トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「洗濯機の下に排水ホースは入れないで」の巻

2024年09月11日 | 店主

数日前にマンションの入居者様から洗濯機の修理依頼がありました。


「洗濯中に変な音がして揺れるから点検をして欲しい」


変なん音がして揺れる?


昨日訪問させていただきました。




Aqua(アクア)の洗濯機ですが、福山から引っ越して来られたらしく

某運送会社が設置されたらしい

設置された翌日から変なん音がしていたがそのまま使い続けていたのです。


しかし、最近特に音や揺れも大きくなり心配で当店に修理依頼


訪問してまず最初に洗濯機を引き出しモーター周りの確認をしたところ



排水ホースが



破れていました。


原因は排水ホースの取り回し不備








出荷時点で排水ホースは右側から出ていますが




排水口が左の場合には排水ホースを図のように差し替えなければいけません




運送会社の人はそこまで考えず安易に排水ホースを洗濯機のしたにくぐらせただけ


では、なぜ下をくぐらせただけでホースが破れるかと言えば





洗濯槽に水が入ってない状態だとモーターと床面にはある程度の隙間がありますが




洗濯槽に水が入ると槽全体が下がりモーターと床面の隙間はギリギリになりますからホースなどに当たってしまいます、洗濯機の下には排水ホースをくぐらせないでください







排水口の位置が洗濯機の下になる場合は、真下排水ホースユニットやかさ上げ台を使って排水ホースがモーターなどに当たらないようにしてください




パナソニック真下排水ホースユニット













今回の設置はかさ上げ台タイプの防水パンに設置されていて隙間もあったのですが、長い排水ホースをそのまま排水口に繋いだため


(画像はお借りしてます)


極端な画像ですが、洗濯機の下で余ったホースが盛り上がりモーターに接触してしまったのです


今回は設置不備と言うことで某運送会社に連絡を取り、事情を説明させていただいた結果修理費用を負担していただけることになりました。


排水ホースの交換ですが、部品代と作業代などを合計するとそれなりの金額になります


このような事例は過去に何度か経験しています


きょうはここまで


つづく