エイプリルフール、と言うと、ちょっとくすっと笑ってしまう。
増税分は全額、社会保障に使われます、という言葉を信じたいのはやまやまですが。
信じさせてね、無駄はやめてねと、懇願したいくらいです。
あちこちで桜が美しく舞う時季は、あくせくしていても、ふうっと浮遊するような気分になる時がある。
これはもはや、桜をめぐる日本人のDNAか。
年度初めにピシッとしたくても、どこか緩んでしまう。
あんなに寒くって震えた冬だったのに、やっぱり春は来るんだと、しみじみしたり。
そうしたら、私の最寄駅の隣駅に住んでいる友人からのメール。
私は、桜の開花をテレビで知り、え?と思って外の景色を見て驚いた。
桜が咲いていたとは・・
という内容でした。こちらが、え?と言いたくなる。
職業は保育士。
本人は、誰かを笑わせようと言っているわけではなく、エイプリルフールだからというんでもなく(そんなこと考えてるはずがない)、いたって真面目にそんなことを言っているんですね。
保育園まで片道20分くらい、毎朝自転車に乗って行っているはずなのに。
そのコースは、桜がそれなりにあるはずなのになぁ。。
今回はとくに、消費税の切り替えで多くの人が年度切り替えをめぐって奔走したと思いますが、保育士さんたちのこの時期は、毎年こんな感じなのかもしれません。
人生かけて、子ども一人ひとりに丁寧に関わり、育ちを支えてくださっている保育士さんたち。
今日は慣らし保育初日の子どもたちが大勢いて、どんなだったかなーと想像しました。
娘もそうやって、人生の根っこを育てていただいた。
毎朝保育園に送り、安心してお願いし、楽しみに迎えに行っていた。
この間のことのように思い出します。
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