日本の年間900万トンの食品ロス。130億食分。
単純計算で、日本人1人が年間100人分ずつの食べられる物を捨てているということ。
うち、家庭が400万トン。外食270万トンを超えて、家庭がトップ。
昨年も京都大学の調査の映像がニュースで出てきましたが、30年の調査結果から「手つかず食品」の量だけでなく、内容が変化していることが発表されています。
家庭ごみのうち、手つかずの食品
81年: 34%、97年:38%、07年:59%。
90年頃は素材のまま捨てられていたものが多かったけれど、07年の今は、調理加工されたパック商品、インスタント商品が多くなったということ。加工食品の買い物が想像以上に増えているんですね。
食品ごみから生活が見えてくるということです。
なぜ、手つかず食品のごみが増えるのか・・・
2位は買いすぎ
3位は予定の変更
4位は保存の失敗
5位は食事の作りすぎ
そして堂々の1位は・・・買っていたことを忘れる
私事に照らし合わせて想像すると、特売で必要ない分まで買って、余った分を忘れる、保存もうまくできていない。賞味期限が大幅に過ぎていた。料理したけど残って保存に失敗する。予定が変わって家での1回分の食事が減った・・・などなど。
でも、最近、いろんな人と食事の会話をすると、不必要なものをたくさん買うことは、結局お金も冷蔵庫のスペースも電気代も無駄にするということに目覚め始めた人が多いようです。
意外にも、年配の人たちは(私の母も)冷蔵庫ががさがさだと落ち着かない気持ちになるようで、だいたいぎっしり入っています。
で、冷蔵庫開けっ放しでごそごそするんですね(笑)。実家で目撃・・・
ちょっとやそっとの賞味期限切れには動じませんが。
昨年から、わが家のわりと大型の冷蔵庫をがさがさにしました。
そうしたら、自然に買物の仕方、支出も少し減ったようです。
冷蔵庫を整理すると、思いがけないことがあるように思います。
ちなみに、お米は冷蔵庫で保存が大事です。
私は野菜室でお米の保存をしています。ずっとおいしくいただけますよ。
炊きあがりの味がぜんぜん違うと思います。
・・食品ロスとは違う話で、終わります。
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