点ノ記

青森県青森市在住。日々あったことを若干適当に書いています。月10回更新します。

ハライチのラジオに感動

2021年12月24日 22時16分43秒 | 日記


令和3年12月23日のラジオ番組「ハライチのターン」は凄く良かった。

ここ3年ほどハライチはM-1に出場していなかったが、何年か前のラジオで岩井さんは「最近のM-1は漫才の上手さを競う大会になって、昔のように新しい漫才を披露する場でなくなり興味を持てなくなった」というような感じのことを話していた。それが今回ラストイヤーになって、M-1の決勝でやりたいネタができたからと出場を決意したと(それが決勝でやったあのネタだった)。

敗者復活戦の前日に、敗者復活では新ネタをかけようと決意して二本漫才を作って相方澤部さんに送る。澤部さんはかなり驚いたというが、当日事務所で1時間だけネタ合わせをして、結局敗者復活戦で1位を取ることができた。あの時のハライチのネタは持ち時間を大幅に超えて、5分以上やっていたというのも新ネタだったから時間調整ができなかったからかとここで気づき、びっくり。

岩井さんはさらに続ける。ドタバタの中決勝の舞台に立てて、やりたかったネタをやれて結果9位だった。M-1に憧れ、M-1で優勝したいと思って芸人になり今までやってきたが、最後の大会で自分たちがM-1で優勝できるような漫才師ではなかったと気づいて、とても晴れやかな気持ちになれたと。今まで自分たちは漫才と言うよりは「M-1」をやってきたけど、これから本当の意味で漫才をやっていけるんだと。

大好きな爆笑問題など、仙人たち、達人たちのリーグに挑んでいくことになるから大変だけど、今は、芸人になりたての頃の「さあ、これからなんでもやれるぞ、自由だ」と思ったのと全く同じ気持ちだ。ときめきに溺れそうなんだよ、と。

いや~、まじでアツすぎる。極寒の中徒歩通勤しながら聴いていたけど、岩井さんの独白に胸を打たれて歩きながら泣きそうになってしまった。今までは普通にラジオが面白いから聴いていたが今日で確実に真のハライチファンになった気がするな。今回の放送はハライチファンは絶対に聴き逃してはいけない。澤部さんの、家族からのLINEで泣いた話とかも感動的だった。

そして番組ラストで岩井さんが選曲したであろう、スピッツの「グリーン」でトドメをさされた。『でも 悩みの時代を経て 久しぶりの自由だ ときめきに溺れそうなんだ』の歌詞…自分もスピッツファンではあるが知ってる曲に泣かされそうになるとはな。岩井さんに心からお疲れ様という言葉を送りたいなと感じた。

スピッツ「グリーン」(youtubeに飛びます)

                     ~完~


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