同じ梅雨の期間でも、梅雨の晴れ間がいよいよ暑く、蚊に刺されることが多くなってきましたね。
でも、子どもたちは、蚊に刺されるのを怖がらず、果敢に外で遊ぼうとしますね。えらい!
それに付き合う大人のみなさんは、もっとえらい!ように思います。
ママたちの間で、年々、アロマの虫よけスプレーを自分で作りたいという人たちが増えています。
大手メーカーのシューッと出る便利な虫よけには、ディートという身体によくないとされている成分が含まれていることが知られるようになりました(関心のある方は検索してください)。
でも、なくならないのは、日本では危険ではないとされているからです。
今年も、何カ所かからお声がけいただいて、虫よけのすべての材料、ボトルなど一式を鞄につめて出かけることが、例年よりも少しだけ多くなりました。
だいたいが、赤ちゃんや小さい子も使うことを想定した虫よけスプレーなので、エッセンシャルオイルは有機栽培植物由来のものをお持ちしています。
真ん中のスプレーボトル50mlが出来上がり品です。
エッセンシャルオイルは、市販品でも質は千差万別、ピンからきりまであって、直接肌に触れるものは信頼のおけるメーカーのものをお勧めしています。
木曜日には、元々ご縁のある、さいたまコープ・リリブ北本の子育て支援施設の主催講座で、北本市に伺いました。
虫よけスプレー作りのほかに、アロマの香りですがすがしく夏を乗り切る方法や、ゴキブリ忌避のアロマの調合をご紹介したり…欲しい方には差し上げて、など、できるだけ、アロマに親しんでもらいました。
(ゴキブリ用は、間違っても質の高いオイルは必要ありませんけれども)
他に、市販品のアロマの虫よけスプレーをいくつかお持ちし、香りや成分の違いを見てもらって、私がお教えしたレシピ以外にも、こんなレシピもOKということをお伝えしたり。
他には、このような製品には、こういった種類のエッセンシャルオイルが使われるのはどうしてかを説明したり。
(一応、私、個人的アロマ歴20年+アロマテラピー・アドバイザーなので・・・)
でも、私にとって何が一番楽しいことかというと、こういったワークショップをすることで、親同士が交流でき、にぎやかに笑顔が飛び交う様子が伝わってきた時です。
スクール形式で講座を開くことはありません。
最初からグループにしてもらいますが、だいたいグループ分けの切り口は主催者側にお願いします。
ちょっとしたことですが、主催者側のスタッフの皆さんにも、少しでもたくさん参画の機会を作って、楽しんでいただきたいと願っています。
そして、大げさな言い方ですが、それがまた一つの小さな成功体験になっていくといいと思うのです。
この日は、誕生月にしてくださいました。春・夏・秋と冬。
参加者が集まるまでどういうバランスになるかわからないことでしたが、なぜか調度よい人数に分かれました。
これも、きっと、どこかに小さな成功体験として残ります。
さて、一つの共通項でグループが形成されると、なんとなーく参加者同士親近感がわいて、始まるまでの時間も退屈しません。
それを話のきっかけにすることもできます。
誕生月というほんわかした切り口の時もあれば、今したいこと(温泉に入る、寝る、読書、食べる、等)で分かれたり、ワークショップの内容によっては、18歳成人に賛成か、反対か、わからない、というグループに分かれたりして。
いろんなものを考えるのも楽しい。
この手法は今では一般的かなと思いますが、私が20代から30代にかけて、NGOのボランティア活動で、先輩からファシリテーター役をずいぶんと学習させてもらいました。
学校教育で参加型がまだ珍しかった頃です。
ワークショップはどんなに未知な内容であっても、主役は参加者。
参加と交流、相乗効果、活気が生まれてこそ。
特に子育て支援・応援の現場ではその原則が大切です。
子育ては大勢でわいわいするに限る!からです。
ちょっと横道にそれました。
その講座が終わって、昼食の後、さいたまコープさんが子育て支援や炊き出しで支援をしている加須市の旧騎西高校へ。
校舎が別な用途に使われていると、思い出すのは六本木のNPOハウス時代。
もう十年近く前を思い出しながら、懐かしい気持ちで階段を上がりました。
午前と同じく、虫よけスプレー作りをさせてもらいました。
男性、子ども、含めて9名の方が参加し、楽しまれた様子でした。
その日、疲労回復に飲んでいただこうと、わが家自慢?の赤シソジュースを持って行ったのですが、北本で冷蔵庫に入れてもらっていたのを忘れ、現地に持って行けませんでした。。相変わらずです。せっかくお水と氷を用意してもらっていたのに。
翌日の子育てひろばに来てもらうことを約束し、結果的にひろばで和やかな時間が持てたようで、私のモノ忘れも、もしかしてたまには役立ったかなーと思ったりして。(勘違いかな)
そして、これまで試行錯誤したレシピの中で、ベストだと確信している赤シソジュースのレシピも持って行きましたが、
今度、騎西でもみんなで作ろうかという話になっているとのお話でした。
当日の夜は七夕イベントもあったそう。
多くの人の願いは一つ。
「一日も早くふるさとへ帰れますように」
支援をされている方々も、切ない気持ちでいっぱいでしょう。
寄り添うしか、なすすべなくて。
そんな中で、帰る間際に、子どもが書いたと思われる短冊に「○○になりたい」というのを見つけました。
嬉しい気持ちが広がりました。子どもは未来の希望です。
願いが届きますように。
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