すぎる!!!
深すぎるぞ!!!!!
どんだけの文量を冷めない熱量で書いているんだ!笑
あと、私的にはしっくり来ないのであまり掘り下げませんが、
始まりから終わりまでを
【妊娠の過程】
と捉える説もあるみたいです。
・少年が精子
・途中に待ち受ける様々な仕掛けは、卵子へ辿り着くまでの大変さ、困難さを描写している(少年を捕えようとするのは他の精子たちで邪魔をしに来ている)
・卵子はブヨブヨであり、少年が吸収される=受精
・受精卵は転がって外へ出て、エンディングを迎える
ちなみに、この説では
人魚に差されるプラグ=へその緒
と解釈されるようです。
上手く何かが繋がったから水の中でも呼吸が出来るのようになったのか…?
…うーむ。
確かに、そう捉えられなくもない。
一番シンプルで分かりやすい解釈だなぁ。
ここで終わるはずだったんですが、勢いで続きます。
次で終わる!
色んな説が出てきたので
最後に総括!!