脳の思考を司る大脳新皮質の働きで、人は嘘をつくことが出来る
ところが、嘘をつく瞬間の0.2秒間、脳の感情を司る大脳辺縁系が一瞬正常な反応を示す
その一瞬の動きをマイクロジェスチャーという
マイクロジェスチャーは、個々人により異なるため、見極めが肝要となる
マイクロジェスチャーを読み取り、被疑者の嘘を見破る女刑事・楯岡絵麻
行動心理学を駆使して被疑者を自供させる、取り調べのスペシャリスト
彼女が主演のドラマ『サイレント・ヴォイス 行動心理捜査官・楯岡絵麻』で、行動心理学の面白さを知った
マイクロジェスチャーを引き起こすための会話的手腕に思わず舌を巻く
彼女はまず、通称キャバクラトークを繰り広げて相手を安心させ、その時に現れる表情や行動で相手の心理を読み取る (「ノンバーバル理論」)
打ち解けてきた頃を見計らい、核心に迫ると相手は緊張感や不安感から唇をなめたり、貧乏ゆすりをしたりしながら (「なだめ行動」)、嘘をつく
その瞬間に表れた‘本心’(マイクロジェスチャー)をすぐさま的確に判断、更に追い詰めていくと相手は危険を感じ、身を守るために段階的行動 ― 「Freeze=硬直」、「Flight=逃走」、「Fight=戦闘」を踏む (「3つのF」)
そして、遂には降参せざるを得なくなるという訳だ
‘あなたの大脳辺縁系に聞いてみるわ’
楯岡絵麻の殺し文句に痺れる
一度は言ってみたい
でも、できればない方がいい
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