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”レイキのめぐみ。”の日常

嬉しい偶然、思いがけない幸運、驚きの贈り物を一緒に見つけませんか?

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このブログでは、私が日々考えていること、想いなどを綴っています。★その時々に勉強しているものについても書いています。コーチング、NLP(神経言語プログラミング)、タロットカード、シータヒーリングセミナー、読書感想文など・・・ほんのひと時、楽しんで頂けたら嬉しく思います。

『生きがいの真実』(飯田 史彦著)

2021年04月04日 | 私の本棚
14年ほど前に書いた感想文です。今では自分にとって「当然でしょ。そう思っているよ。」と言えることですが、この本を読んだ当時は、理解できませんでした。

実践できているかどうか・・・となると、難しい。この人生は自分が成長するための時間なのですから、まだ伸びしろがある・・・とも言えるでしょう。希望です。

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『生きがいの真実』


 最初にこの本を読んだときには、頭の中が?で一杯になりました。今まで考えたことも無いような事が書いてあるからです。でも、久しぶりに読んでみるとその内容はいつの間にか、自分にとっては普通のことになっていました。

 例えば、「・・・『地球』という星は、『成長を志向する無境界かつ無限界の普遍意識』としての精神宇宙が、自らの無限界の愛を確かめるため、あらゆる試練を通じて自らを成長させようとして創造した物質宇宙の中にある、学びの場のひとつです。」と言っています。そして私たちは精神宇宙の構成要素だと。

 つまり私たち一人ひとりは宇宙から生まれた宇宙の子供であり、かけがえの無い存在で、私たちの成長がこの地球を成長させ、宇宙をより成長させているのです。私たちの日常の行動、言葉、誰かに対する態度、毎瞬毎瞬が成長のチャンスです。

 また愛情についても その愛を継続させるためにはどうすればいいのかが書かれています。『愛の論理』にも書いているように、愛とは感情ではなく、意志であり意思なのですが、それをよくよく自分で意識していないと、自分勝手な感情になってしまいがちです。この部分で「うう~~ん・・・」と唸ってしまう人が多いのではないでしょうか?

 この本の最後の章「光」の章に 素晴しいことが書いてあります。「『希望』とは、『いつか必ず、未来への明るい材料が現れるに違いない』と『信じること』であって、現在の『明るい材料』の有無とは関係ない・・・・。」と。

 つまり誰でも、いつでもその気になれば、希望は自分のものになります。この言葉こそ希望ですね。

 飯田先生の言葉には万人に対する愛情があります。この条件を満たすことが出来なければ、あなたは失格とか、あなたには無理という言い方は絶対にしません。誰でも、どんな状況でも、何歳になっていても、自分が気づいて、そこから新たにスタートしようと思いさえすればそれでいいのです、と言ってくれるのです。それだけでも、救われます。何度も読んで自分の身に着けたい、それを実行できる人になりたい・・・そう思います。


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『生きがいの創造』(飯田 史彦著)

2021年03月28日 | 私の本棚
飯田先生の本は何冊も読みました。新しい世界を知り、その世界にどっぷりと入ってしまいました。

私たちは自分で望んで生まれてきたこと、どんなことを学ぶのかを予め自分で決めていること、自分の親を決めてきていること、人生で経験する出来事は自分が自分の学びの為に最も学ぶのに適した時機を選んで、起こるようにしていること。出会う人は(特に自分の学びに必要な人)お互いに出会うことを決めていること。退行催眠で自分の過去世を思い出すときに、その証拠を見つけることができること(「自分はどこの大学の何年の卒業だ」と言い出す人がいることがあるが、歴史の長い大学では、まさにその通りの証拠が出ていること)。


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『生きがいの創造』


 数々の文献、世界中の大学の研究の結果から【生まれ変わり】と【死後の生】を科学的に説明しています。しかし、著者が何度も書いている通り、この本の趣旨はそれを証明することではありません。もし【生まれ変わり】と【死後の生】が本当だとしたら、この人生の意味、自分が今ここにいる意味がわかり、その状況がどんなものであれ、そこには必ず意味があり、その出来事を前向きに捉えていくことにより、より一層充実して生きていくことができるでしょう、ということを提示することです。


 臨死体験のある人、退行催眠(前世療法)を受けた人は その人がどんな文化、宗教、価値観を持っていてもそれに関わらず、同じことを語ります。この人生の前の人生があったこと、その回数はその人によるけれど、(何10回、数100回など・・・)そこで一緒に生きてきた人たちは 今の人生でもかかわりが深く、その役割をそのつど変えながら、お互いが学んでいること。たとえ、その出来事、その人との関係が辛いものであっても、そこにはお互いに約束した学びがあること・・・・ 。


 初めてこの本を読んだときには、かなり驚きましたが、ただ単に「・・・あぁ・・・そうなんだ・・」と納得してしまいました。このことを拒む理由は何も無いし、受け入れれば、今までの自分の人生も、登場した人たちも、全てが自分の学びのためにその役割を演じてくれたのか・・・・そう思えたからです。


 その人自身が嫌な役割を私のために引き受けてくれたのだとすれば、その人に対して、感謝の念が湧いてきました。今まで、「こんな嫌な思いをさせられた。こんな風に言われて、傷ついた。」と思っていたのに、「私に必要な学びなので この人が敢えて憎まれる役を演じてくれて教えてくれたのだ」と分かったのです。


 また、この世に生まれてくる最大の理由は愛をどれだけ実践できるか、とも書いています。人間関係の中で、どれだけ自分が条件をつけずに愛を与えられるか。                  


 この本には、退行催眠中に多くの人が会うという「光の存在」についてや、この地球で学びを終えた人は次は他の天体に行くこともある、或いはこの地球に生まれてくる前には他の天体に居たことがある・・・ということも書いています。


 ワクワクしませんか?身近な人との関係から、宇宙まで展開するこの生きがい論は最高のお薦めの本です。

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『前世物語』(奥山 輝実著)

2021年03月22日 | 私の本棚
不思議な感慨を持って読み終わった本です。

自分のこの人生が、この一生だけでは終わらないどころか、自分の覚えていない過去で自分の人生は既に始まっていたらしい・・・。

それもこれも、自分の学びのためらしい。さらに、自分でプランしたって・・・・?



『前世物語』

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 著者は大阪にある脳外科奥山医院の医師です。前世療法を数多く手がけており、その療法から見えてくる人生の仕組みを、ちょっとフィクションを織り交ぜながら紹介しています。大変なボリュームのある本で、その内容も多岐にわたります。


 「自分のこの人生の意味は何なんだろう」と患者さんは悩んでこの医院を訪れるわけですが、一見、うまく行っていない、悩みだらけとも思えるような状況からも、その人生を生きる意味、その状況に関わる人との関係、何を学ぶために、その人生を生きているのか、ということが見えてきます。


 例えば、「何かを誰かに与える」 ということは尊いことですが、与えるだけでは学びは完了しません。「自分が与えてもらうこと」も学んで、「与える」という事の学びが完了します。その為に、この人生で自分は病気になって、ただ家族や回りの人たちに与えて貰う事の多い人生を送っているのだ、という例がありました。今までの自分だったら、とても想像できないことです。


 自分が周りの人を信頼すること、感謝して受け取ること、自分も努力したあとは身を委ねること・・・そのことにも深い学びがあるというのです。(エリザベス・キューブラーロス博士も臨床の患者さんを多く診ながら、同じ事を言っています)。また多くの患者さんが目にする「光の存在」がいるのですが、「よく頑張っている。順調だよ。順調に生きているよ。」と声を掛けられるそうです。(「もうちょっと頑張りなさい」と言われたのはこの本の例ではたった一人です)


 自分の人生の意味、どんな課題をもって生まれてきたのか、今すぐそれが分からなくても、今を精一杯生きること・・・・その事だけしかないのだろう・・・そう思えました。


 最近は「引き寄せの法則」としても多くの人が知っている法則、それを著者は別の表現をして教えています。


 宇宙はすべてのものをあるがままに具現化する」と言いますが、具体的に、それはどういう意味なのですか?

 どのようなものであれ、私たちの感情は、すべてを包括するエネルギーシステム、つまり、宇宙への強烈なメッセージを運んでいます。宇宙は、善悪の判断を下しません。宇宙は、全ての感情的シグナルを要求として受け取りますから、すべてのシグナルに対して、同等の強さのシグナルを返します。

 もしも、私たちが憎悪の念を感じているとしたら、宇宙は私たちに、憎悪の対象を与えます。もしも、私たちが常に恐怖心を持っているとしたら、宇宙へのメッセージは、いたって明白です。「私が満足するまで、どうぞ何か恐怖の対象を作りだして、私の前に送り続けて下さい」ということなのです。

 もちろん、意識的に、自分の人生にそのような否定的な対象を与えてほしいと願うはずはありませんが、現実的には、私たちはその否定的な感情のシグナルを、宇宙に対して送りつづけているのです。そして、その願いは、因果関係の法則として、その通りに宇宙に理解されてしまいます。これと同じように、私たちが愛や喜びのシグナルを送り続けると、宇宙から私たちに、愛する対象や喜びが与えられるのです。



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『「前世」からのメッセージ』(ブライアン・ワイス著)

2021年03月17日 | 私の本棚
レイキを習った時の先生が、大阪にある脳外科奥山医院の医師の話をしてくれたことがあります。前世療法についてです。催眠によって過去世を思い出すことがあり、その出来事とこの人生での出来事には深い関係があることを知りました。日本においてだけでなく、ほかの国でも、違った文化でも同じ方法で、過去世にアクセスして、現在の悩みの理由を知ることができているのだな、と改めて知りました。

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『「前世」からのメッセージ』


 この本は、精神科医である博士の患者の女性が、博士の催眠療法を受けているうちに過去世を思い出したことから 博士が過去世の存在を知ることや、そこから霊的な気づきをを得てそれを人生に受け入れていく様子が書かれています。そして「人は誰でも愛の存在であり、全てと繋がっていること、私たちは輪廻転生を繰り返し、その中で愛を学び、光へと帰っていく」と結論付けています。

 催眠療法では、過去世から、今の人生での問題に繋がる出来事を見つけ出し、自分は現世では何を学ぶ為に今のこの問題に直面しているのか、を知ることができます。また過去世に現れてくる「光の存在」あるいは「マスター」からメッセージをもらう事があります。その存在は催眠療法を受けている患者がどんな主義・主張を持っているか、どんな文化、宗教を持っているかに関わらず、いつも同じです。愛情に溢れ、いつも見守っていることや、たくさんの存在が応援していること、一人ひとりがいつも愛情を持って人に接する事の大事さを語ってくれます。

 冷静な立場で患者に接し、科学的に分析する立場の医師だからこそ、こうした霊的な世界や自らの体験を発表することに躊躇し、非難・中傷されたそうです。

 
 心に響くたくさんの言葉があります。私たちの日常ですぐにでも実行できることとは・・・「肯定的なメッセージを言葉で伝えなさい。もっと手を握り合いなさい。心からほめなさい。私達は誰でも、愛を与えると共に、愛を受け取る必要があるのです。批判も批評もせず、相手を傷つけようとせず、話し合うように努力しなさい。あなたの愛と思いやりを伝えなさい。相手を傷つけるためや、相手に勝つために話をするのはやめなさい。」


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肉眼の目には見えないからこそ、心の目で見つけることが大切なのだろうと思います。




『あたたかい愛に満たされて生きる本』(越智 啓子著)

2021年03月16日 | 私の本棚
越智先生の本は、とても分かり易く、かつ納得の内容がたくさん詰まっています。違和感なく受け入れられると思いました。

越智先生のどの本だったか・・・先生のクリニックを訪れた方の悩みの内容が私自身の悩みとほぼ同じだったことがあります。今の人生と大きなかかわりのある過去世での望みがこの人生で叶っているという先生の診断でした。

「ってことは、私の『この人生の、これはどういう理由で?』という悩みも過去世からの願いが叶ったものなのかも?」と不思議に思ったことがありました。

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『あたたかい愛に満たされて生きる本』


 越智先生の本はすでに何冊か読んでいるので、越智先生独特のパワー溢れる表現や文章も楽しみながら読むことができました。一般的に想像できる「精神科医」のイメージとは違うと思うので、ビックリすると思います。


 タイトルの通り、「愛」についていろいろな角度から書いています。


 印象的な言葉を書き出すと・・・。「愛に満たされている人は、愛のエネルギーにとても敏感です。どんな小さな愛にも気づいて、幸せを感じます。」→自分にたくさん与えられた愛情に気づいて感謝していますか?それとも自分は愛情を欲しいのに与えられないと不満に思っていますか?


 「実は、愛欠乏症の人は、愛を他人からもらうものと勘違いしています。」→自分にもたくさんの愛情があり、どんどん人に与えることができるのに、それに気づかず、いつも誰かが自分に愛情を与えてくれるのを待っていますか?



 「与える愛」と「奪う愛」について、中国の故事を書いています。


 あるレストランの風景として、わかりやすく表現されています。「地獄と書かれた部屋では、長い箸を持った人々がひしめき合って、目の前のご馳走を食べようとして必死になるのですが、箸が長すぎて食べ物を自分の口に運ぶことができません。すごく怖い形相で、みんな骨と皮だけのようにやせ細っています。


 一方、天国と書かれた部屋では、同じく長い箸を持った人々が、とてもなごやかに、笑い声が響いて、明るい雰囲気でご馳走を食べています。長い箸を上手に使って、相手の口にご馳走を入れてあげているのです。みんな仲良く、たっぷりのご馳走を堪能して、とても幸せそうに、健康そうなピンク色の頬と、がっちりといい体格をしています。」


 とても分かり易いお話ですね。「与えるものが 受け取るものであり、受け取るものは 与えているもの」なのですから。


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『人生のしくみ』(越智 啓子著)

2021年03月15日 | 私の本棚
この本を読んでいた頃は、目に見えないけれど確かに存在していて、私たちの人生を動かしているものに関心が湧いてきた頃です。必死になって読んで理解し、吸収しようとしていました。

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『人生のしくみ』

最初に心に強く残った文章です。

P1  はじめに
 「いま体験している人生こそが、過去世の自分の夢がかなった状態なのかもしれない」
 「いまやっていることが、すべて自分の夢実現へ着々と進んでいる状態なのかもしれない」


P95  第三話 中毒から抜け出せない人へ
イメージとしては「相手の心の隣に座る」という感じですね。


P192  インナーチャイルドを癒す
「許す愛」の中には、自分を許すことも含まれています。自分を許せないと、自分がバッシングされる状況を引き寄せます。
家庭、学校や職場でいじめられる場合、いじめっ子だけが原因なのではなく、いじめられる側の心にある自分を責める思いが磁石となって、いじめを招き寄せるのです。

P228  夢は必ず実現する
夢の実現には、この強い感情「輝かしい衝動」がとても重要になります。

P229 
「偉大なる魂さん」が生まれる前にしっかり書いてきた「今生のプログラム」の中で、大きく変化する大切な時期にこそ、この「輝かしい、理由なき衝動」が浮上するからなのです。


 この本が私に与えたくれたものは 計り知れません。この本のお陰で、いま(この本を読んでいるとき)の状況が分かり、今までの人生の意味が分かり、「そういう訳だったのか・・・!!」とつくづく感動しました。今までは 自分の目線はこの自分の気持ちだけだったのが、この本を読んでみて、自分から離れて 少し上から今までの人生を俯瞰で見たと思いました。


 全ての出来事には その意味があり、そのことが後に起こってくる出来事につながっています。 また人生に起こるどの出来事も誰のせいにも出来ないこと、全て自分で選んできたこと(たとえ、自分の顕在意識で自覚していなくても)、そしてそれは 全て自分が生まれる前にプランしてきたこと、自分がよりよく成長するために、自分で決めてきたこと・・・・と書いてありました。


 「よくよく自分の人生が分かった~」と感激したものです。私の人生に登場した人の役目、その意味。たとえ嫌な(と思える)経験であってもそのことから自分が学んだことが必ずあったのです。また自分の学びのために その嫌な役を演じる人が 生まれる前に自分と約束をしてその役目を果たしてくれたのです。


 このことを「生まれ変わり」・・・ということから説明してますが、その証拠が今の時代には確認できる、そう書いています。素晴しいことです。過去世療法で見えた場所に行ってその時代の証拠を確認できるのですから。


 また 前回の人生で自分の夢がかなわなければ、次に生まれ変わった人生で その続きを生きることもあるとも書いてあります。だからこの人生は前世でかなわなかった夢の続きを実現している途中かも知れないのです。


 この本に書いてあることを受け入れたので・・・今までの人生の意味が変わりました。意味の捉え方を変えているのは”今”ですが、自分がどう生きてきたのか、どんな出来事があったのか 誰がどんな役割を果たして自分を成長させてくれたのか・・・新しい観点から見ると 全てが変わりました。今の自分の気持ちが変わり 過去が変わって、・・・・そうすれば、この先の人生でも、物事の捉えかたが変わります。


 ウスイレイキのレベル3を受ける前に読んだ本でした。セミナーでこの本のことを話したら、レイキの先生が「レベル3は”統合”と言う意味があります」と言ってくださったのが印象的でした。確かに、今までの人生を 一旦この時点でまとめて その意味を確認したのです。これから先、より良く生きるために。そしてこの時、レイキの先生から紹介されたのが 後にドップリはまってしまうことになる飯田史彦先生の本『生きがい~』シリーズだったのです。


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今読んでみると懐かしい思いが沸き上がってきます。その時の自分の高揚した気分が伝わってきます。

10年以上前に書いた感想文です。