皿が峰に行ってきた。風穴のある所です。朝迎えに来てくれた姪の車に義兄と義姉が乗っていた。84歳と82歳。夫と義兄は昔昔の話していた。私達夫婦は血の涙を流し義兄の元を25年前離れ人生をやり直した。しかし時は流れて二人は昔の仕事であった出来事を昨日の様に話していた。現在義兄は確実に老いて又夫も歳を重ねもはやあの苦しみや憎しみは夫の中で消えているのだと二人の会話を聞きながら思った。まあ恩讐の彼方にの現代版です。
今朝も6時前から階下で音がしている。起きてみると夫はもう作業服をきて新聞をみている。仏壇に線香。自分の布団もしまわれ、カーテンも開いて。なんだなんだ今まで私より早く起きたのは義父が亡くなった時だけだった。とにかく朝から寝るまでずーと何かしている。昨日は風呂の蓋も買って来た。前から少し割れていたけど私は全然気にならなかった。今日は義兄の山へ木を切りに行くらしい。いい加減にして引退したんじゃないのと言っても聞く耳ない。働き症候群じゃないの？と言ったら嫁さんが何か生き生きしとるねじいじと言った。ほんと何なん?
とにかく夫はまぐろみたいにずーと身体動かしているので朝から義兄の山で草刈りを手伝い姪の家の庭木の手入れをして喫茶店でコーヒーを飲み筍を採りにいき蓬をつみ蕗を採って山へ犬の散歩に行き蕨を採って来ました。大量に持って帰ります。私は自分でも信じられないぐらい手早くそれらを処理します。蓬は大鍋で3回に分けて湯がきフードブロセッサーにかけて冷凍します。蕨は束ねてあくぬき。蕗は佃煮にします。もういい加減にしてほしい！
