えーっと…
アクセス数の急増にちょっとドキドキしてます

。
きっと、エレカシファンの方が覗いてくれたんだろうなって。
ライブについて、もう一度、私なりの感想を書こうと思っているのですが…

。
どうしても、私は「私の書き方」しか出来ないので…。
気分を悪くされる方もいるんじゃないかと心配です。
よろしくお願いします

。
私にとって、初めてのエレファントカシマシのライブ。
約1年ちょっと前…
「もうダメだ…もう終わりだ…」ってくらいに、悲しいことがありました。
人に話したら笑われるかもしれないけれど、私にとっては、本当に、生きるか死ぬかくらいのレベルの辛い出来事が。
その頃ですね。
エレカシの曲を、またよく聴くようになってたのは。
「普通の日々」とか、「孤独な太陽」とか、「風に吹かれて」とか。
自分の気持ちに、エレカシの曲が寄り添ってくれているような気がしていたのかもしれません

。
それからは、もっといろんな曲を聴いてみたくなり、毎日、YouTube

などで映像を見ていました。
いつ頃からか…
「あなたのやさしさをオレは何に例えよう」や、「四月の風」なんかを聴けるくらいに、心が回復してきたのを感じていた頃。
何気なく聴いた、「悲しみの果て」。
今まで何度も聴いていたのに。
よく知っているはずの曲だったのに。
ぽろぽろぽろぽろ、涙が止まりませんでした。
歌詞のひとつひとつが、宮本さんの声が、パフォーマンスが、すごく心の奥まで届いてきて

。
「悲しみの果ては 素晴らしい日々を送っていこうぜ」
自分が立ち直れたんだってことに、エレカシに救われたんだってことに、気付くことが出来ました。
そして思いました。
いつか。
いつかエレファントカシマシに会いに行きたい。
宮本さんに、心の中でだけでも、「ありがとう」と伝えたい。
いつか…
そう思いました

。
そして、9月の自分の誕生月に、ファンクラブの申し込みをしました。
それからしばらくして、「全国ツアー」のお知らせが。
信じられないくらい嬉しかったです。
正直、「え…もう…

!?」って。
エレカシに会える…

宮本さんに、「ありがとう」が言える…

ほんとにほんとに、もう、「神様ありがとう

」くらいの感動でした。
それからも、「もしかしたら、私何らかの理由で行けなくなるんじゃ…?」って不安になったり。
「そうだよね。こんなに早く、願いが叶うなんておかしいよね。」なんて訳もなく弱気になったり。
実際、新型の日本発生で半分諦めかけたり…

。
なんとか当日を迎えられても、
「なにかあるんじゃないか。やっぱり私は宮本さんには会えないんじゃないか。」って。
きっと、会いたい気持ちが強すぎて。
私にとって、こんなにも影響力のある人に、実際に会えることが信じられなくて、そんな幸せな現実と向き合うことが、すこし怖かったというか。
「そんなわけない。」と思うことで、自分の心のバランスを取っていたのかも。
今はそんな気もしています。
目の前で見たら…
絶対泣くな。泣くだろうな私。
そう思っていました。
実際、会場に入り、宮本さんのマイクを目の前にした時は、「うわぁ、近い…

」「ここに宮本さんが…

」って、また夢と現実の狭間をフラフラ(笑)。
開演の合図があり…
メンバーのみなさん、そして最後に早足で、宮本さんがステージに…!!
泣けませんでした…。
「泣く」なんて「余裕」が、全くありませんでした。
その圧倒的な存在感に、もう。
もう。
あんな感覚は、ほんとに、人生初でした。
演奏が始まり。
まだまだ感情は完全停止状態でしたが、そんな中でも、「細っ!」「髪サラッサラ…

」「綺麗だなぁ

」「今ほんとに歌ってるんだ

」「それを聴けてるんだ…

」って、ちょこちょこ、小さく思っていました。
上下黒の宮本さんに、バックから青い光が当たった時の、あの息が止まるような光景。
今でも鮮烈に、心に残っています。
とにかく目が離せなくて。
瞬きするのも忘れるくらい。
宮本さんが出てきた瞬間に、心を、というか心臓をガシッ!と鷲掴みにされ、身動き取れなくなったような。そんな感覚でした。
そんな中。
「じゃあ、ちょっと昔の曲ですが…」
「悲しみの果てを…」
まさか。
まさか。
ほんとに?
ほんとに…??
そう思っている間に、演奏が始まり。
お礼を言いたかったことさえ、正直完全にブッ飛んでいた

私の中に、「私」が帰って来た瞬間でした。
「感動」とか。「涙が出る」とか。「嬉しい」とか。
いきなりそっちモードの自分に切り替わり。
あの時間は、本当に、幸せで、嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいでした

。
良かった。
「ありがとう」が言えて良かった。
思い出せて良かった…

。
それからも、何度かテレビ

で見ているような、またこう「現実逃避」の感覚に陥ったり、なので一生懸命宮本さんの足元を確認して、「やっぱり今ここにいる」って確かめたり

。
現実なのに、現実ではないような感覚は、ずっと続いていた気がします。
私の大好きな歌詞。
「いくつも流してきた涙は 輝く明日からのメッセージ」
ほんとにそうだなって。
エレカシには、宮本さんには、本当に、たくさんのことを教えてもらいました。
そんな中始まった、「俺たちの明日」。
「30代 愛するひとのためのこの命だってことに あぁ気付いたな」
この瞬間、最近起こったあることがブワッと蘇ってきて、また涙が…。
命の尊さ。愛する人が、生きていてくれている幸せ。
ほんとにそう。
「はい、気付きました…!!」って。
なんか、手をあげて発表したい衝動にかられてしまいました。
最初から最後まで、グググッと心臓は掴まれたまま

だったのですが、
あの…
ところどころで…
小さな衝撃がいくつか…
ほっぺに手をあてて、「やっほー」みたいな感じで歌う仕草は、今まで何度も映像で見ていたので、「届け。届けと思って歌っている」という宮本さんの気持ちが伝わってきて。
すごく嬉しくて。
最初の方では、両手の人差し指をほっぺにちょんと当てて歌ってる姿に…
タンバリンをものすごいカッコ良く叩いていた宮本さん。
だんだんその手が上がってきて…
島木譲二さんの「ボコボコヘッド」みたいになってたり…
確か、「虹をかけようよ」のところで、両手がゆっくりと上がってきて、その指先が頭に…おさるさんみたいになってたり…
他にもいくつか…
ちっちゃな衝撃


が起こったことを覚えています

。
アンコールは、白いシャツ

でした。
近くで見て、ものすごく上質な、滑らかな生地だなっ

て思いました。
最後は「ガストロンジャー」。
歌い終わり、足早に去って行ったメンバーのみなさん。そして宮本さん。
ずっとずっと、鷲掴みにされていた心臓を、心を、ステージから去るときに、グイッともぎ取られて行った。
そんな感覚でした。
だから放心状態で。
言葉にならなくて。
今でも、なんかそんな状態が続いてて。
でも、あんなに近くに宮本さんがいたこと。
素晴らしいステージを見せてくれたこと。
それは、紛れも無い事実なんだってこと。
きっと、時が経てば経つほど、しっかりと、認識出来るようになるんだろうなぁ…。
本当に、夢みたいな2時間でした。
あの、宮本さんが私の前に現れた瞬間の衝撃は、きっと、一生忘れられないと思います。
長くなってしまいました

。
最後まで読んで下さったみなさん、ありがとうございました

。