風来坊の日記

過去に寄りかかることも無く、

未来にすがることもなく、


いまが一番すてき。

芸備線・広島へ

2008-08-31 19:38:55 | Weblog
終点備後落合より、芸備線へ乗り継ぎ。

山に沿って走るため、速度が自転車と同じくらい。


三次でさらに乗り継ぎ、向かうは広島。

日も落ち、真っ暗闇を抜ける芸備線に揺られながら、まだ見ぬ土地の扉を開きにゆく。宿泊先も決まっていない広島へ。

暗い暗い暗闇が怖くても、誰もとどまったりしないのさ。


心が騒ぐ。音楽は、
「情熱大陸/葉加瀬太郎」

名をなんという?わいは風来坊

2008-08-31 19:11:08 | Weblog
木次線はトンネルが多い。下久野駅へ向かうトンネルは、山陰一の長さを誇る。


木次線の車窓から見える奥出雲の景色やトンネルを抜ける列車の写真を撮りまくっていたら、

「君はテツコかい?(鉄道マニア)どこから来たんだい?」と、おじさん。

「(…わいは風来坊だ)電車が好きなんです。」


旅人には出会いがある。子ども達が無邪気にはしゃぐ姿を、こっくりと眠たそうに見守る父さん母さん。

旅は温かいものなのさ。



少し歩き疲れた体に音楽を、
「エナジーフロウ/坂本龍一」

木次線は奥出雲を走る

2008-08-31 18:40:42 | Weblog
奥出雲を走る木次線。一日10本程度の運行でディーゼル車。私が今まで乗車したなかで、一番のローカル線。

木次線は一両編成で山を駆け抜け、JR西日本で一番標高の高い駅がある。


「砂の器」の舞台、出雲八代、亀嵩駅。

出雲横田駅では20分の停車。

3段式スイッチバックがある出雲坂根駅。スイッチバックとは、あまりに急な坂を走るので、折り返して運転席を前後交代して走ることです。


おとぎ話に出てくるような列車のなかで、なぜかこの音楽、
「ポルターガイスト/椎名林檎」

一畑電車に乗って

2008-08-31 16:53:24 | Weblog
出雲ともお別れ。出雲そばを食べて、日本一の大鳥居、神門通りのドミトリーを背に一畑電車へ。


米子行きの山陰本線へ乗り継ぎ、宍道にて65分待ち。

こんな日曜日があるだろうか。一時間、電車を待つ13時過ぎの山陰の空は、昨日の大雨が嘘の様。

左から何やらホームに蜥蜴がチョロチョロと。電車を待っているのかい?



ツクツクボウシとフウライボウは旅の唄をうたう。

待っているのは、木次線。奥出雲へと姿を消すさ。

塚森の大樹

2008-08-31 13:46:55 | Weblog
鏡の池に映る山陰の空、プカプカと泳ぐカメとめだかの学校。

本堂はずれの松の木の下で、パタパタと遊ぶバッタ、シジミチョウ。昨日のお土産、ベルギーワッフルのかけらを運ぶ腹を空かせたアリ。

一人でいると、なんだろうね。ちょっとしたものや、音に感じやすくなる。


出雲大社は山に囲まれていて、感動というより、かっこいい。

そびえる木々のなかで、音楽は、
「風の通り道/久石譲」

出雲大社は夏の朝

2008-08-31 09:34:34 | Weblog
7時に起床。起きたら相部屋の人はもう出発してた。


出雲大社は夏の朝がいい。

快晴に鳴くミンミンゼミが私を出雲大社まで連れていってくれる。


日曜日だからだろうか。参拝者が多い。

不思議にそびえる出雲大社は、どこかで見た気がしたのはなぜだろう。山を裏手に、堂々と。

出雲のユースホステル

2008-08-30 20:47:58 | Weblog
出雲市に到着。何か既に空気が?違うような気がする。伝説の国、出雲。


今夜は出雲大社のユースホステルに宿泊。一畑電車に乗って出雲大社前駅から3分の立地。

しかし、汚い(笑)安いからいいんだけどね。相部屋だし。今お風呂空くの待ってます。どんだけ小さいんだ(笑)


明日はいざ出雲大社へ。

とっとりライナー・出雲市へ

2008-08-30 18:51:41 | Weblog
鳥取ともお別れ。

ゲゲゲの鬼太郎の発祥地なんだね、たくさんあったな。


駅前の川も綺麗。鳥取が好きになった。

とっとりライナーに乗って、県を越えます。


向かうは神話、伝説の街、出雲へ。

鳥取大学の学生の喫茶店

2008-08-30 18:41:26 | Weblog
行きのバスの窓から、なんとなく駅前通りが気になっていた。

帰りのバスは途中、本町一丁目で下車。


アーケード通りは懐かしい感じ。すると同い年くらいの男の子がチラシを持って「鳥取大学の学生でやっている喫茶店があるので、ぜひ来てください」と。

一度通過したのに、わざわざ渡しに来てくれたから行ってみることにしたんだ。


従業員はみんな鳥取大学の3年生。6人でお店を切り盛りしている。

ワッフルとサンドイッチとカフェオレを注文。私も大学生なのよと話すと、どこから来たんですかとか、砂丘の話。ほんと感じが良く、楽しい一時だった。


メッセージボードに言葉を書いて、お土産にワッフル3つ買って、お別れ。

入り口まで送ってくれてありがとう。夏休み限りの喫茶店、ここに来ることが出来て良かった。あと1ヶ月、頑張ってね。


鳥取駅へ向かう帰り道、
♪きみと出会った奇跡が、この胸に溢れてる~


音楽は、
「空も飛べるはず/スピッツ」

鳥取大砂丘

2008-08-30 16:09:44 | Weblog
鳥取駅に到着後、バスに乗り継ぎ鳥取大砂丘へ。

雨も上がり、曇り空ではあるものの、旅人の祈りは届くもんだ。


あの高い丘を登りきった前に姿を現した日本海。

足に砂が当たって痛いくらいの突風。

人波から離れ、旅の唄を口ずさみながら歩く砂の上。


音楽はもちろん、
「sasuray madderous/サムライトループス」