misty green and blue

Life is like an onion...

MSSG One Night at Ayers

2010-06-22 | michael schenker
            
            



当日の天気予報は....大雨だった

雨女の自覚のある私は非常に不安だったが、折り畳み傘の準備をして埼玉に向かった


15時からのリハに間に合うようにお昼過ぎには家を出たのだが、最寄り駅に着いてから災難?が待っていた...

初めての場所ではなかったのだが、出口を間違えてしまった(^^;;

結局、前回は人任せだったため簡単な道程であるにもかかわらず、行くべき道まで間違い―
駅から数分もかからない会場なのに、20分もかかってしまった。。。


しかし、これで厄払いができたと却って開き直れた(笑)

メンバーはすでに会場入りしていて、皆と軽く挨拶を交わし“その時”を待つ―


15時を廻り、ほぼ対バンの顔が揃ったところでいよいよ出演順が発表された

MSSGは予想通り?トリだった


リハの順番は逆リハ―つまり、トリから行なう

各自がそれぞれのセッティングを済ませ、いざ音出しが始まる

Cry For The Nationsと今回の目玉であるサプライズの触りを演奏したところで各パート毎の最終的な細かい微調整がなされ、確認が取れると
後は本番を待つのみ―


次のバンドのリハが始まった頃合を見計らって、私はホテルのチェックインを済ませるため、メンバーに声をかけ一端退出した

北浦和の駅から2つ目の南浦和を目指す
前回も利用した、勝手知ったる?ホテルである

部屋に入り、着替えなどのライヴに関係ないものを仕舞い、一息つく


用事を済ませると、メンバーが時間つぶしのため?お茶してる会場近くのサイゼリアに向かう
(マイケルといえば、サイゼリア!(爆))

18時近かった
それでも、予定の出番まで2時間あった

ラズベリーシャーベットの甘酸っぱい味が、心と体に美味しかった


19時半頃会場へ戻ると2番目のバンドが終わる頃だった

少し時間が押してるみたいだ...
大丈夫だろうか?

バックステージでメンバーもいよいよ本番に備えて戦闘準備?に取り掛かる

にこやかに談笑する者
ストレッチで体を解す者
練習に余念のない者(?)
緊張を滲ませつつ集中する者

普段なら知る由もないメンバーの色々な表情が垣間見えて、面白い


さぁ、前のバンドが終わった!
最前列確保のため、客席へダッシュ☆

懐しい面々と再会、しばし会話も弾む


厳かに会場を包み込むSE―『飛翔伝説』でお馴染みの、Die Walküreが流れると、一気に場内のヴォルテージは高まり―爆発した

オープニングは勿論、Armed And Ready!
続くCry For The Nationsは、お約束(笑)で外せない

ここでMCが入り、30年ぶりのライヴとは思えないガンマさん(Vo.)の健闘ぶりに、皆が喜び声援が飛ぶ

ガンマさん本領発揮?のAssault Attack、ガンマさん休憩タイム(笑)のInto The Arenaと続き、再びMC
ここでメンバー紹介がなされ、目玉のサプライズ―怒涛のマイケル・メドレーが次から次へとドラマティクに繰り広げられていく―

主にUFO時代の選曲を取り上げ、時に遊びの要素を交えつつ絶妙に纏め上げた、このメドレーこそMSSG独自の聴き所であり、ハイライトであった

果たして何人が曲名を言い当てられたか解らないが、曲当てクイズ(笑)の隠れた楽しみさえ提供したこのメドレーは、体験した者勝ちの、
実に贅沢なフルコースだった


これを画期的な試みとみるか
あくまでも邪道と感じるか

それは好みの問題だろう

それでも―
私は単なる邪道に終わらせない、彼らの凄みとこだわりを感じた


この後に思いがけないトラブルに見舞われるも―これもある意味、ライヴならではのハプニング―
すぐに取り成し、Looking For Loveへと雪崩れ込む

マイケル本人も滅多にライヴでは披露しないこの曲を、SHINさんのギターは美しくも繊細な泣きを響かせながら、ドラマティックに紡がれていく―

あぁ...
この曲が終われば、残るは1曲のみ

感傷に浸る間もなく、Rock Bottomが演奏され、場内が最高潮に達するや否や―


終わってしまった。。。

止まないアンコール

けれども、タイムリミットの壁がそれを許さなかった


スタッフが告げる、“アンコールはありません”の冷ややかな?アナウンスが....未練だった


充実の50分は、こうして幕を閉じた―


SET LIST:
SE~Die Walküre
Armed And Ready
Cry For The Nations
Assault Attack
Into The Arena
Michael Medley:
 Natural thing
 Too Hot To Handle
 Lights Out
 Let It Roll
 Love To Love
 Desert Song
 Doctor Doctor~Mr. Crowley(Vo. Sasurai)~Doctor Doctor
Looking For Love
Crazy Train(Intro)~Rock Bottom


今回、初めてスタッフとして内容を知った上での参戦だったが、それでも充分に楽しむことができた

むしろ貴重な体験ができたことを嬉しく思う
(結局、雨とも無縁な2日間だった)

お疲れさま!

素敵な時間をありがとう!!




【こぼれ話】
◇一番Tシャツの袖をカットし、L.A.メタル風衣装を身に纏いJuan Croucier張りの“動”にこだわったMacさん(B.)と長髪にローズ系ブラウスを羽織り
 UFO時代のマイケルを演出し“静”に徹したSHINさん(G.)の対比が見事だった
◇ガンマさん(Vo.)はグラハムになるためサングラスを新調、侍ジャパンのユニフォーム姿で登場した マイペースなSasuraiさん(Dr.)とは対照的
◇Macさん使用のベースはその昔、ESPに作らせた、世界にひとつしかないMacモデルである
◇SHINさん使用のギターはバローズさん提供の00年型Gibson FVである
◇愛知在住のガンマさんとのリハは1回のみ愛知遠征にて行なわれた(4時間) ぶっつけ本番さながらの状況下で、臨んだ今回のライヴだった
◇メドレーの演奏時間は当初15分に及ぶ大作だったが、本番ではやや短かめだったと思う
 (残念。。。)
◇終演後にBGMで流れたのは、PVでお馴染みのSecondary MotionとDancerだった
◇前回のsoftcream(as EXTREME)のライヴで顔見知りになった参戦者が今回も参戦するという半ば同窓会的な観客層で占められた
◇今回も地方色豊かな参戦者が目立った(宮崎、岡山、石川、静岡、神奈川など)
 また、何故かマイケル・フリークの観客がほとんどいないという(笑)珍しいライヴでもあった
◇ライヴ終了後はメンバーを始め、観客の有志による打ち上げが某居酒屋で行なわれた
◇打ち上げ後のカラオケも最早お約束?で、午前5時近くまで宴は続いた
◇ライヴよりもカラオケの方がイキイキとしていたメンバーたちのその余力はある意味、天晴れであった (特にSasuraiさん☆)
◇今回私もカラオケに挑戦、EuropeのSeven Doors Hotelを熱唱?した
◇アニソンあり、歌謡曲あり、ロックありのバラエティに富んだ選曲だったが、一番人気はJourneyとBon Joviだった



特別付録:
Aremed And Ready(Live)/MSSG


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うーん (reiG)
2010-06-22 01:01:09
こりゃ凄いセットリストですね!
特にメドレーは観てみたかったな~!!
YouTubeデビューはされるのでしょうか(期待)?
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観てーーー! (medi24)
2010-06-22 12:30:36
これ前編観たかったですね!
ズクがあれば!(方言でスンマセン)

Crazy Train(Intro)~Rock Bottomは俺もたまにやってました(笑)

しかしあんなに動かないshinさんは新鮮です(ダジャレじゃないよ)
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◇rei Gさん (micha*)
2010-06-22 20:57:01
>こりゃ凄いセットリストですね!
でしょ?(^_-)b
(私も選曲並びに構成には口を挟みましたから(笑))

演るなら徹底して楽しめるものを―
その一念でメンバー一同奮起しましたもの☆

妥協のないこだわりで、有終の美を飾れたことに満足.....
いえ、アンコール(これが意外性に満ちたサプライズでした)が却下されたので、
やや未練は残ってますが。。。

でも、内容はすごーーーく充実してました☆

>YouTubeデビューはされるのでしょうか(期待)?
この日記の投稿後にyoutubeで動画がアップされたため、
reiGさんのコメントの後に動画を追加しました!
(タイミングが悪くてごめんなさい)
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◇medi24さん (micha*)
2010-06-22 21:17:35
>これ前編観たかったですね!
全篇...ですね(笑)

甘ーーーーい★(爆)

全篇アップはおそらく考えていないと思います(前回のsoftcreamの時もそうでした)
万障繰り合わせてわざわざ会場まで足を運んで下さった観客の皆さんに申し訳ない―
との理由からです
(これはメンバーのポリシーでもあります)
(もしかすると異例の措置を講ずるかもしれませんが...?)
但し、ハイライトのみのアップの可能性はあります

お楽しみに~♪
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お疲れさまでした! (space child)
2010-06-22 23:44:49
色々と大変だったでしょう。
頑張りましたね!えらいです。

お約束?の迷子事件もあったんですね。
心配していたんですよ~
でも事なきを得たようで良かったです(^^)

映像UPは今のところ一曲なのですね。
まだまだ観たい曲があります。
Cry For The Nationsとか…
言い出したらきりがない(笑)

今後の続編を期待しますね!
楽しみにしてま~す。
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お疲れさまでした (ようよ)
2010-06-23 14:15:03
すごいセットリストですね。
micha*さん、選曲にも関わられたんですね。
どのあたりがmicha*さん's チョイスだったのでしょうか。
気になる~(笑)

盛り上がったようで、企画から頑張ってこられた甲斐がありましたね。おつかれさまでした!
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Unknown (ちくわ)
2010-06-23 14:53:44
>南浦和を目指す

サラリーマン時代、昔住んでいました。。。
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◇space childさん (micha*)
2010-06-24 00:09:52
...ありがとうございます(感涙)

終わってしまうと寂しいものですね。。。

>お約束?の迷子事件
これはもうライヴには欠かせない呼び物?になってしまいました(^^;;
(迷子にならなかったら却って不安だったりして...)

>映像UPは今のところ一曲なのですね
ハイライトが出来ましたっ!!
この後アップする予定ですので、お楽しみに♪
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◇ようよさん (micha*)
2010-06-24 00:27:23
ありがとうございます!

>すごいセットリストですね
でしょでしょ?

セトリは当初と変わりました(笑)
ココだけの話、最初の案は―
Armed and Ready
Cry for the Nations
Looking for Love
Into the Arena
Lost Horizons
Lost in Hollywood
Assault Attack

Rock Bottom
―だったのですが、これだとまったりし過ぎてしまうため、
思い切ってマイケルの美味し~いソロ特集にしようと意見が一致、
あえなくもLost Horizonsはボツになってしまいました。。。

でも、結果的には大正解でした!(^^)b
聴き所満載のサプライズになりました☆
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◇ちくわさん (micha*)
2010-06-24 00:30:36
南浦和はちくわさん縁の地だったのですね!

里帰り?的意味合いも兼ねて、今回参戦されれば良かったのに~★(笑)
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