2011年9月26日(月)23時55分
日本を代表するテノール歌手で、藤原歌劇団総監督や昭和音楽大学長を務めた五十嵐喜芳さんが23日午前11時9分、急性心筋梗塞のため東京都大田区の自宅で死去した。83歳。神戸市出身。告別式は近親者のみで行い、後日、お別れの会を開く予定。喪主は妻直代さん。
死去した五十嵐喜芳さん(テノール歌手)
東京芸術大声楽科卒業。1966年に「カルメン」のドン・ホセ役で藤原歌劇団の舞台にデビューし、甘美な声で人気を集めた。85から99年まで同歌劇団総監督を務めたほか、新国立劇場オペラ芸術監督や昭和音楽大学長を歴任。公演に字幕スーパーを導入し、開演前に解説を行うなど、オペラの普及に尽力した。
(共同)
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本県に置きましては、静岡国際オペラコンクール(アクトシティ浜松開催)の審査員として、これまで若手オペラ歌手の発掘にご尽力されました。
今回も審査員としてご来静することが決まっておりましたが・・・残念です。
日本のオペラ界の発展に多大なご指導をしてくださった氏に対し、ご冥福をお祈りいたします。
(指揮者より)