HURRY GO ROUND

XJAPANとhideをこよなく愛しています。
彼らが築いたビジュアル系も大好き♪
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LOUD PARK10 in さいたまスーパーアリーナ 20101016 その3

2010-10-21 20:15:24 | 趣味
写真は入口付近に飾ってあったラウドパークのキャラクター「メタルロボ君」
マッドジョージ作です。なんか懐かしい名前ですね。
いかにもです。

DIR EN GREY
待ってました大統領です。この人たちを見に行きました。この日唯一アリーナエリアに入りました。
DYNAMITE TOMMY率いるフリーウィル軍団トップ中のトップ。
YOSHIKIも一時期プロデュースしてました。日本のバンドの中では欧米での人気もNO.1のはず。

いつから好きになったんだっけ?会社の若い女の子に
「みこさん、激しい系が好きならディル行くべきですよ。私具合悪くなりましたもん」
て言われてから気になりだしたんだっけ?それって3年くらい前なんですけどね。ずっと行けなくてこの日初めてライブを見ました。

ステージには時々EHエリック似の司会のお兄さんが出てきてインフォメーションしたりしてたんですけど、ディルの前にも出てきて
「や、お隣のステージにはやけに女性が増えましたねえ」
と言っていたように女性人気も高いです。「京ちゃ~ん!!」て黄色い声も随分飛んでました。
昔はメイクがんがんだったんで、ビジュアル系にカテコライズされる事も多いです。

確かにラウドパークの中では異質。パンクになるんですかねえ。
雑誌か何かでなぜ出演するのかと聞かれて、京が
「あえてアウェーでやることに意味がある」みたいなこと言ってました。

やっぱりかっこいいですね~。京の声もいいですよ。まさにラウドそのもの。スクリームです。
激しい中にも繊細さ、美しさがあって・・。和食は奥が深い、鰹だしがありゃ昆布だしもあるぞ!みたいな。
ハンバーガーやホットドッグがズドン!より、しょうがやきざみねぎで薬味効かせました、みたいな。

外人さん達の中に入れば驚くほど小柄で華奢。そして若い!京なんてちょっとワルな中学生みたいです。それであのパワーは凄いです。やっぱり山椒は小粒でぴりりとからいのです。
日の丸掲げている人達もいました。そうよ、ディルは日本が世界に誇れるロックバンド。
盛り上がってましたよ~。モッシュ ダイブ ペットボトル投げが凄かったです。
あっという間の45分でした。ああ、やっぱりワンマンでじっくり見たい!!

・HELLYEAH
ディルが終わって「終わった感」が強くなり、適当に観てました。普通に良かったです。

・RATT
アナウンスによると30年位やってて、年齢も50歳位の人達らしいです。他のと間違えてるかな?確かこの人たちの事言ってたと思うんですが。
「皆さんよりはるか年上」みたいな事エリックさんが言って、「げっ!」と思いました。
ストーンズなんか70歳じゃない。そんな事言わないで下さいよ。

そういえば去年のペニシリンのライブのとある雑誌の紹介記事の中で「さすがもうベテランなだけあって、オーディエンスも老若男女入り混じり」みたいな事が書かれてて・・。
その中に私いたんですけど、見渡す限り「老」なんてそんないなかった。それって私の事?「女」じゃなくて「老」に入れられてる?とすごいあせったのを思い出しました。とほほ・・。

で、RATT。ちょっと軽音な印象であんまり趣味じゃありませんでした。確かに結構歳取ってます。

・ACCEPT
普通に良かったです。今となっては↑と混同気味。もしかしたら全然逆かも(汗)。

・STONE SOUR
頭頂部はかなり寂しくなっているのに、残ってる髪はボサボサに長いいわゆる「落武者ハゲ」な人達が多い中、この人たちは潔く坊主にしてました。伸ばしてる人もそんなにロン毛じゃなく。なので少し洗練されてる印象。服装も黒いシャツだったり。

曲調は固いほんとに「ハードロック」って感じ。結構好きです。
ただ、一曲終わるごとにしゃべりが入って、イイカンジに盛り上がりかけてるのが醒めちゃうみたいな空気が漂ってました。
MCなんて全体一回くらいでよろしい。ディルなんて全然なかったぞぉ。

で、私はここで時間切れ。どうしても帰らなきゃならなくて大ラス2組、ヘッドライナーの「KORN」も観ることなく会場を後にしました。
一体なんの為に行ったんだと残念にも思いましたが、最悪行けなくなってたかもしれないので、まあ良しとします。なんとなく想像もつきますしね。

日本野鳥の会じゃないので正確な事は言えませんが、想像したほど観客は多くないと思いました。
毎年2日間で3万人位の人出らしいんですが、1万5千人なんていたかなあ。スーパーアリーナ広いですから、結構いたのかもしれないですが。
やっぱりちょっとラインナップが弱かったのかもしれないですね。

でもどっぷり自分の好きなジャンルの音楽に浸るのは楽しいですね。
メンツにもよりますが、また行きたいと思いました。

やっぱりよかったのはディル。そしてCHTHONIC。
なので私の初めてのラウドパークの印象は、平たく言えば
「台湾マフィアVS日本のヤクザ」 その周りをドデカイ白人たちが砂けむり巻き上げ、ズドドドドと爆音かき鳴らしハーレー乗り回しているという、そんな図式。

ほんと楽しかったです!でもしばらくはヘビメタはいいや。

LOUD PARK10 in さいたまスーパーアリーナ 20101016 その2

2010-10-19 20:24:20 | 趣味


いよいよ始まりました~。11時ぴったんこの開始です。
ド素人の独断と偏見と勘違いの観戦記です。
なので、間違っていても怒らずシャレとして受け流して下さいね~。

・HOLY GRAIL
・ENGEL
この二組はまだ屋台やグッズ売り場などをうろつきながら軽く流して見てました。
でも通路には音がガンガン聞こえてきますし、モニターもありますので常に様子はわかりました。

名前も知らぬバンドですが、最初からド迫力の演奏に否が応にも期待が高まります。
まだあんまり人も多くはなかったけど、アリーナ前方エリアはモッシュダイブガンガンで盛り上がってました。

白人バンドのライブ観るのはストーンズ、イーグルス以来なので、妙に新鮮で、そうそうこんなカンジって具合で楽しみました。

でも最後まで真剣には聴きませんでした(汗)。

・CHTHONIC
そろそろちゃんと観るかとスタンド席に入りました。
この人たち凄かったです!!なんと台湾のメタルバンド。

最初お経みたいなのが流れてきて、「へ?」と思ったら、いきなり「きょええええええ~~っ!!!」って始まって。

白塗り系のメイクで見た目も怖~!!ヴォーカルの人(フレディという方だそうで。)は凄く細いんですが、お前一体どこから声出してんのって迫力。
この人と夜道で出くわしたら、間違いなく腰抜かします。
ベースはスタイルのいい綺麗な女の子で、黒髪黒革のホットパンツ姿は往年のジョーンジェットを彷彿とさせました。

カテゴライズするとすればブラックメタル デスメタルの類でしょうが、ただそれだけじゃない何かがある感じです。
良い悪いは置いといて、とにかく凄い!凄すぎ!引きずり込まれるように最後まで観てしまいました。ディルより良かったかも。

じゃあCD買って聴きたいかと言われれば、ちょっとそれはカンベンな気はします。
あんまり「きょえええええ~」過ぎて最後はちょっと飽きてきたし。
完全なライブバンドですね。でもとにかく良かった。テクニックも抜群。
終わった後周りの人たちも口々に「すごいバンドだったな」って言ってたし。

やっぱりヘビメタってアメリカイギリスの白人音楽ですから、あのでかいアングロサクソンやゲルマン民族と力勝負しようとしてもアジア人は無理なんですよ。
あのいかにも強靭そうな下半身から叩き出すツーバスの迫力にはかなわないです。

でもアジア人には白人にはない線の細さや繊細さや小技の効かせ方ってあると思うんです。
白人は音がでかけりゃ文句ねーだろ的な大味なところがありますから。そこが大陸的で魅力と言えば魅力ですが。

欧米バンドとは違った迫力の出し方、例えば民族楽器使うとか、ビジュアルに凝るとかも一つの方法でしょうし。
この人たちはその辺うまかったですねえ。自分達の見せ方知ってるんですよ。

台湾の音楽事情なんて全然知らないですけど、いるところにはいるんだなと思いました。イチオシです!

・AMON AMARTH
あんまり印象ないなあ。前がツボだったんで。でも普通に良かったです。

・EDGUY
聴いた中では一番キャッチーでポップな感じ。ヴォーカルの人の衣装はまるで80年代にタイムスリップしたかのよう。
はっきりいって趣味じゃなかったです。隣のステージのアリーナ後方で次のディルを待ちながら聴いたんですけど、寝てしまいました。爆睡。ちょうど眠くなる時間だったし。
あんなところで寝てしまう自分てすごいわと変なとこ感心。

いよいよディルの登場で~す。続きはまた。

~おまけ~

画像はディルのステージとジョンレノンミュージアムの跡地に飾られていた看板です。
ミュージアムはこのスーパーアリーナの中に9月までありました。10年くらいあったのかな?
ジョン死去の報にはあれだけ涙を流し、追悼集会にも参加したというのに、ここにはついに一度も来る事はありませんでした。

LOUD PARK10 in さいたまスーパーアリーナ 20101016 その1

2010-10-17 20:21:40 | 娯楽
今年で5回目だか6回目だかのヘビメタの祭典。
前からちょっと気になってはいましたが、別に行きたいとは・・。
今回初参戦した理由は一つ。ディルが出るから。ただそれだけ。

もう何年もワンマンに行きそびれてて。だって秒殺SOLDOUTなんだもの。
LOUD PARKなら余裕でチケットは取れますし、私のトロさじゃ一生かかってもワンマンは無理かもと思い、対バンで我慢することにしました。

LOUD PARKは好きな人ならたまらない、でもそれ以外の人には拷問に近い極端なフェスだと思うんですが、元々私はヘビメタ、ハードロックは大好き。

中学生の頃ですかね、一番聴いていたのは。
ディープパープル「Machinehead」 ツェッペリン「フィジカルグラフィティ」 kiss「地獄の軍団」あたり。
今でいうところのエアギターな事もしてましたね~。今でも全部大事に持ってますよ。
「TOMMY」なんて映画も観に行ったりしてました。

次に来たのは大人になってから。ボンジョヴィ、ヴァンヘイレン、モトリークルーと言ったところ。
でもこれはヘビメタ熱が再燃したわけではなくて、MTVやベストヒットUSAでじゃんじゃんやってたから。
特にヴァンヘイレンの「1984」てバカ売れしてたし。

でもさすがにそれ以降は聴かなくなりましたよね。特に洋楽モノは。
今回のラインナップ見ても知ってるのと言えばオジーオズボーンだけでしたよ。
私とて、メタリカ、アイアンメイデン、ガンズくらいまでならなんとかなるんですけど。
有名どこなんでしょうけど、私は見事に知らなかったですねえ。

でも、久しぶりにヘビメタ漬けも悪くないかなと思い、いや、正直ディルだけ見れればよかったんですけど、このチケット14000円もするんです。
「絶対元取らなきゃ!」というせこい主婦感覚でどっぷりつかってきました。

左右に2ステージあって、交互にさくさくライブが進んでいくというスタイルです。
トラブルもなく気持ちいいフェスでしたね。

観客の皆さんはLOUD PARKのオフィシャルTやお気に入りのバンドのTシャツ来てる人がほとんど。
アーティスト別ではやはりこの日のヘッドライナー「KORN」着てる人が一番多かったですね。
次は意外にもディル。頑固なヘビメタ野郎、ハードロッカー親父達には嫌われてますからね。ファンの人たち頑張ってます。
色は黒が圧倒的。その人たちが通路を行き来する様はまるで危険を察知し集団大移動するバッファローの如しです。

若い子達も女の子も多かったですね!10代から50代くらいまで幅広かったです。
でも一番多いタイプはやっぱりTAIJIや「空耳アワー」の安齋肇みたいな人達。
でも何だか全然負ける気がしませーん!詳しくはないけど、こっちだって年季入ってるもん。
外人さんも多かったです。日本在住なのか、わざわざこれ見に来日したのかどっちでしょう?

元取る気満々で11時の開演前には会場入りしました。やはりかつてのハードロック好きの血が騒ぎワクワク気分です。

                             ~つづく~