令和6年4月28日日曜日の夜ごはんは、近所の「焼肉きんぐ」だ。一週間前に子どもらがマエダ健康マラソンを走破し、自分も桜マラソンで頑張ったため、実家の母がごちそうしてくれたのだった。
焼肉きんぐは90分食べ放題という触れ込みだが、ラストオーダーは終了20分前までで打ち切られる。また注文するタブレットには「ラストオーダーまで〇分」と常に表示されているから、常に時間に追われる自分はとにかく焦る。落ち着いて優雅に食べるなんて無理で、いつもタイパを意識して急いで食べがちになる(自然とお酒も急いで飲みがちで、悪酔いしがちだ)。
きんぐのシンプルにして最も素晴らしいなと思うところは、その生き急ぎがちなお客さんに合わせるように、注文してからお肉が届くまでがかなり早いと感じるところだ。その時のお店の混み具合や、時間がかかるお肉などによっても影響されるが軒並みお肉の到着が早い気がして、食べ放題の90分を「損したな、まだ行けたのにな」と感じたことはない。
この日は前回の投稿で書いた「タイヤ交換でめっちゃ時間かかった」日であり、そのもどかしさも手伝ってとてつもない勢いでパクパク食べゴクゴク飲んでしまい、もはや一週間前にハーフをいいタイムで走り切ったストイックな自分は完全に消滅してしまった(なんせ「中ごはん」を2つ食べたあとに、まだ行けるだろと勢いのまま「小ごはん」1つ行ったからね)。
ビールも5杯ほど…。ほんと、貧乏性というのは大変に恐ろしいものだ。焼肉きんぐに行くたびに、自分の本性というか強欲さを強烈に思い知ることになって、それに対して呆れるとともに、超満腹になって家路につくという満足感にも浸ることができる。自分にとって焼肉きんぐは、普通の焼肉屋さんとはかなり異質な存在になりつつある。
次回行くとしたらいつか。多分またかなり先になりそうな予感はするが、おそらく次回もまた、許される時間の範囲内で自分の限界に挑戦するような、そんな一時になるんじゃないかなと思われる。
~完~
ほんと、制限時間が表示されるとなんであんなに焦るんでしょうね。食べ放題だから満腹で終わらないといけないっていう気持ちもあると思います。
わかっててもまた確実に行ってしまうのが、悔しいところです。
私も単価の高そうな肉ばかりオーダーしたり、ラストオーダーギリギリまで酒や〆の冷麺など頼んでます。
味わって食べるという感覚はなくて、時間との戦いがすごくて、たしかに疲労感がすごいです。
でも、また行きますけどね。