一期一会

『一期一会』
海外に駐在をしていると、この言葉をより強く感じます。

先日、二胡教室でミニ発表会を行いました。
もうじき帰任の仲間もいるので、このメンバーで演奏ができるのはこれで最後。
音楽が縁で知り合った仲間と一夜限り（…というと若干大げさですが）の夏の演奏会。
当初は会場が決まらず右往左往したり、会場が決まれば店員と条件でケンカをしたり、二重奏の楽譜作成に四苦八苦したり、練習する時間も足ない～あわわわ…等等
どうなることかと思いましたが、終わってみれば大盛り上がり。
本当によかったよかったです。

さて。
肝心の 演奏は…というと自分の演奏は馬馬虎虎…かな～ってところ。
ソロで弾いた曲は『賽馬』。
『賽馬』とは中国語で競馬の意味。中国の広い草原を馬が疾走する情景を奏でたスピーディな曲。
ですが…悲しくも今回の僕の演奏は、馬が駆けるどころか、前のめりになり、脚がもつれて転んで倒れた～くらいな感じ。疾走というより失踪いや失笑…
普段ひとりで練習しているデキを100とすると、レッスンで先生の前で弾くと80、人前で弾くと50。
ギターも人前で弾くのは大の大の大の苦手でしたが、二胡は輪をかけて修行が足りません。
う～む。

と、そんなこの会。

僕はコッソリ『真夏の夜の夢』とサブタイトルをつけていました。
北京という土地で、雲南料理の店で、音楽の演奏を楽しみ、オマケに飲めや歌えの打ち上げつき(しかも老師を巻き込み…)
そして一夜限り。
こんなサブタイトルも大げさではなかったかな。
と、いまでは思っています。


老師、大家, 非常感谢！