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「【畜産農家の悲鳴】これが現場のリアルな声」動画を視聴して

2022-08-11 11:44:57 | 畜産
視聴した動画はこちらです。
10分41秒の動画です。

内容を時系列に抜粋しました。
〇熊本の畜産農家さんと農家さんのお二人に、
 真ん中に 熊本県内の畜産農家さんに飼料や資材関係を販売されている方
 による「リアルな声」。
 ※ 好感、好男子のお三方です^0^

〇餌の高騰が厳しい中、牛乳の価格も上がらず、搾っても餌代にもならない。
 やるだけ赤字が増えていっている。
〇子牛の価格も下がっている。
〇資材価格も上昇、配合飼料は昨年比、倍以上になっている。
〇運転資金だけでなく、生活費の借り入れ農家さんも結構ある。

〇今年に入り、7月時点で7軒の酪農家さんが廃業。
 「うちも危ない、年内もつかどうかわからん」というところばかり。
〇熊本県内423軒の酪農家さんがいるが、昔は600~700軒あった。
 4、5年前から凄いスピードで廃業されている。
〇廃業すると、土地・畑も借り手がなければ放棄地になる。
 1軒廃業されることは、そこだけの問題ではなく地域の問題に。
〇後継者不足も廃業要因のひとつ。
〇「やめられるとこはまだいい。借金がないからやめられる」
 やめたくてもやめられない人もいっぱいいる。
〇和牛農家さんも今年に入って相場がガクッと落ちてきていて厳しい。
〇子牛の価格は右肩下がり。

こういったところです。

「声を上げていかないと国は動かない」
「1次産業の衰退を止められない」
これは畜産農家・畜産業界だけの話ではありません。
1次産業が復活、いや活気ある業界にならないと
消費者である「国民」の食は守ることはできませんよね。

生産者と消費者は別物でもない。
「消費者」の考えを変えていくことは必須と思います。
それは自分たちを守ることにもなるのではないでしょうか。

東京のカロリーベース自給率は四捨五入で0%。
大阪は1%です。
都道府県別食料自給率

飼料はそのほとんどを輸入依存。
飼料高騰が経営にもろに影響を与えているのはそのため。
鶏はひよこがほぼ外国からの輸入ですので、
「鶏の自給率が高い」のはまやかしでもあります。

現状に対する施策を。
そして国内で循環する「食の仕組みも」と思います。

今日もスーパーに行けばなんでも揃っていますが、
これが幻とならないためにと願います。