控訴するだろうとは思ったが、高橋美作と荒井強両被告が実際に控訴した。
勝ち組の親は被告に実刑判決が出ることを希望しているが、実刑判決が出ることは事実上の代表者罰が適用されるのと一緒だ。
組織が失敗を繰り返す理由は上層部が痛くもかゆくもないからだ。
なので、本気で軽井沢事故の再発防止を願うなら勝ち組大学生の親が勤務する大企業だろうが中小企業だろうが公平に適用される組織罰、代表者罰を導入する他ない。
ところが、自らが勤務する大企業にも適用される組織罰、代表者罰を導入するとなると、勝ち組大学生の親は猛反対するだろう。
何かあった場合に自らも出血を強いられるからだ。
大企業にも中小企業にも公平に適用される組織罰、代表者罰の導入は既得権益を放棄するのと一緒だ。要するに、再発防止は無理だ。
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