ラグビーの競技人口を増やしたい!

「高校生ラガーが激減してる」と知り、
「こら、なんぞできんか?」という思いで
ブログで発信していきます!

私のラグビーファン歴的な

2024-03-13 15:37:23 | ラグビー
誰が興味あんねん!^^;;
ですが、とりあえずプロフィールとして。
ラグビー経験はない、試合はもっぱらテレビ観戦、
今のトップリーグの選手の名前と顔が一致しているのはほんのわずか。
チーム名はややこして覚えきれず。
(もうちょいシンプルにしてくれんかなぁ)

この程度の私なんですが、なぜかラグビーに惹かれてきました。
思えば1960年代後半。
「青春ドラマ」が流行ってました。
不良の高校生はサッカーかラグビーをしていた。
野球ではなかったのは何故か?
不良に「チームプレイ」の大事さを教えるために?

70年代も。
中村雅俊主演「われら青春」はラグビー部だった。
ウイキによると、
「取り扱うスポーツは、『青春とはなんだ』以降の青春学園シリーズの恒例
 (ラグビーとサッカーをできるだけ交互に取り上げる)」
とのこと。

この辺で私に「ラグビーの刷り込み」がなされたと思う。
しかし!
ラグビーは「不良」なので高校にはラグビー部はあったが入部せず。
痛そうやし。めっさ走らないとあかんそうやし。
スクラムなんて怖いし^^;でした。
体育の授業で一度だけラグビーをやり「おもしろそう」とは
思ったかな?

1979年。私は大学入学。
この年の1月15日。
新日鉄釜石ラグビー部(現・日本製鉄釜石シーウェイブス)の伝説が始まりました。
1985年まで日本選手権7連覇を達成するんですな。
主将でスタンドオフの松尾雄治さんは
テレビ出演もよくしていて「スター」でした。

「北の鉄人」とも呼ばれた新日鉄釜石ラグビー部。
この強敵に学生として挑んだのが同志社大学ラグビー部でした。
平尾誠二VS松尾雄治。
1983年~85年に全国大学ラグビーフットボール選手権大会3連覇の同志社が
日本選手権連覇中の新日鉄釜石と対戦。
これですわ、私がラグビーに引き込まれたのは。

ついぞ同志社は勝てなかったけれど、
国立競技場に6万人を超える大観衆を大いに盛り上げたのです。
この盛り上がりに乗らないわけがない^^

さらに!
同志社イズムは神戸製鋼に。
89年から95年まで7連覇を達成。
特に、特に、特に!
1991年の社会人大会決勝。
神戸製鋼、イアン・ウイリアムスの起死回生のトライ!
伝説のシア、伝説のシーン。
これですわ、これがあったからラグビーファンに。

野球。
2023年のWBC。
まさに激闘、ドラマがあり心震えました。
かつて王さんの逆転ホームランにも感動。
今もなお野球ファンですが、
野球は「そういうシーン」が結構多い。

サッカーは三苫の1ミリなど
こちらもあれこれあるけれど。

ラグビーはね、なんというか、
「そのトライ」までのプロセスがサッカーよりある、
野球は「予測できるドラマ」だが、ラグビーはそれとも違う。
独特の魅力があるわけです。

2015年9月19日。
イングランドで行われたラグビーワールドカップ2015
「南アフリカvs日本」。
これはまさに。
あんな劇的なことが起こるなんて。
期待を溢れさせてはいたけれど。
トライ結びつくまでの途切れない攻撃、ボールを繋ぐ。
フィールドにいる選手による判断。
これは野球にはないことだ。

この試合があって
私はラグビーファンに戻れたのです。
ええ、90年代後半からなんやよくわからなくなっていたけれど、
ようやくか、ついにか。
世界と互角に戦えるラグビーとなった。
それは単に「強くなった」というだけではない。

「情熱・結束・敬意・規律・品位」
という5つのコアバリューを日本チームが体現している。
ここにラグビーの大いなる魅力があると私は感じているのです。

混沌とする社会、世界。
ラグビーだけでなくスポーツのチカラ、
スポーツが社会を良くしていく。
スポーツをONE TEAMに。
それが出来るのはラグビーだ!