お稽古の前に・・・基礎編

和のお稽古は ちょっと 敷居が高いと思われる方に 予備知識として 私の経験を含め 書き綴っています
 

生徒さん紹介②・・・

2013-05-28 17:00:00 | ①お稽古始めるなら~お弟子さん(生徒さん)紹介
銀座おとな塾のY ・Mさん(およそ1年ほど経ちました)

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☆私が 笹木美きえ先生に教えて頂こうと思った理由☆

子どもの頃、江戸っ子で粋な叔母が小唄を歌っているのを耳にし

♪待てど来ぬ夜の 身のせつなさ辛さ~♪ 

意味は分かりませんでしたが、なぜか心惹かれるものがありました。

私もいつかは三味線で弾き唄いができるようになりたいと思い
3年ほど前(おとな塾に入会される3年ほど前)から端唄を習い始めました。

そこのお教室では、私は全く初心者ではありましたが、何とか
三味線が弾けるようにはなりました。

でも、基本ができていないことは自覚しており、先の限界を感じると共に
もともと目指していた弾き唄いから離れていく不安が高まってきたのです。

そして、基本を系統だてて学び、きっちりと習得する事こそが
私の目標への近道であるとの思いに至りました。

そこで、いろいろな教室の状況をネットで探していると、笹木美きえ先生が
銀座おとな塾で江戸端唄・俗曲を教えていらっしゃることを知りました。

以前から、美きえ先生の”江戸端唄・俗曲の視聴と紹介”のサイトで
あれだけ多くの曲を惜しげもなく 公開して下さる姿勢に感銘を
受けていたので、邦楽の世界では新しい感覚を持った方であると直感しました。

ブログから、三味線の基本(構え方・撥の持ち方・調弦の方法等)を
きっちりと教えて下さり、弾き唄いが 主であることを知りました。 

更に、江戸の文化や端唄の背景にも精通し、また、生徒さんへの心暖まる
メッセージにも先生のお人柄を感じました。

早速、お会いしてお話を聞くと、日本橋流を後世に残し、継承させたい・・
という強い思いと共に、教えることへの情熱がひしひしと伝わります。

美きえ先生が”私はレッスンプロですから”と言う一言に衝撃を受け
指導して頂こうと決意しました。


☆近況は・・・☆

美きえ先生に教えて頂いてから、8ヶ月が経ちました。

今まで、三味線で弾けると自負していた曲数が40曲程ありましたので
かなり慢心していたのだと思います。

先生は、私が三味線を構えて撥を持っただけですぐに基本が身について
いないことが分かり、全くの初心者と同じレベルから 始めましょう・・
ということになったのです。

かなり自尊心が傷つきましたが、先生を信じてついて行こうと思いました。

最初は基本の基、糸の鰍ッ方、構え方、撥の持ち方、調弦の仕方、
譜面の書き方からです。

以前からの癖が出てしまい、更に混乱してしまう状態でしたが、
それでも少しずつ慣れてきてました。

基本が自然と身に付いてくると、身体がとても楽になり、音色も違って
きますし、自信もついてきます。

弾き唄いは初めてだったので、一度に二つのことができるか不安でした。

唄を先に完成させ、間合いを身体で覚えてしまえば三味線は後から付いてくる
そうなので 先生の唄を何度も聞き練習しました。
すると、譜面では分からなかった”間”が唄とぴったりと合うのが不思議です。

流石に”レッスンプロ”です。

今では念願の弾き唄いが5曲もできるようになり、お浚い会で披露することが
できました。

更に、他のお稽古場で習っている生徒さん達と、同じ目的で頑張っている
者同士が集まって苦労話をしたりしてとても楽しく過ごしています。

今後も一層努力を続け、いつかは先生と同じような弾き唄いができるように
なりたいと思います。


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Y・Mさんは 3年ほど お稽古なさっていたので 初心者ではないですが
逆に癖を克服するのに苦労されていました。

最初は 私の指導法が届かないというか このようにしてみて下さい・・と
言っても 半信半疑のように 何故こんな事をさせるのか?
と思ったかもしれません。

騙されたと思って 一歩ずつ階段を上がって下されば 必ず
辿り着けるのですが そこを耐えられるかどうかが ャCントになります。

Y・Mさんは やっとそこを克服し 自主練の仕方なども独自に工夫され
最近はだいぶ 明るい顔になってきました(^-^)v


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次は 自宅組の方を紹介します。
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