腎臓がんになった時この本にも書いてありましたがよりにもよってなんで私ががんに?
今まで真面目に生きてきたのに、なにかばちがあたるような悪いことした?
と思いました。
CT撮ってもらった医師が
「おしっこあまりでないすか?」「はい、若い時分からあまりトイレに行かないです」
それだけで腎臓がんと診断されました。
幸いステージ1だったので腎臓右側半分をとる手術で終了。
抗がん剤も使いませんでした。
全身麻酔で寝てる間に済み麻酔が覚めるさいに本人は無意識に痛い痛いと云ってたらしいです。
手術から二、三日は個室です。
しっかりドアを閉められると中に独りでは何かあったらと動けないのにとこの個室で亡くなった人の霊が出てきたらと怖いので看護士が出入りする度にドア開けておいてとベッドから頼んでいました。
今だに個室はダメです。
経過も良く4人部屋に移動出来ました。
その時はふたりでした。
抗がん剤治療してる三十代の二児の双子のおかあさんは、不妊治療の末に双子を授かり幸せのあとにがんになり、定期的に抗がん剤治療していたんです。こどもの面倒は母親と妹に頼み、他府県から治療にきています。
この本の作者と同じ病院です。
抗がん剤治療は口内炎が出来たりして
食欲もなくなるのでと入院中の食事は病院が示したメニューのなかからリクエストして食べやすいものをえらびます。
私は糖尿病の食事でしたが。
一般的にがんの治療の経過5年以後転移がなければ定期的な受診は終了と理解していましたので5年たったとき喜んでいましたが腎臓がんの場合は一生経過観察の為の受診が必要ですと云われ、幸い転移もなく9年目をむかえるところです。
自覚症状も全くなかった腎臓がんでした。
心臓病にかかっていたからがんにはならないだろうと勝手な思い込みと自信かありました。
それでがん保険に加入してなくて残念、一時金もらい損ねたと。
先進医療を受けている人に
医療費が高額で大変だねときいたらがん保険でカバーできるので良かった、心配なく治療を受けられると云ってました。
彼女は今も生きているかしら?
この本を読んで久しぶりにがんにかかった私を思いました。
今月末はがんの定期診療です。
CT撮って一週間後に医師の診療です。
やはり転移してませんようにと一応ドキドキします。
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