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筋肉DE MyDearMarieの日記

リフレイン ~中学生時代の初めての告白(中編)~

2011-04-08 | リアール


やぁ、金沢文子へのレスポンスが半端なくて普通にviviってるMDMだよ


グーテンターク


仕事の合間合間にちょこっとずつ書き足しているんだけど

思い出すたびに・・・



恥ずかしくって死にたくなってるよwwww

まぁw古い話だからいいんだけどね!


あとなんか全部書いてたらすっごい長くなりそうだからかなり要約していきますh

それでも3編にまたがりそうだけど・・・


じゃぁ早速いこうか



xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx



男子トイレをあけると肩をはずませて呼吸を整えている松岡がいた。


「おい松岡w井沼さんむちゃくちゃキレとるから何かしらんけど返せってw」


と声をかけながら松岡の手を見ると、握り締めていたのは・・・


・・・手帳?らしきものだった。

「つかなんでそんなの取って逃げてんだよw」


と聞くと松岡が答えた



「さっきさw教室で井沼が手帳広げてたときさw

 一瞬男の写真がはさんであるのみえたんだよwww

 ぜってー好きな奴の写真だよwwwみたくね?w誰か知りたくね?w」






ほ・・・ほう










それはそれは魅力的な話ですな






・・・正直超みたかった









泣きかけていた井沼さんの表情を思い出すとその好奇心は留まった。



「いや、あの目立ちたくない子が人目もはばからず怒鳴り散らすとかよっぽどだろ。さすがにやめよーぜ」





おもしろくなさそうに松岡は
「いいじゃんwみようぜw」と反論したけど



「だーかーらー。やーめとけっての!」


とテンポよく松岡の手から手帳を奪った。


「女子の味方かよwだっせーwもしかして井沼のこと好きなんじゃねーの」


とか松岡が言ってきたので、

井沼さんのマネして大人っぽくあしらってやった


「わりーね。でも井沼にかまって欲しくて挙句泣かせるとか、おまえ程好きじゃないと思うわw」


と男子トイレを去った。




扉をあけたところに井沼さんがいたのでそのまま手帳を渡した


「・・・ありがと」と小さい声で呟いて早足で教室に戻って行った。




それから男友達同士の気まずさを解消するように松岡も含め何人かで美術室で他愛もない雑談して




1時間くらいしてからひとり教室にもどった。











夕陽が差す教室に












自分の机で頬杖をついて外を眺めている井沼さんがいた。






















フラグが立っていた・・・ 

イイイイイイイベント発生やwwwwww
やばい・・・このシチュエーションはwww

















「落ち着いた?」

俺は当たり障りない言葉を選んだ



「・・・うん。ありがとねイトー君。助かったよ」


一応松岡がなんであんなことしたかも話しておいた



「・・・っほんと、アイツはいつまでたってもガキなのよ」


地域が一緒らしく小学校からの同級生だそうだ。



なんかそのあと1時間くらい一緒に喋った


お互いの友達の話とかTVの話とか



壁立てられて話なんかつづかないと思っていたので普通にビックリもしたし


この子がこんなにも男子と話すところなんてみたことがなかったので





自分だけが特別のようでドキドキした





そして調子に乗って写真のことを聞いてしまった



「まぁ松岡じゃないけど、若干写真とか気になるよね」




少し困った顔をして考え





しばらくしてから井沼さんは口を開いた








「・・・誰にも言わない?」






う・・・うん、言わない











「写真ね・・・パパのなの」




ここからの話はちょっと要約する。


両親は離婚はしていないけど父と別居している。
1年に数回も会えない。
そんな家庭の事情も信じられる人以外に知られたくない。
ファザコンみたいに思われるのが嫌。
父のことは好きだけど、母にいろいろ聞かされ「男」という存在が怖い



など


温かい家庭でぬくぬく育った当時の俺にはちょっと重い話だった。


だからその時は月並みのなぐさめの言葉しかかけることができず
話が途切れお互い帰路についた



だがそんな井沼さんのトラウマ?を救いたいと思った


そこで事情を知る井沼さんと仲のいい竹中さんと話して



俺たちのグループは頻繁によく遊ぶようにした。



そうしているうちに


アイスブレイクというか井沼さんはどんどん変わっていった。



秋を迎える頃には

俺の友人達とも笑って話すことが増え、


クラスメイトからも


「最近井沼さん明るくなったよね」


との声をよく聞くようになった






そんな日々が積み重なるうちに




俺は日毎花開いてゆくように・・・






よく笑うようになった彼女にどんどん惹かれていった







ただ、思いを伝えようなんてことはなく





「今はこの穏やかで幸せな毎日が続けばいい」





と思っていた







なのに・・・







あの日俺はやらかした







つづく・・・

(ひっぱりすぎだということは自分でもわかってるh
 しかし驚愕のラストまでおつきあいを何卒・・・orz)