鳥と犬と猫と、ときどき雀

ー鳥2羽と保護犬2匹と捨て猫2匹との生活を綴ったブログですー

食べていいもの、悪いもの

2022-05-01 | 日常のこと

 
随分前のことです。
ホオミドリアカウロコインコのマメを飼い始めたころなので、12~13年前位になるでしょうか。
アボガドの種を蒔いて育てていました。
アッという間にスクスクと育ち葉をつけたのですが、その葉をマメが食いちぎっていたのです。
 
ふと、「鳥にアボガドって大丈夫だっけ??」と疑問がわき調べてみると、猛毒とあるではありませんか!!!
もう慌てて獣医に見てもらい、胃を洗浄していただき事なきを得ましたが…無知というのは恥ずかしく恐ろしいことだと思い知った瞬間でした。
 
最近、保護猫のシッポナとウニのやんちゃぶりが物凄くて、サッと食べ物を奪い取っていきます。
鍋に蓋をしていても、それを外してしまいます。(これは猫あるあるなのでしょうか?)
 
とうとう、ネギの入った大豆ミート餃子を一口たべてしまうという事件が起きてしまいました。
その中に入っているネギの割合は極めて少量ですが、犬や猫にとってネギ類は毒素を消化できない食べ物です。
 
その他にも食べてはいけないものが数多くあり、犬が食べれても猫はだめというのもあって、今は一つ一つ調べるようになりました。
また食べ物は絶対に放置しないと皆で気をつけるようになったことで、家の中は小ざっぱりして私としては快適になりました。
 
そんな体験から、人間にとっての毒素ともいうべきウィルスについて考えました。
この2年間、新型コロナウィスルが猛威を振るい今までとは違う日常になり、新型コロナウィルスの問題は今なお多くの人を苦しめることになっていますが…。
 
でも、どうしてウィルスは発生するのでしょうか。
なぜ人間をこんなにも苦しめるのでしょうか。
 
そこで細菌やウィスルについてシルバーバーチの見解を抜粋したいと思います。

「そもそも人間の生命を奪うようなウイルスが発生するということは、人類の生き方がどこか間違っていることの証拠です。

人類の生き方は地上のすべてに反映するのです。

生き方を正せば、そういう克服できそうにない問題は生じなくなります。

人類の行動と環境との間には不離の関係があるのです。」     

シルバーバーチ最後の啓示 P83 (ハート出版 )

 
ウィスルが発生するのは、偶然のない世界ですから何らかの原因があるのは分かりますが、それが人間の生き方にあるという言葉はとても衝撃的で、頭をハンマーでたたかれた思いです。
ではどのような生き方がウィルスを発生させるのでしょうか。
 
今猛威を振るっている新型コロナに関して言うならば、直接的な原因はコウモリが持っているウィルスが野生動物を介して人間へと感染したことですが、その原因を突き詰めると人間が自分たちの利益のために他の動物を搾取したことにあり、それは人間が他の生命体のことを考えず自分の所有物のように支配した利己的で物質欲に翻弄された生き方が原因です。
 
人間が自然界と調和し自然法則と一致した生き方をしたなら、今回のような事態を引き起こすことはなかったはずです。
シルバーバーチがいうように、人間の行動と環境の間には不離の関係があるということだと思います。
人間がウィルスとの共生関係を壊した結果、人間に害を及ぼす存在になってしまったのです。
 
責任は人間自身にあるのであり、本来ウィルスは人間が地上世界で生存していくために不可欠な働きをしていると言われています。
地球上の“生態系”を破壊するような行為をしたために、今私たちは自分たちの犯した摂理違反を苦しみという形で償っていると言えるのだと思います。
 
広い視点で考えるのなら、現状は生態系という調和システムとのバランスを回復しているといえるのではないでしょうか。
こうした苦しみを通して何が間違っていたのかを人間が考え正していくための…自然界との調和を取り戻すための現象といえるのだと思います。
 
この先、医学が発達してワクチンや薬などが開発されても、それは一時しのぎに過ぎず人間自身の生き方が変わらなければ更なる毒性の強いウィルスが発生するかもしれません。
現に新型コロナも人類が予防や対策を打っても、形を変えて更に地上界を苦しめ、いたちごっこが続いています。
もちろんワクチンや薬を開発している方々や接種のために尽力している方々の、人の為を思う気持ちに感謝していますが…。
 
 
そして私たちに出来る生き方の改善として、最も身近なことは肉食をしないということだと思います。
そもそも人間は肉食をするようには創られていません。
それは肉食動物と人間の歯の形成の違いを考えれば分かりますが、人間は穀物や野菜を噛み、すりつぶして吸収するようになっています。
 
栄養的に、たんぱく質が不足するという意見もあるようですが、大豆やブロッコリーなどの植物性のたんぱく質で栄養的には補えると私は思っています。
その他、肉食で得られる栄養素も他のもので補えると思います。
実際に私はこの15年ほど、肉食をしていません。
子ども達もほとんど肉食をせずに育ちましたが、健康上に問題は全くありません。
 
 
私は以前、屠殺される直前の牛の動画を見たことがありますが、牛は屠殺場に入れられるのを嫌がり鳴いて抵抗していました。
自分が殺されることが本能的にわかるのでしょう。
その映像が今も心に残り、とても肉食をすることが出来ません。
 
それに肉食をすることで家畜の餌として与えられる穀物は大量で、それが人類を飢餓に追い込む原因の一つになってもいます。
また牛や豚、鳥や羊など動物は人間の食肉や実験材料となるために存在しているのではありませんし、自然界に存在する野生動物とて人間のカバンや靴、毛皮や装飾品になるために存在しているのでもありません。
地球の一存在物として生態系のバランスを保つために欠かせない存在であり、仲間です。(*1)
 
とはいえ自分自身も化粧品や薬を使いますから、動物虐待や飢餓・貧困の一部になっているということなのだと思うと…やるせない気持ちになってしまいますが、僅かづつでも気づいたことを変えていくことが毒性の強いウィルスを発生させないことに繋がっていくのだと思います。
 
自分たちの作った原因を真摯に受け止め、調和を取り戻せるような生き方をしていこうと改めて思います。
地球の生態系を構成する一員として、自分の生き方が地上の全てに反映することを忘れずに暮らしていきたいと思います。
 
 
 
(*1)  「関東シルバーバーチの会」という、「シルバーバーチの霊訓」を学ぶ読書会のメンバーが「あいのしんこと舎」を設立し、自費出版にてスピリチュアリズムの知識を分かりやすく絵本にしました。
「コトとシンのうちゅういちすてきなおはなし」には、全ての存在が神と繋がっていることが描かれています。
 
 
 
 
 

 


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