1年に1回くらいは健康診断を受診しようと思って、病院に行ってきました。
お決まりのコースがあって(よくある定番タイプ)さぁ次は血液だということで並んでいました。
別に、私は血を取るくらいどうってことないのです。
とても怖がる人がいますよね、私は全然平気なのですが…。
左右どちらでも構わないので、両腕、袖をまくって突き出しました。
看護師さんに選んでもらおうと思って。
実は左腕の方が血管が浮き出ていて針が刺し安そうなのですが、いつも右腕が選ばれるのです。
やっぱり今日も右が選ばれました。
ちょうどその時は、後ろで待っている人がいなかったので、看護師さんに「何で右なのですか?」と聞いてみました。
すると「右の血管の方がまっすぐ真ん中にあるからよ」と言われました。
確かに腕の中央にまっすぐ走っています。
でも、血管はそれほど浮き出ていないように思うし、ちょうど曲げるところだから、針を刺しにくいように思ったのですが、そうではないようです。
看護師さん的には、これでも十分浮き出てるし、とにかくポジションがいいらしい。
「これほどまっすぐ中央に血管があるなんて、すばらしいよ!」と褒められました。
「まだ若い(?)からいいけど、年いったらもっと血管が痩せて取りにくくなるから、誰しも採血ではイヤな思いするんだけど、あなたは大丈夫よ!」とさらにべた褒め。
看護師だから口には出来ないけど、取りにくいなあと困る人もたくさんいるとのこと。
思わぬことで絶賛されて、気分の良い健康診断でした(笑)
私が小学校高学年のときの話です。
何十年も昔の話なので親の監視もゆるい時代でして私は友達と隣の市にある大きなプールに2人で電車に乗り遊びに行くことにしました。
親にどこにでかけるかも言ってなかったような気がしますが友達は言っていたようです。
その日、天気がいまいちでしたが晴れるかもと思いでかけました。
実際プールについてみると、その日は開かないということが張り紙でありました。
しょうがないので駅まで戻りましたが、つまらないので駅のそばのデパートで遊ぶことにしました。
そこにはゲームセンターがあって10円などでも遊べるゲームがたくさんあったため夢中になって遊びました。
ふと気付くと電車代が足らなくなっていました。
友達は「ここまで車で30分くらいだから歩きなら1時間くらいじゃない?道わかるから歩いて帰ろうよ!」と言われました。
今思うとなんとばかな小学生なのでしょう。1時間なわけがないです。
歩いて帰れるということでお金を全部使い切ってしまいました。
あの時せめて電話代の10円でも取っておいたら・・・と悔やんでも悔やみきれません。
私たちは午後2時くらいにデパートを出て歩き出しました。
歩き出して20分くらいのときに友達が「あ、この辺に親戚がいるんだ。お母さんときたことある」と言うので私がそこの家によって電話を借りようと言いましたが、友達は恥ずかしいと言うのであきらめました。
じゃあ言うなよと内心思いましたがね。
結局大通りじゃないと道がわからないので国道を延々歩きました。
あとで知りましたがその日台風が来ていて空が暗くなるとともに大風としぶきでびしょびしょになったのでプールのタオルをかぶってひたすら歩きました。
まっくらになってもまったくつく気配がなく泣きそうでしたが、とりあえずは道は間違ってなさそうだったので無言で歩きました。
そうしてしばらく歩いたら見覚えのある道が見えました。
あと少し!と思ったのですが、国道から入ったので道を間違えて外灯もない真っ暗な道になってしまいもう限界が来て近くの家に飛び込みました。
私たちは時計を持っていなかったので何時だったのかまったくわからなかったのですが、そのとき夜の11時でした。
夜の11時に小学生女子2人が電話貸してくださいとピンポンしてきたときの不気味さったらないでしょうね。
そのまま家に電話をして迎えにきてもらい生きて帰れました。
怒られるどころかもう少しで警察に捜索願を出されるところでした。