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三船(MJ)のblogはじめました[仮]

割と地味にいろんなところで文章書いている三船(MJ)のまんがblog。

ガッツ乱丁

2009-05-28 | comic
■今日の漫画:バガボンド(井上雄彦)/#270

一日にしてもうあちこちで大評判のバガボンド。まあ、今更ここで書くことでもないかなあとは思うんだけど手元に噂の乱丁本がありますので。

詳しくは講談社・モーニングの公式サイトで謝罪文など読んで頂ければいいんですが、「モーニング」26号誌上で巻頭カラーページを飾った「バガボンド」、ページの順序が入れ替わって掲載されちゃったわけです。もちろん作者は怒った。『何でこんなミスが起きるのか解らん。理解不能。怒りすら通り越してただ呆然・・・』『格好悪すぎです。本当に申し訳ありませんでした。』(『』内はInoue Takehiko on the webより)もっともですね、仰る通り。ミスの原因がどこにあるのかはわかんないけど、これをやられたら作者はたまんないよね。また間の悪いことに今回はずいぶん久しぶりの連載再開(2ヶ月くらい休載してた)、そして表紙、巻頭、というタイミングだったのでそりゃ祭にもなるよ。

ただし、自身の公式サイトで発言した上記の内容は、まったくいただけない。井上さん、立ち位置としては提供者の側だろうになんで被害者目線での意見をごっちゃに表明してるんだ。公式の場で述べるのであれば「あり得ないミスが起きてしまい読者の皆様にお詫び申し上げます」で、その他の作者としての怒りはオフレコで編集部にぶつけるべきでしょう。いや公表してもまあ構わないけれど、少なくともお詫びと並列でぶちまけることではない。でないとお詫び部分があからさまに取ってつけた様な感じに読めてしまうよ。

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それはそれとして...

「正しいページ順」で読んでみても、
どうにも繋がっていない様な違和か....


ぐふっ

ベルセルクはこれでいい

2009-04-24 | comic
■今日の漫画:ベルセルク(三浦健太郎)/第302話

読んでますかヤングアニマル。連載再開したベルセルクですが、楽しみに待っていた人もこれまでの流れを忘れてしまっている人もはたまた初めて読む人も安心の一話。コミックス派の人もとりあえず本誌は一度手にとっておきましょう。そしてきっと指が黒くなる。

すぽぽーん

2009-04-22 | comic
■今日の漫画:TVウォッチャーの熱情(荒井清和)/糸井重里事務所

先日古本屋のワゴンに無造作に投げ込まれていたDVD。見かけた瞬間に手にとってレジに向かいました。タイトルは

『べーしっ君(荒井清和)』

べーしっ君といえば「ログイン」や「ファミコン通信」だったころのファミ通に連載されていた四コマ漫画だ。でもDVD?アニメ化してたっけ?と思いつつ見てみると…画面には懐かしの、誌面掲載時のべーしっ君。もちろんモノクロ。そして台詞を読み上げるのはべーしっ君=古谷徹だ。二五六(にごろ。べーしっの父)=加藤精三だ。つまり「巨人の星の飛雄馬・一徹」のパロディで造形されたキャラクターを、本元の声優が演じているのだ。


ばかだなあ!
大好きだ!


でも一度見て笑ったらもういいや。欲しいひと、あげますので名乗り出てください。




TVウォッチャーの熱情について全く触れてなかった。このひとの似顔絵のうまさはもう省略と強調の美学が極まっているので、みなさん堪能するとよいです。その辺の書店ではなかなか扱っていないので取り寄せてもらうか通販で。まあWebで読めるんだが。

これ考えるしごと

2009-04-16 | comic
■今日の表紙:週刊ヤングジャンプ

なんか先の投稿が説教くさいので今日はもうひとつ。

今週号のヤンジャンの表紙。

『お先に丸見えv
観音(開き)グラビア』

あまりにもひど過ぎないか。

にょろ。

2009-04-16 | comic
■今日の漫画:なし

いや、ないことはないんですが。

とある「人気漫画家」が「漫画誌に連載中の自分の掲載作品」を「一ヶ月後」に「自分のホームページ」で閲覧出来るようにするつもりだ、という情報に首を傾げる本日。出版社と作家の関係にブラック・ジャックよろしく鋭いメスを入れるつもりらしい。(作家や作品を非難する気はないので個人名もタイトルも伏せているつもりです)

編集部と相談して了解を得た、という談だけど、そもそもこの申し出自体が不義理この上ないと思う。「そういうこと」がしたいのであれば「そういうこと」用の新作を描いて発表すればよろしいし、「人気作」たるそのタイトルを使うからこそ意味があるというのなら自分の看板作品に対しても随分と愛のないことだ。常々、漫画は最終話まで描ききってナンボ、と思っているんだけど自分の作品を特攻兵器に仕立てあげるような交渉事をかまえてはたして続けてその作品を幸せに描き上げることができるんだろうか。

まあおれが心配することではないんだろうけど。

トラウマの払拭

2009-04-15 | comic
■今日の漫画:トラウマイスタ(中山敦支)/第40話


復活第一弾で取り上げる漫画、悩んだんですが…
先ず書きたかったのは先日深夜枠で開始したテレビ番組二本。

・蒼天航路(アニメ版)
・湯けむりスナイパー(実写版)

なんですが、ここはやはり映像作品ではなく、連載中の漫画から始めようかと。

というわけで今日の漫画は「トラウマイスタ」。週刊少年サンデーに連載中です。この作品、絵柄にややクセがあるので読者を選んでしまうかも知れませんが、少年漫画としては安定感のある読みごたえ。しっかり燃えます。

そして注意。もし、このblogを読んで気になったとしても、現在発売中のサンデーを手に取らないように!読むならちゃんと第一話から読んでください。コミックスも二巻くらいしか出てないのですぐに追いつけます&今の展開から読んだら後悔します。
とりあえず少年サンデーのサイトで一話だけ試し読みできるみたいですので先ずはそこから、ということでよろしく。

コミックス1~2巻の段階では面白かったり退屈だったり、ややだれ気味な感じかも。しかしまだ発売されてない3巻あたりからにわかに勢いづくので、我慢して(言い切ってしまった)読もう。


…そして打ち切りにならないように祈ろう。

三年半の沈黙

2009-04-14 | blog
はいっ
お久しぶりです、三船(MJ)です。前回記事からずいぶん間があきましたがこのblog生きてたんですね。驚きました。
ログインのためのIDとパスワードを紛失して、またなんやかやとめんどくさくなってしまって更新ストップしていたんですが、仕事場のPCのデータ整理してたらその辺の情報が発掘されたので本日復活です。

またなんやかやとめんどくさくなるまではじわじわ更新する予定なのであらためてよろしくお付き合いください。

切実

2005-10-22 | comic
今日の漫画:特上カバチ-カバチタレ!2-

最近読んでて疲れることの多い週刊モーニングより、
今週号のこのカットを御紹介して本日は終了。

頑張れ田村。おれも頑張る。

お久しぶりです

2005-10-01 | comic
この2ヶ月間の漫画:いろいろ

ずいぶん久しぶりの更新ですが、
8~9月は夏休みだったということにしましょう。
いいじゃないかそれで。

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夏休み中に読んだマンガ、列記して感想を述べていたらキリがないので、印象深かったものだけダイジェストでお送りします。

■マル被警察24時(小田扉)
■男ロワイヤル(小田扉)

小田扉はイイ。気持ちよくヌルい。
中でも太田出版「男ロワイヤル」に収録された『エレクトロねえちゃん』シリーズは抜群に面白い。未読の人はAmazonで買ってでも読んでいただきたいものだ。ご近所の方にはおれが貸し出します。

■ワイルド7(望月三起也)
■タッチ(あだち充)
■闘将!!拉麺男(ゆでたまご)
■Heaven?(佐々木倫子)
■風光る(七三太朗/川三番地)
■歯ぎしり球団(吉田戦車)
■人斬り竜馬(石川雅之)

節操ないラインナップです。あ。野球マンガが3本ありますね。歯ぎしり球団を野球マンガとして数えてよければですが。石川雅之は現在イブニングで「もやしもん」を連載中。他所様のblogでも取り上げられてましたが、このマンガはオススメです。ふとした瞬間に飛び出す気の利いたセリフ。主人公の特殊な能力(菌を肉眼で視認する)を全く活かさないストーリー展開。で、「人斬り竜馬」なんですが、こちらは残念ながら見どころは薄い作品。併録の「二本松少年隊」は多少ぐっときたけれど。

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久しぶりなので軽くこんなもんで。
また更新再開しますのでよろしく。

あ。
あらためて漫画バトンまわってこないかなあ。

舞台化しようって考えたやつは誰だ

2005-07-23 | comic
今日の漫画が原作の舞台
 :スクールランブル/お猿さんだよ、播磨くん!





あ。
すごいほったらかしでしたね。

で、久しぶりに更新したと思ったら漫画ではなく舞台のお話。週刊少年マガジンで連載中の『スクールランブル』舞台版を観てきましたよ。

いや。まあ。その。
面白かったですよ。ええ。

播磨役はアニメ版スクランでも同じ役をやっている声優さんらしいが、見た目も動きも漫画のイメージのままだった。あと印象深かったのは周防役の吉田舞(一番舞台慣れしてる感があった)、高野役の新人さん(しっかりキャラ立ちしている上、歌唱力はダントツだった)、一条役の阪本麻美(黙ってにこにこして立ってるぶんには可愛かった。残念ながらグラビアとは違って喋ったり歌ったりするのでそこでゲンナリするんだが)、といったところか。


こういう芝居って、原作のファンと、出演者の知り合い以外の観客っているのだろうか。今回の場合おれは後者だったわけだが、原作漫画も一通り読んでいるので、芝居の内容に関してはすんなり楽しむことが出来た。しかし原作を知らない人はどうか。他愛もないギャグを1P毎にたたみかけていくような構成になっている原作漫画、舞台版も同様に、細切れのシーンを立続けにつなぎ合わせてスピーディーに展開していくわけだが、これ、漫画を読んだ事の無い人は、ようやく登場人物の名前が把握できたころに芝居が終わってしまうんじゃないだろうか。今月25日までやってますので、もし原作を知らないのに、知り合いが出演しているとかで観に行く事になったというひとがいたら、事前に予習していく事をお勧めします。


この漫画、やっぱり舞台…というか。人間が演じるのは向いていない。一見、ただただ馬鹿馬鹿しくナンセンス(最近言わないなあ)な笑いをちりばめた学園コメディーに見えるんだが、その実、登場人物の人間関係(ほとんど恋愛模様)は無闇に生々しい。今回の舞台に伺える部分だけでも、天満→烏丸の片思い、播磨→天満の片思い、姉ヶ崎→播磨のアプローチ、花井→八雲のアプローチ、播磨と八雲の微妙な距離感、播磨と沢近の微妙な距離感、周防→センパイの悲しいアレ、一条→今鳥の悲しいアレ、etc...とあるが、列記してみるとあらためて顕著だが基本的にみなさんが恋愛し、みなさんが上手くいってないのである。漫画だと絵面で単純に笑えたりするんだが、生身の人間がやってるのをみるとなんだか痛々しく感じてしまうのだ。

そういう意味でも高野はオイシイ役どころだよなあ。
(なんか超越したところにいる)

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楽屋に呼ばれたので少しだけ覗いてきたんだけど、熱心なファンの方なのか、ガクランを着てオールバックにキメたお姉さんが出待ちをしていたよ。播磨を意識してその格好なんだろうな。

ドラえもんみたいなお姉さんでしたけど。